ナビア50FSは2023年新発売のハイアピールなファストシンキングミノー【渓流トラウト】
渓流でイワナやヤマメ・アマゴをターゲットにトラウトゲームを展開するとき、さまざまなシチュエーションに遭遇します。 深場ではそこに潜む大型トラウトを、アピール度の高いミノーで誘い…
FISHING JAPAN 編集部バス釣りにミノーを投入する!という選択は、シーバスやトラウトと比べると少ないかもしれません。
でも冬の低水温期なら、驚くほどの好釣果を期待できます。
ここでは、冬バス攻略のためのミノーの使い方や、おすすめのタックルについてご紹介しましょう。
目次
水温が10℃を下回るようになると、バスはより温かい水を求めて移動します。
一般的には、深場といわれていますが、実はそうではありません。
釣り場のシチュエーションによって、バスの移動先は変わります。
例えば、日照の当たるところで、季節風の当たらない平水エリアには、かなり高い確率でバスが寄ります。
ただし、日照は夜になればリセットされますし、曇りや雨・雪の日には弱まります。
すなわち、日々移り変わっていく特別なエリアなのです。
釣り場に到着したら、真っ先にこの特別な平水エリアを見つけてください。
池やリザーバーなら、全体をゆっくり見渡せばカンタンに発見できます。
水面が波立っておらず、なおかつ陽の光に照らされていればいいわけですから。
そしてそういう特別なエリアで活躍してくれるルアーが、ミノーなのです。
日照が当たって季節風の当たらない平水エリアで用いるミノーには、どんなタイプを選べばいいのでしょうか?
トゥイッチやジャークといった、ミノー本来のアグレッシブな使い方をしても、低水温ですからバスは反応してこないでしょう。
それよりも、ミノーをじっくり見せることに専念します。
キャストして、ただ巻きのみ。
しかも超スローリトリーブをおこなうようにすれば、時折ボディをロールする程度のアクションでも、バスに見つけてもらえます。
ただし、小さなサイズのミノーでは、見逃されてしまうかもしれません。
大きなボリュームのミノーを用意して、キャストの際の飛距離を伸ばし、見つけた平水エリアの端から端までトレースしましょう。
ブリブリと激しくアクションさせようとすると、通り過ぎるスピードが増し、結果的にアピールが弱まります。
ゆっくりと丁寧に等速でただ巻き、これを実践することで、低水温でいつもの動きができなくなっているバスをも、引き寄せることができるでしょう。
実際に用意する目安として、全長130mmを超える程度のミノーがベストです。
理由はボリュームが大きいこと、それから4番サイズのトレブルフックを3つぶら下げられることが挙げられます。
冬バスは追従してきますが、バイトは弱めになることが多く、ショートバイトでもフッキングに持ち込みたいところ。
4番サイズのトレブルフックなら、軽くついばんでくるようなバイトでも、フックが掛かる可能性が高まります。
バイトを感じた瞬間、強めのフッキングをおこなうのではなく、ロッドを立ててラインテンションを張るようにしてください。
バスとロッドティップが最短距離になった時点で、リールハンドルを素早く回し、掛かっていたフックポイントを貫通させます。
当然トレブルフックは、太軸より細軸のもので、刺さりの良いフッ素コーティングタイプに換装しておくほうがいいでしょう。
ミノーには、リップが付いています。
ショートビルタイプなら、リトリーブ時の巻き抵抗を軽めに抑えながら、繰り返しキャストをおこなえます。
ロングビルタイプは深場を直撃できるのですが、バスの目線の上=水深1.5m前後をゆっくり通すなら、ショートビルタイプのほうが理にかなっています。
クランクベイトやバイブレーションルアーをリトリーブするようなハイスピード・アップテンポではなく、最大限スロースピードに落としてアプローチをおこなってください。
アピール度が弱いんじゃないの?と感じるかもしれませんが、そこのところは130mm超の大きなボディがカバーしてくれます。
実際にフィールドで使ってみて、冬バスを効率よくフッキングに持ち込めたミノーをピックアップしてみました。
メガバスのワンテンマックスLBOは、飛距離を伸ばしつつフラッシング効果を得るのに適したミノーです。
デプスのバリソンミノーは、大きなボリュームによる存在感と水押しで、冬バスを広範囲から引き寄せてくれるでしょう。
メガバス(Megabass) ルアー ONETEN MAX LBO(ワンテンマックスLBO) 和銀ハス
デプス(deps) ミノー バリソンミノー 130SP 130mm 7/8oz GMアユ #20 ルアー
それでは130mm超ミノーをキャストしてスローリトリーブするのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ミノーのウエイトが20gを超えているので、Mパワーブランクスのベイトロッドがマッチします。
リールは、14lb前後のモノフィラメントラインを大量に巻けるベイトリールなら、飛距離を稼ぎやすいでしょう。
ダイワ(DAIWA) バスロッド ブラックレーベルLG 631MRB 釣り竿
ダイワのバス釣り用ベイトロッド・ブラックレーベルLGシリーズの中から、Mパワーブランクスのショートレングスタイプを選んでみました。
全長は1.91mなので、さまざまなシチュエーションで取り回ししやすいでしょう。
オカッパリはもちろん、ボートやカヤックに乗っても使いやすい印象です。
継数は2本ですが、グリップジョイント方式を採用しています。
なので仕舞寸法は、164cmとやや長めの設定になっています。
ウエイトは104gと軽めで、先径/元径は2.4/12.9mmと太め。
適合するルアーウエイトは、5gから28gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまでです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98%に設定されています。
実際に手に取って振ってみると、とても張りがあってトルクフルなイメージを持ちました。
重めのビッグミノーなら、相性良く飛距離を伸ばせるでしょう。
実売価格は2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。
幅広いウエイトのルアーを背負える仕様なので、1本持っておくととても重宝するはずです。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール STEEZ(スティーズ) AII TW 1000 2022年モデル
最新型のダイワ・スティーズAは、太いラインをたくさん巻けて、飛距離を伸ばすのにも適したベイトリールに仕上がっています。
こちらのギア比は6.3対1なので、ハンドル1巻きにつき67cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
ビッグミノーをキャストしてゆっくりリトリーブするのに、ベストマッチではないでしょうか。
最大ドラグ力は6.0kgで、ウエイトは190gです。
スプール径は定番の34mmで、ラインキャパはモノフィラメントラインなら14lbを100m巻けます。
ボールベアリングは、10個搭載しています。
ボディフレームはもちろん、ハンドルもスタードラグもアルミ製になっていて、剛性・耐久性が一段と増した感があります。
マグZブーストスプールを搭載していますから、キャスト後半のひと伸びを期待できるでしょう。
実売価格は5万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
バックラッシュトラブルを気にせず、積極的にキャストを繰り返したい人におすすめの1台です。
冬季にバスを釣るためのミノーの選択や利用方法、推奨されるタックルを紹介しましたが、いかがでしたか?
トップウォータールアーのダブルスイッシャーを、もっとゆっくりとリトリーブする感覚で、ミノーを上手に操作してください。
130mmを超える大きさのボディであっても、各種サイズのバスが攻撃してきます。
しかしながら、大胆にベリーフックに食らいつく!というよりは、後ろから追ってきて最後尾フックだけを飲み込もうとしたり、並行し、顔の側でミノーを打ったりします。
そのような行動をフッキングに結びつけるためにも、リトリーブ期間中のラインの変動に注意を払いましょう。
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