魚とルアーのアップ写真

夏のバス釣り攻略法!どんなルアーでどんな釣り方をすればいいの?

FISHING JAPAN 編集部

夏のバス釣りは、暑さ対策が最重要となります。

熱中症にかかってしまうような無理は、絶対にしてはいけません。

その上で、活性の高いビッグバスを追いかけてみましょう。

ここでは、夏のバス釣りの効果的なアプローチ方法や、おすすめのルアー+タックルについて、分かりやすくご紹介します。

夏のバス釣りは何から始めればいいの?

夏のバス釣りでは、まず最初に水に注目しましょう。

水温は、毎日の日照でかなり高くなっています。

高水温になると、水中の酸素が希薄になりがちなので、新しい水が注ぎ込まれている場所に、多くの生き物が集まりがちになります。

小魚やエビ・カニなどの甲殻類も例外ではなく、新しい水が存在する流れ込み付近に足を運んでみてください。

いきなり近寄るのではなく、木陰などからそっと覗いてみると・・・確かにさまざまな小動物がたくさん集まっているのが分かります。

その中に、バスの体色・柄に似た、体長3cmほどの小魚が混じっています。

まさにそれは、今年孵化したバスの稚魚でした。

群れを成して、流れ込み近くの日陰に入っていったとき!

いきなり水面が激しく割れて、ガボッ!という捕食音が響き渡りました。

なんと、バスの成魚が、バスの稚魚を食べたのです。

実はバスという魚は、水域に同種族が増え過ぎると食べるものが無くなってしまうと考えるのか、積極的に共食いをおこないます。

特に水温の上がる夏場には、共食い行動が顕著に表れるのです。

バス釣り用のルアーの中に、バスそっくりに塗装されたものがあるのをご存知でしょうか。

まさにそれは、共食いの習性を逆手に取った、よく釣れるカラーだったわけです。

なので夏のバス釣りには、バスそっくりのカラーをベースにした、カラーローテーションによるアプローチが、とても効果的になります。

実際に夏のバス釣りを池でおこなってみた!

夏のバス釣りを、池で実践してみましょう。

やはり流れ込みを見つけてから、その周辺に必ず存在する日陰を探し出します。

バスは、体側面から眼球が飛び出しているので、とても光を取り込みやすく、眩しさが苦手です。

ですから日陰のほうが長居しやすく、捕食対象を待ち伏せするのに好都合な場所となります。

アングラーの立ち位置は、流れ込みも日陰も視野に収まるところがいいでしょう。

バスの稚魚の群れが、流れ込みから日陰に向けて移動します。

水面がチリチリと細かく割れるので、稚魚の位置は確認しやすいでしょう。

その群れが、日陰に差し掛かっても、ルアーをキャストしないでください。

ビッグバスが潜んでいれば、すぐに襲いにかかるはずだからです。

もし何も発生しないときは、キャストして稚魚の群れをルアーで襲ってみましょう。

着水してすぐにアクションさせると、稚魚の群れは遠巻きに避けるだけです。

そのまま静止させておけば、ルアーに接近してきて周辺にとどまります。

まさにそのタイミングで、ルアーをダイブさせてください。

驚いた稚魚の群れは、水面から飛び出したり、互いにぶつかり合ったりします。

いわゆるパニック状態に陥り、ランダムに小さな水柱がいくつも起こるのです。

それを見ていたビッグバスは、捕食スイッチがオンになったのか、猛然のその場に参戦してきます。

そして噛み付く対象は稚魚の群れではなく、群れを襲っていたルアーそのものになります。

おそらく、自分のエサを横取りされたことへの怒りなのか、排除行動とも取れる激しいバイトが発生することが多いです。

写真は、ルアーを丸飲みしたビッグバスです。

フックはどこにも刺さっておらず、ルアーが丸飲みされて、それが口の中に引っ掛かって釣り上がってきました。

これほどの激しさを持ってバイトしてくるので、夏のバス釣りはかなりエキサイティングなものになるといえるでしょう。

夏のバス釣りにおすすめのルアーをピックアップ!

夏のバス釣りに適している、おすすめのルアーを取り上げてみましょう。

まずは、フローティングタイプのペンシルベイトから。

稚魚の群れを襲う魚を演じるのに、これほどマッチしたルアーはないでしょう。

飛距離は伸ばせますし、着水音は静かですから、潜んでいるビッグバスの警戒心を逆撫でしなくて済みます。

もうひとつ挙げるとすれば、ブルーギルに似たスイムベイトでしょうか。

ブルーギルは常に稚魚を襲っていますから、共食いモードのビッグバスにとっては、エサ泥棒なのかもしれません。

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夏のバス釣りに使ってみたいおすすめのタックルを選んでみた!

夏のバス釣りに使ってみたくなる、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ペンシルベイトもスイムベイトも、Mパワー以上のブランクスを持ったベイトロッドなら、上手く操れるでしょう。

リールは、14lb以上のモノフィラメントラインを豊富に巻けるベイトリールがあればOKです。

シマノ(SHIMANO) バス ベイトロッド 22 エクスプライド 166M-2 2ピース 2023追加モデル

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シマノからリリースされているバス釣り用ベイトロッド・エクスプライドシリーズの中から、Mパワーブランクスの2ピースモデルを選んでみました。

全長は1.98mと、取り回ししやすい長さに設計されています。

継数は2本で、仕舞寸法は102cmになっています。

ウエイトは97gと軽めで、ブランクスの先径は1.8mmです。

適合するルアーウェイトは、7gから21gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまで、PEラインなら最大3号までです。

グリップの長さは235mmで、ブランクスのカーボン素材含有率は、98.4%に設計されています。

バス釣りをおこなうのに、オールラウンドに使える長さと硬さが魅力のベイトロッドで、携行性の高さも兼ね備えています。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 19 SLX MGL 70 右 バス釣り ラバージグ 点撃ち マキモノ

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シマノから発売中のロープロファイルデザイン系ベイトリール・SLX MGLシリーズの中から、ノーマルギアモデルを選んでみました。

ギア比は6.3対1ですから、ハンドル1巻きにつき63cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

最大ドラグ力は5.5kgで、ウエイトは190gと軽め。

スプール寸法は、直径が32mmで、幅が23mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら14lbを90mまで巻けます。

ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは4個採用しています。

実際に釣り場で使ってみると、とても飛距離が伸び、ハンドルの巻き心地は滑らかです。

ベーシックな作りで、必要不可欠なスペックがきっちり揃っているのは、シマノならでは。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっているのも、大きなメリットといえそうです。

夏のバス釣りをマスターしてビッグサイズを釣り上げよう!

夏のバス釣りのアプローチ方法や、おすすめのルアー&タックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

雨が降っても水中の酸素は増えますし、朝マズメ・夕マズメのほうが、バスの活性が高かったりしますから、臨機応変に対処しながら釣りをおこなってみましょう。

リップ付きのクランクベイトで広範囲を探れば、活性の高い小型のバスは釣れやすいです。

でも大型のランカーバスをターゲットにするなら、釣り場の状況や共食いの習性を絡めたほうが、好釣果につながると考えてください。

細身のペンシルベイトと、フラットサイドのスイムベイトを比べると、場に与えるプレッシャーはペンシルベイトのほうが小さいです。

なので最初にペンシルベイトからキャストして、バイトが無ければスイムベイトにローテーションしましょう。

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