22ステラに搭載される3つのインフィニティとは?2022年リリースのシマノ最高峰スピニングリール
多くのアングラーが待ち焦がれていた新しいシマノ・ステラ、2022年に登場することになりました。 22ステラには、3つのインフィニティが搭載されるとのこと。 いったいどんなスペックな…
FISHING JAPAN 編集部
岩礁帯エリアをショアから叩いたり、ボートデッキからのキャスティングでトレースする、ロックフィッシュゲーム。
2022年シマノからリリースされる新ロッド・ハードロッカーSSなら、効率よくロックフィッシュたちからのアタリを、フッキングに持ち込めるでしょう。
その詳細スペックについて、ご紹介します。
目次
ハードロッカーSSとは、2022年にシマノから新発売となる、ロックフィッシュゲーム専用のロッド群のことです。
設定機種は、全部で10種類ラインナップされています。
ベイトロッドが5機種、スピニングロッドが同じく5機種です。
ブランクスに使われている素材は、シマノオリジナルのスパイラルX。
これは、ロッドの縦方向の繊維をイメージして、その内層と外層にカーボンテープをそれぞれ逆方向斜めに密巻きしています。
合計で三層の構造になるので、内外の斜めの繊維が、高いネジリ剛性とつぶれ剛性を実現することになります。
実際に釣り場でキャストを繰り返したり、魚とのファイトをおこなうとき、瞬間的なパワーの伝達がスムーズになり、しっかりと魚を水面まで浮かせることにつながります。
そのブランクスを外側からX状にカーボンテープで縛っているのが、ハイパワーXです。
さまざまなキャスティングゲーム用ロッドに搭載されている技術で、ブランクスのネジレを抑える働きがあります。
またハードロッカーSSのB68MH-S/BOAT・B78MH-S/BOAT・S73L/M-Sのロッドティップ部分には、タフテック∞=インフィニティが装着されています。
シマノの既存ソリッドティップよりも、巻き込み強度で3倍、巻き込み量5倍を実現しています。
強いと評価の高いタフテックαを超えた高強度ソリッドティップが、大型のロックフィッシュを根から引き離してくれるでしょう。
ガイドセッティングの特徴として、B68MH-S/BOAT・B78MH-S/BOATには螺旋状にガイドを並べる、スパイラルガイドを採用しています。
B90XH+-3とS910H-3は、ブランクスの長さを考慮して、3ピース仕様に作られています。
ハードロッカーSSのグリップ周りにも注目してみましょう。
パーフェクションシートXTが、標準で装備されています。
握りやすさとパワーの伝達力を追求し、徹底的な軽量化をカーボン強化素材・CI4+を使うことで実現しています。
繊細なロッドワークを繰り出すのにも適しているので、軽めのルアーやリグで誘いをかけたり、食わせに持ち込んだりできるでしょう。
ハードロッカーSSのラインナップから、おすすめの機種をピックアップしてみましょう。
●B68MH-S/BOAT
ボートデッキからアプローチするためのベイトロッドです。
長さが6.8ftなので、長過ぎずに取り回ししやすくなっています。
ソリッドティップを搭載していますから、バーチカルなアプローチにシフトしやすいのが特徴です。
ショートバイトが頻発するようなシチュエーションで、フッキングに持ち込みやすく、根から引き離すためのバットパワーも持ち合わせています。
●S83MH
ショアからのロングキャストを実践し、広範囲のロックフィッシュにアピールできるスピニングロッドです。
特にスイミングさせるリグを操りやすく、柔らかめのロッドティップに仕上がっています。
中型までのロックフィッシュをフッキングしたら、余裕のあるバットパワーで浮かせて、一気に手元まで引き寄せる釣り方を実践してみましょう。
ハードロッカーSSに装着してフィールドで使ってみたくなる、おすすめのリールを取り上げてみましょう。
まずは、ベイトリールから。
キャストの際の飛距離も、ルアーのバーチカルな上げ下げにも対応可能なものといえば、こちらはいかがでしょうか。
シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸リール バス スコーピオンMD 2021年モデル 301LHXG バス釣り
エクストラハイギアを搭載した頑丈なベイトリールで、アコウなどの大型ロックフィッシュが掛かっても、強引なやり取りを楽しめるでしょう。
ギア比は7.9対1に設定されているので、ハンドル1回転に対して107cmものラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は8.0kgもありますから、ドラグを締めて一気にロックフィッシュを浮かせることも可能です。
自重は315gと重めで、スプール寸法は直径が43mmで幅が22mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら25lbを135m巻けます。
PEラインなら、6号を120m巻けます。
ハンドルの長さは51mmで、ボールベアリングは7個搭載しています。
実際に釣り場で使ってみると、ハンドルを回すのにチカラを込める必要はあるものの、一度回り始めればスムーズに巻き取れる印象です。
リップ付きのルアーなら、引き抵抗はかなり増しますが、慣れれば通常通り扱えるでしょう。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
一気に巻き上げるチカラは群を抜いているので、手返しよくさまざまなポイントをチェックしたいときに重宝するはずです。
岩礁帯の起伏が激しいポイントでは、太目のモノフィラメントラインを用いると、ラインブレイクを避けられるでしょう。
ラインを擦るほどタイトにルアーやリグを通すことで、そこに潜んでいるロックフィッシュをバイトさせることができるのです。
上手くフッキングすることができたら、エクストラハイギアを活用して引き離してください。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ストラディック 4000MHG サーフ シーバス サクラマス ライトジギング ロックフィッシュ
スピニングリールなら、4000番前後のサイズがあれば、飛距離を伸ばしやすいですし、太目のPEラインを豊富に巻けるでしょう。
ギア比は5.8対1になっていて、ハンドル1巻きにつき95cmのラインを巻き取ることができるように作られています。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、6.0/11.0kgと高め。
自重は280gとやや軽めで、スプール寸法は直径が52mmでストロークが19mmです。
ラインキャパは、PEラインなら1.5号を200m巻けます。
ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは6個搭載されています。
実際にフィールドで使ってみると、剛性・耐久性は申し分なく、強めの負荷が掛かってもしっかり支えてくれる印象です。
PEラインとの相性は良好で、1号から2号前後の太さをキャストし操るのに適しています。
糸ヨレトラブルは上手く抑えられていて、飛距離もイメージ通りに伸びてくれるでしょう。
実売価格は1万円台と、とても低価格に収まっています。
ロックフィッシュゲームで使った後は、スプールやローター回りなどを入念に洗浄してください。
塩気をきっちり取り除くことで、次回の釣行でも問題なく働いてくれるでしょう。
ハードロッカーSSの気になる発売日は、2022年の3月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、27,000円から30,000円です。
比較的安い価格帯に設定されていますから、これからロックフィッシュゲームを始めたいと考えている人にとって、購入を検討しやすいでしょう。
岩礁帯エリアはとても滑りやすいので、スパイクソールの釣り専用シューズやブーツを用意して、現場へ向かうようにしたいものです。
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