ルアーのアップ写真

130mm超ミノーで冬バスを釣りたい!使い方+おすすめタックル特集

FISHING JAPAN 編集部

バス釣りにミノーを投入する!という選択は、シーバスやトラウトと比べると少ないかもしれません。

でも冬の低水温期なら、驚くほどの好釣果を期待できます。

ここでは、冬バス攻略のためのミノーの使い方や、おすすめのタックルについてご紹介しましょう。

冬バスにはどんな場所に居るの?

水温が10℃を下回るようになると、バスはより温かい水を求めて移動します。

一般的には、深場といわれていますが、実はそうではありません。

釣り場のシチュエーションによって、バスの移動先は変わります。

例えば、日照の当たるところで、季節風の当たらない平水エリアには、かなり高い確率でバスが寄ります。

ただし、日照は夜になればリセットされますし、曇りや雨・雪の日には弱まります。

すなわち、日々移り変わっていく特別なエリアなのです。

釣り場に到着したら、真っ先にこの特別な平水エリアを見つけてください。

池やリザーバーなら、全体をゆっくり見渡せばカンタンに発見できます。

水面が波立っておらず、なおかつ陽の光に照らされていればいいわけですから。

そしてそういう特別なエリアで活躍してくれるルアーが、ミノーなのです。

具体的にどんなミノーを用いればいいの?

日照が当たって季節風の当たらない平水エリアで用いるミノーには、どんなタイプを選べばいいのでしょうか?

トゥイッチやジャークといった、ミノー本来のアグレッシブな使い方をしても、低水温ですからバスは反応してこないでしょう。

それよりも、ミノーをじっくり見せることに専念します。

キャストして、ただ巻きのみ。

しかも超スローリトリーブをおこなうようにすれば、時折ボディをロールする程度のアクションでも、バスに見つけてもらえます。

ただし、小さなサイズのミノーでは、見逃されてしまうかもしれません。

大きなボリュームのミノーを用意して、キャストの際の飛距離を伸ばし、見つけた平水エリアの端から端までトレースしましょう。

ブリブリと激しくアクションさせようとすると、通り過ぎるスピードが増し、結果的にアピールが弱まります。

ゆっくりと丁寧に等速でただ巻き、これを実践することで、低水温でいつもの動きができなくなっているバスをも、引き寄せることができるでしょう。

実際に用意する目安として、全長130mmを超える程度のミノーがベストです。

理由はボリュームが大きいこと、それから4番サイズのトレブルフックを3つぶら下げられることが挙げられます。

冬バスは追従してきますが、バイトは弱めになることが多く、ショートバイトでもフッキングに持ち込みたいところ。

4番サイズのトレブルフックなら、軽くついばんでくるようなバイトでも、フックが掛かる可能性が高まります。

バイトを感じた瞬間、強めのフッキングをおこなうのではなく、ロッドを立ててラインテンションを張るようにしてください。

バスとロッドティップが最短距離になった時点で、リールハンドルを素早く回し、掛かっていたフックポイントを貫通させます。

当然トレブルフックは、太軸より細軸のもので、刺さりの良いフッ素コーティングタイプに換装しておくほうがいいでしょう。

ショートビルタイプのミノーが効果的なワケとは

ミノーには、リップが付いています。

ショートビルタイプなら、リトリーブ時の巻き抵抗を軽めに抑えながら、繰り返しキャストをおこなえます。

ロングビルタイプは深場を直撃できるのですが、バスの目線の上=水深1.5m前後をゆっくり通すなら、ショートビルタイプのほうが理にかなっています。

クランクベイトやバイブレーションルアーをリトリーブするようなハイスピード・アップテンポではなく、最大限スロースピードに落としてアプローチをおこなってください。

アピール度が弱いんじゃないの?と感じるかもしれませんが、そこのところは130mm超の大きなボディがカバーしてくれます。

実際にフィールドで使ってみて、冬バスを効率よくフッキングに持ち込めたミノーをピックアップしてみました。

メガバスのワンテンマックスLBOは、飛距離を伸ばしつつフラッシング効果を得るのに適したミノーです。

デプスのバリソンミノーは、大きなボリュームによる存在感と水押しで、冬バスを広範囲から引き寄せてくれるでしょう。

メガバス(Megabass) ルアー ONETEN MAX LBO(ワンテンマックスLBO) 和銀ハス

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130mm超ミノーを操るのにおすすめのタックルを選んでみた!

それでは130mm超ミノーをキャストしてスローリトリーブするのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ミノーのウエイトが20gを超えているので、Mパワーブランクスのベイトロッドがマッチします。

リールは、14lb前後のモノフィラメントラインを大量に巻けるベイトリールなら、飛距離を稼ぎやすいでしょう。

ダイワ(DAIWA) バスロッド ブラックレーベルLG 631MRB 釣り竿

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ダイワのバス釣り用ベイトロッド・ブラックレーベルLGシリーズの中から、Mパワーブランクスのショートレングスタイプを選んでみました。

全長は1.91mなので、さまざまなシチュエーションで取り回ししやすいでしょう。

オカッパリはもちろん、ボートやカヤックに乗っても使いやすい印象です。

継数は2本ですが、グリップジョイント方式を採用しています。

なので仕舞寸法は、164cmとやや長めの設定になっています。

ウエイトは104gと軽めで、先径/元径は2.4/12.9mmと太め。

適合するルアーウエイトは、5gから28gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまでです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、98%に設定されています。

実際に手に取って振ってみると、とても張りがあってトルクフルなイメージを持ちました。

重めのビッグミノーなら、相性良く飛距離を伸ばせるでしょう。

実売価格は2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。

幅広いウエイトのルアーを背負える仕様なので、1本持っておくととても重宝するはずです。

ダイワ(DAIWA) ベイトリール STEEZ(スティーズ) AII TW 1000 2022年モデル

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最新型のダイワ・スティーズAは、太いラインをたくさん巻けて、飛距離を伸ばすのにも適したベイトリールに仕上がっています。

こちらのギア比は6.3対1なので、ハンドル1巻きにつき67cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

ビッグミノーをキャストしてゆっくりリトリーブするのに、ベストマッチではないでしょうか。

最大ドラグ力は6.0kgで、ウエイトは190gです。

スプール径は定番の34mmで、ラインキャパはモノフィラメントラインなら14lbを100m巻けます。

ボールベアリングは、10個搭載しています。

ボディフレームはもちろん、ハンドルもスタードラグもアルミ製になっていて、剛性・耐久性が一段と増した感があります。

マグZブーストスプールを搭載していますから、キャスト後半のひと伸びを期待できるでしょう。

実売価格は5万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。

バックラッシュトラブルを気にせず、積極的にキャストを繰り返したい人におすすめの1台です。

130mm超ミノーを駆使して冬のビッグバスを釣り上げよう!

冬季にバスを釣るためのミノーの選択や利用方法、推奨されるタックルを紹介しましたが、いかがでしたか?

トップウォータールアーのダブルスイッシャーを、もっとゆっくりとリトリーブする感覚で、ミノーを上手に操作してください。

130mmを超える大きさのボディであっても、各種サイズのバスが攻撃してきます。

しかしながら、大胆にベリーフックに食らいつく!というよりは、後ろから追ってきて最後尾フックだけを飲み込もうとしたり、並行し、顔の側でミノーを打ったりします。

そのような行動をフッキングに結びつけるためにも、リトリーブ期間中のラインの変動に注意を払いましょう。

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