バス釣りをトップウォーターで楽しみたい!おすすめの時期やタックルを徹底特集
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FISHING JAPAN 編集部スミス50周年記念でリリースされたトップウォータールアー・プランクキングバサースプークを活用して、実際にバスを釣り上げてみましょう。
バサースプークは、アメリカのルアーメーカー・ヘドンによって過去に作られていたルアーですが、プラスチック素材が現在のものとはまるで異なっていて、原型をとどめていないものがほとんど。
何とか使ってみたい!と熱望していたバスアングラーは多かったでしょう。
暖かい季節になってきたので、現行バサースプークの実力をチェックしてみます。
目次
バサースプークとは、スミスからリリースされている、バス釣り用トップウォータールアーのことです。
全長は89mmで、ウエイトは約17g。
カテゴリーはダーターとなっていますが、日頃ワームをキャストしている人には、耳慣れないワードでしょう。
ダーターは、下アゴの突き出たデザインのトップウォータールアーで、ラッキー13やバスオレノなど、往年の名作トップウォータールアーによく見られるカタチです。
リップレスなルアーというか、リップをボディに含んだデザインにしています。
突き出した下アゴで正面からの水流を受け、一定の水深まで潜ろうとします。
その際、水流がボディの左右に不均等に抜けようとしますから、それに影響を受けたボディが左右にダートアクションします。
それでダーターとカテゴライズされるようになったのでしょう。
新しくリリースされたこのバサースプークに、ラインを結んで引っ張ってみると、確かにダートします。
ただし、リップ付きルアーのように、メリハリのあるウォブリングアクションにはならず、ヌルヌルとした絶妙な生命感が伴なう印象です。
リトリーブを続けて誘うよりも、この生命感をキャストしたピンスポットで発生し続けるほうが、誘いの要素は強くなるでしょう。
それでは早速、バサースプークを使ってバスを釣ってみましょう。
向かったのは、山間部に設置されているリザーバーで、水深は深いところで15m程度。
カヤックを浮かべて、岩場が並ぶ垂直岩盤エリアへ向かいます。
垂直岩盤なので、岸際からいきなり深くなりますから、カヤックを沖に浮かべるのではなく、岸際の岸壁にピッタリと付けてしまいます。
キャストは垂直岩盤に当てるように、着水したら岩盤に沿って擦りながらアクションさせてください。
バサースプークの突き出た下アゴには、金属製のガードパーツが付いています。
積極的にカバーや地形変化に当ててかまわない仕様なので、目に見える垂直岩盤に当てていきます。
接触のたびに跳ね返されるバサースプーク。
そのイレギュラーなアクションや干渉の際の音、そしてほぼ元の位置へ戻されるようなキックバックを丁寧に繰り返していると・・・知らぬ間に真下にバスが寄っていることが。
そのまま擦り付けアプローチを続けてもいいですし、しばらく浮かせて静止してもかまいません。
やってはいけないのが、強く激しくアクションさせること。
誘いをかけているつもりでも、バスはその不自然な動きに警戒感を膨らませて、離れてしまう可能性が高まるでしょう。
バサースプークを垂直岩盤以外で用いるなら、沖合いのブレイクラインの真上がおすすめです。
事前にブレイクラインの位置を、ディープクランクベイトなどで探って調べておきましょう。
ブレイクラインに沈木などのカバーが絡まっていると、より一層バスが潜んでいる確率がアップします。
キャストしたバサースプークを、ラインをやや引っ張ることで水没させてから、何度も水面まで浮上させてください。
この下から上へ浮き上がる動作が、バスにはたまらなく魅力的に見えるのでしょうか。
ひんぱんに近寄ってきて触ろうとするので、上手くフッキングに持ち込んでください。
バサースプークをキャストして操るのに向いている、おすすめのロッドを取り上げてみましょう。
太いモノフィラメントラインを使うので、ガイド径やや大き目のベイトロッドがマッチします。
あまり硬くないほうが、バサースプークの移動を抑えられるでしょう。
ワールドシャウラシリーズには、1600SSや1581Fといったシマノの名竿が揃っていますから、自分の好みの長さ・調子のものを選んでください。
こちらは全長1.78mで継数は3本、仕舞寸法は130.0cmです。
先径は1.7mmで、適合するルアーウェイトは5gから20gまで。
適合するモノフィラメントラインは、8lbから16lbまでを目安に使えます。
実売価格は6万円前後と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
バサースプークの特徴や使い方、おすすめのロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
着水後はできるだけ動かさないことを念頭に、じっくりと待ちの釣り方を楽しみましょう。
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