24ツインパワー新登場!2024年待望の質実剛健スピニングリールを徹底チェック【シマノ】
待望の24ツインパワーが、2024年シマノからリリースされることになりました。 アルミニウムを用いた金属ローターに、HAGANEボディを組み合わせて、質実剛健なスピニングリールに仕上がって…
FISHING JAPAN 編集部チヌ=クロダイを河川の汽水域などで積極的に攻めるには、専用のロッドが必要になります。
2024年ダイワから発売中のチニングゲーム用ロッド・シルバーウルフAIRシリーズに、新しいモデルが追加されることになりました。
どんなスペックに仕上がっているのか、詳しくチェックしてみましょう。
目次
シルバーウルフAIRとは、ダイワから発売中のチニングゲーム用ロッドシリーズのことです。
全てベイトロッドなので、ベイトリールを装着してダイレクトな操作感を味わうことができます。
2024年に追加リリースされるモデルは、型式が71MB-S。
合計で4機種揃っているシルバーウルフAIRシリーズの中では、最もショートレングスなブランクスに仕上げられているのが特徴です。
ロッドを短くすると、操作性がアップします。
本来は飛距離を伸ばすために、長くするものなのですが、もしボートに乗って釣り場を移動できるなら、飛距離の足りないところはカバーすることができます。
自分からポイントへ自由に近寄ることができるからです。
そうなると、ショートレングスに仕上げてウエイトも軽くするほうが、繊細なロッドワークを繰り出せるロッドを作りやすいでしょう。
新しい71MB-Sは、とてもシンプルな設計思想に基づいて企画・製作されたベイトロッドといえそうです。
その詳細スペックは、以下の通りです。
全長は2.16mと、他のチニングゲーム用ベイトロッドと比べても短くなっています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は112cm。
ウエイトは96gしかありませんから、繊細なロッドワークを繰り出しながら、フリーリグによるボトムトレースなどを実践しやすいでしょう。
ブランクスの先径/元径は、1.4/10.9mmと細め。
適合するルアーウエイトは、5gから21gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら4lbから14lgまでで、PEラインなら0.4号から1.5号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99%に設計されています。
ここまで短くて軽いと、ほとんどバス釣り用ベイトロッドの領域で、ライトラインと組み合わせれば、ボトムの地形変化を探知しやすいでしょう。
フリーリグを落とし込んで、ブレイクラインや牡蠣殻などに引っ掛けては外すというアプローチも、丁寧におこなえるはずです。
チヌのバイトもとらえやすく、フッキング動作への移行もスムーズに実践できるでしょう。
シルバーウルフAIRのブランクスには、SVFナノプラスを採用しています。
超軽量なブランクスに仕上げることが可能で、ボトムの地形変化や潮・水流の変化がより鮮明に伝わってくるでしょう。
チヌのバイトなら、ハッキリと手元でとらえられるはずです。
またブランクスのネジレ防止のために、X45Xを搭載さしています。
キャスティングシーンはもちろん、フッキングにおいても高いレスポンスを発揮してくれます。
チニングゲームでは、細いPEラインを使うことが多く、負荷をかけ過ぎないしなやかさと、しっかりと掛けにいける理想的なブランクスに作られています。
ロッドティップには、ダイワオリジナルのメガトップか使われていて、カーボンソリッドならではの感度と曲がりを見せてくれます。
その他V-ジョイントやエアセンサーシートが、チニングゲームをしっかりフォローしてくれるでしょう。
シルバーウルフAIRのガイドシステムには、ダイワオリジナルのAGSを採用しています。
カーボン製フレームのAGSを多点配置しているので、ブランクスのパワーロスを防いでいます。
ラインのたるみも抑えられ、ガイドから伝わる振動はしっかり伝わり、感度面・操作面のレスポンスがアップします。
実際に他のロッドに装着されているAGSを使ってみましたが、とても軽くて操りやすい印象を持ちました。
シルバーウルフAIRシリーズに装着したいおすすめのベイトリールから、ご紹介しましょう。
ロープロファイルデザイン系のベイトリールで、ウエイトの軽いタイプにすれば、ロッドのスペックにマッチするはずです。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール 22 シルバーウルフ SV TW 1000XH PEスペシャル(2022モデル)
ダイワからリリースされているロープロファイルデザイン系ベイトリール・シルバーウルフSV TWシリーズのラインナップから、1000XH PEスペシャルを選んでみました。
ギア比は8.5対1なので、ハンドル1回転につき90cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は、5.0kgです。
ウエイトは190gと軽めで、スプール径は34mm。
ラインキャパは、PEラインなら0.6号を180m巻けます。
ボールベアリングは10個搭載されていて、ハンドルの長さは90mmです。
実際に手に取ってみると、とてもパーミングしやすい低姿勢で、ハンドワークしやすい印象を持ちました。
クラッチの切れに剛性感があり、何度も切ってはつなぐのに適しています。
スプール回転の立ち上がりはスムーズですから、軽めのワームリグでも低弾道で飛ばせるでしょう。
TWSによるバックラッシュトラブル防止が効いていて、さまざまなポイントへルアーを届けやすくなっています。
実売価格は3万円台と、購入を検討しやすい価格帯に設定されています。
チニングゲーム用にセッティングされたベイトリールなので、フィールドにおける優位性はかなり高いものといえそうです。
細めのPEラインをしっかり巻いて、ロングキャストから試してみると手に馴染むのではないでしょうか。
PEラインの先端に結ぶショックリーダーラインは、常にチェックして、ザラザラと傷み始めていたらすぐに結び換えてください。
ボトムアップからリリースされている、ホグ系軟質ワームのブルスホッグ最小サイズです。
全長は2.4inchしかないので、チヌにとってはひと口サイズ。
一瞬で口の中に含めますから、ナローゲイブのオフセットフックを装着して、フリーリグで使ってみましょう。
シンカーのウエイトを5g程度にしておくと、ボトムの地形変化に引っ掛かりにくく、変化はとらえやすくなります。
スタックしたかな?と感じても、強く煽って無理やり外そうとせず、そのままステイさせてください。
そばにチヌが居れば、良いタイミングで噛み付いて、スタックを外してくれるかもしれません。
ブルスホッグベイビーには、2枚の大きなパドルが付いています。
これが縦方向に柔軟に揺れて、エビ・カニなどの甲殻類のアクションを演じてくれます。
パドルにはスリットが刻まれていて、可動域が大きくなっています。
実際にフィールドで使ってみると、フォール中でもパドルがブルブルと揺れているのが分かります。
これならチヌに見つけてもらいやすいですし、バイトに持ち込むのも楽でしょう。
実売価格は800円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
ナチュラルな配色が豊富に揃っているので、釣り場の水質に合わせて使い分けてみましょう。
複数のレッグパーツも伸びていますから、自分なりにカットして使ってみるのも面白いかもしれません。
シルバーウルフAIR追加モデルの気になる発売日は、2024年の4月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、47,000円です。
ボートデッキからのチニングゲームを、ぜひ体験してみてください。
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