アジング用エステルライン特集!釣り場で人気のおすすめアイテム10選
アジング人気で注目を集めているのが、実際に用いるラインです。 ナイロンやフロロカーボン・PEラインといった既存ラインの中に割って入ったのが、水に沈み馴染みやすい特徴のエステルライ…
FISHING JAPAN 編集部カサゴやソイ・アコウ・アイナメなど、岩礁帯や波消しブロックに潜んでいるロックフィッシュをターゲットにしている人は多いでしょう。
かなり激しい地形変化へアプローチすることになりますから、ルアーに結ぶラインの役割は重要です。
ここでは、ロックフィッシュゲームで用いるラインについて、素材別に深掘りチェックしてみましょう。
目次
ロックフィッシュゲームをおこなう釣り場を、頭の中でイメージしてください。
磯に波がぶつかって、複雑なカタチをした岩礁帯になっているところなら、岩と岩の隙間にロックフィッシュが潜んでいるかもしれません。
波が激しく当たるということなら、防波堤の波消しブラックが並んでいるところも、ロックフィッシュの隠れ家として適しているでしょう。
ルアーやワームリグに食い付いた瞬間、穴の中に引きずりこもうとしますから、逃げ込まれたら引っ張りだすしかないです。
その際、ラインは岩礁やコンクリートと強く擦れることに。
摩擦に弱いラインなら、あっという間にぷっつり切れてしまうに違いありません。
ということは、ロックフィッシュゲームではこのハードルをクリアしているラインが、適合したラインとしておすすめできるものになります。
それでは、フロロカーボンラインからチェックしてみましょう。
フロロカーボンラインの特徴として真っ先に挙げられるのは、比重が高いということ。
つまり、水面に浮かべると自分の重みで沈んていくラインなのです。
中層も通り過ぎて、最終的にはボトムに沿うレベルにまで落とし込むことができます。
これはロックフィッシュを釣る上で、とてつもなく大きなメリットになるでしょう。
何故なら、地形変化から離れないポジションが取れるからです。
ロックフィッシュは、岩と岩の隙間にテリトリーを設けていることが多く、捕食の際に飛び出してくるものの、口にくわえてまた岩の間へ戻る習性があります。
ラインが岩から離れてしまっていたなら、ルアーも一緒に離れることに。
そうなると、ロックフィッシュに見つけてもらう機会は減り、バイト数も伸びないことに陥ってしまいます。
比重の高いフロロカーボンラインなら、地形変化を舐めるようにルアーを引き連れることが可能なので、バイトの可能性は自然と高まることになります。
しかも根ズレ・摩擦には強い特性を持っているので、少々岩に擦ったぐらいでは破断しません。
安心してアプローチできるのが、フロロカーボンラインのメリットではないでしょうか。
以前のフロロカーボンには、結節箇所すなわち結び目が弱いと指摘されるものがありました。
現在の製品ラインナップでは、結び目が弱いと感じるものは、かなり減ってきたように感じます。
ロックフィッシュゲームにナイロンラインを使ってみたら、どうなるでしょうか?
ナイロンラインは、よく伸びて水に浮かび上がろうとする特徴を持っています。
根ズレには強いのですが、細くするとより一層伸びやすくなります。
伸びれば、手元に伝わってくる情報がスポイルされ、感度が高いとはいえない状態に。
もしナイロンラインを用いるのであれば、伸びても気にならない接近戦に採用するのがベターかもしれません。
ロックフィッシュゲームには、穴釣りというアプローチスタイルがあります。
波消しブロックの隙間の中へ、バーチカルに仕掛けやルアーを送り込んで釣り上げる手法です。
これなら飛距離そのものが要りませんし、根ズレに強い特徴も活かせるでしょう。
ロックフィッシュゲームに、PEラインを導入するとどうなるでしょうか?
細くて直線強度の高いラインてすから、飛距離を伸ばすのにバッチリ合います。
でも根ズレ・摩擦に極端に弱く、直接岩やコンクリートに触れてしまう展開は、なんとか避けなければなれません。
そこで考案されたのが、PEラインの先端にフロロカーボンラインをひとヒロほど結ぶという工夫です。
ショックリーダーラインと呼ばれていますが、根ズレ破断防止ラインということです。
このカタチでアフローチすれば、飛距離は稼げますし、伸びのほとんどない特徴から感度は高いですし、根ズレによるあっという間の破断もかわせます。
ただし、ショックリーダーラインとPEラインの結び目がコブのように膨れているので、これが岩に引っ掛かってしまうケースがあります。
キャストのたびに擦れて傷んでいないかチェックする必要があり、お世辞にも手返しがいいとはいえないでしょう。
それではロックフィッシュゲームを充分に堪能するための、最適なタックルをここでお伝えします。
ロッドについて言えば、飛距離が欲しい場合はスピニングロッドが適しています。しかし、根ズレ防止のために太めのフロロカーボンラインを選択したいときは、ベイトロッドが適切です。
そして装着するべきは、16lb程度のフロロカーボンラインを多量に巻くことのできるベイトリールが最良でしょう。
ダイワ(DAIWA) ロックフィッシュロッド HARDROCK X 83MB 釣り竿
ダイワから発売中のロックフィッシュゲーム用ベイトロッド・ハードロックXシリーズです。
全長は2.51mもあるので、ロッドを立てるとラインにテンションを与えることができます。
フッキングがやりやすいですし、ロックフィッシュを岩などから引き離すのも、カンタンにおこなえます。
継数は2本で、仕舞寸法は130cmです。
ウエイトは145gで、先径/元径は1.8/12.4mmとなっています。
適合するルアーウエイトは、5gから35gまで。
これならテキサスリグやフリーリグはもちろん、チャターベイトやクランクベイトなどをキャストするのに適しています。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら10lbから25lbまで。
PEラインなら、0.6号から2.0号まで操れますが、ショックリーダーラインの接続を忘れないようにしてください。
ブランクスのカーボン素材含有率は、92%です。
実際に手に持って継いでみると、とても張りがあってトルクフルなブランクスに仕上がっています。
継目もしっかりしているので、負荷をかけて曲げてみても、美しいベンディングカーブを描いてくれます。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール 19 タトゥーラ TW 100XHL(2019モデル)
ダイワからリリースされている人気ベイトリール・タトゥーラTWシリーズの中から、エクストラハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は8.1対1ですから、ハンドル1巻きにつき86cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
ウエイトは195gで、最大ドラグ力は5.0kgです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを100m巻けます。
ハンドルの長さは90mmで、ボールベアリングは7個搭載しています。
実際にフィールドで使ってみると、バックラッシュトラブルをしっかり抑え込んでくれる印象が強いです。
太さのあるフロロカーボンラインでも、スムーズに送り出せるのが嬉しいです。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ロックフィッシュゲームと相性のいいラインの特徴や、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ラインの素材によって一長一短はありますから、実際に使ってみて自分の釣りスタイルに合うものを見つけ出してください。
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