今、最もイカに恐れられているロッド【メタルゾンTZ】を知っていますか?
船から鉛スッテ(=鉛製の疑似餌)、浮きスッテ、小型エギ(=軽い重量で水中を漂い、イカを誘う仕掛け)などを投入してイカを狙うイカメタルは、仕掛けや釣法の手軽さから老若男女問わず人気が…
FISHING JAPAN 編集部エギ(=エビの疑似餌)を使用し、アオリイカを狙うエギングは年間を通して人気の高い釣りです。
ですが、これから始まる春は一年の中で最も大物ゲットが見込めるシーズンであることはご存知でしょうか?
今回はそんな魅力溢れる春エギングをピックアップし、攻略法をお伝えしたいと思います。
また、春エギングで大活躍してくれるテイルウォークのエギング専用ロッド・EGIST SSD(以下エギストSSD)についても紹介していきますので、こちらも要チェックです!
目次
エギングのメインターゲットはアオリイカで、釣りのシーズンは春と秋です。
アオリイカの寿命は1年と非常に短く、秋の初めの9月に孵化し、春にかけて大きく成長します。
そして春の終わりの3月から初夏の6月までの間に産卵シーズンを迎え、産卵が終わると死んでしまいます。
このライフサイクルを見ると、春は大きく成長した親イカが釣れ、秋は子イカの数釣りが楽しめることが分かります。
ビッグサイズのアオリイカを狙うのであれば、春のエギングがおすすめです。
しかし、産卵期のアオリイカは警戒心が強く、シーズン=簡単に釣れるというイメージとは裏腹に、苦戦するアングラーも多いといいます。
そこで次は春エギングに挑む方必見の攻略方を紹介していきたいと思います!
春エギングにチャレンジする上で大切なことを項目別にまとめました。
アオリイカは春になると沖合から沿岸部にやってきて、産卵と外敵から身を守るという2つの目的で藻場(=藻の生えている場所)に留まるようになります。
アオリイカは藻の中でも特にホンダワラやアマモを好むため、これらの生えている浅場を探してみるといいでしょう。
ホンダワラ
アマモ
2月から3月初めごろの早春にエギングを行うのであれば、まだ海水温が低くアオリイカが浅場に移動していないため、深場を探ってみることをおすすめします。
ちなみに、春になると様々な魚種のシーズンが一気に始まるため、陸っぱりでエギングをしようと思ったら釣り場が人で溢れかえっていた、いうことも多々あります。
そんな時は人のいない釣り場を探すのもひとつの手ですが、エギを遠投してライバルの少ない海域を探るというのも大いに有効です。
アオリイカは他の魚と同様、朝マヅメ(=夜明けから日の出までの時間帯)と夕マヅメ(=日が落ち始めてから日の入りまでの時間帯)に活性が良くなります。
警戒心が薄れる夜も狙い目です。
逆に潮止まり(=潮の動きが止まるタイミング)の時間帯は食いつきが悪くなるので避けてください。
春エギングに適したエギのサイズですが、一般的には3.5~4号(=20~25g)を使用するとよいとされています。
大きいエギを使うことで遠投ができ、広範囲でアオリイカを探ることができるうえに、大イカに狙いを絞ることもできます。
とはいえ、釣り場のベイト(=ターゲットが捕食する餌)とあまりにもサイズが違うと警戒されて食いつきが悪くなるため、反応が悪いときにはこれより少し小さめのエギでアオリイカの様子を探ってみましょう。
エギングはシャクリ(=ロッドを振ってエギの存在をターゲットにアピールすること)が大事な動作になりますが、春エギングは秋エギングよりも優しくソフトに、シャクリの回数を少なくするのがポイントです。
前に説明したように、親イカは藻場でじっとしていることが多く、積極的なアクションは起こしません。
エギを止める時間を意識的に作ることで、アオリイカがエギを抱いてくるタイミングを待つのが効果的です。
エギストSSDの81Mという機種は、エギストSSDシリーズ全体に共通する
・一日中ロッドを振っても腕が疲れにくく、ストレスを感じない「軽さ」と「バランス」
・激しいシャクリなど、強い負荷のかかるアクションにも屈しない「強度」
・水中のアオリイカやエギの繊細な動きを逃さずキャッチする「感度」
の3つの特徴を全て押さえつつ、さらに大イカとのファイトに勝利できるパワーを搭載したモデルになっています。
エギは最大クラスの4.5号(=約33g)のものまで使用可能です。
春エギングは短めの硬めの竿でシャクるのがおすすめなので、この機種の長さ(8ft1in=約2m45cm)も硬さ(M=エギストSSDの中では一番硬いタイプ)も最適です。
九州エリアを中心に活躍し、エギやロッドの開発にも長年携わっているマルチアングラーのテイルウォークフィールドスタッフ・河野剛志さんの実釣動画です。
この動画の撮影時期は秋ですが、アオリイカのサイズアップを狙った際に使用したのが81Mです。
活性が高いアオリイカに対し、ハードジャーク(=激しくロッドを振ってエギにアピールすること)で攻めていますが、81Mはこのような激しいアクションにもばっちり対応します。
春は秋よりもシャクリの回数は減りますが、これだけロッドに強度があればさらに大物のアオリイカが掛かったときでも安心して勝負に臨めそうです。
全長(ft.in) | 継数(pcs) | 自重(g) | エギ(号) | PEライン(PE) |
---|---|---|---|---|
8.1 | 2 | 105 | 最大4.5 | 最大0.8 |
春エギングに向けて81Mをピックアップしましたが、他のモデルもハイスペックであることは言うまでもありません。
ここで現在発売されている機種を一気に見ていきましょう。
シーズンや状況に合わせて、勝つための一本を選んでください!
2.5g(=10g)の小型のエギの使用を想定して設計された短めのロッドです。
81Mは春エギング向きと説明しましたが、この79Lは子イカの数釣りを狙う秋エギングに向いています。
ロッドがしなやかに曲がり、針が掛かった際にもターゲットに違和感を与えないため、逃げられる確率がぐっと減ります。
全長(ft.in) | 継数(pcs) | 自重(g) | エギ(号) | PEライン(PE) |
---|---|---|---|---|
7.9 | 2 | 90 | 最大3.5 | 最大0.8 |
2.5号~最大4号のエギまで幅広く対応してくれる機種で、シーズンを問わず活躍してくれます。
ロッドのパワーも長さもシリーズの中で標準的な立ち位置にあり、エギング初心者の最初の一本として非常におすすめです。
全長(ft.in) | 継数(pcs) | 自重(g) | エギ(号) | PEライン(PE) |
---|---|---|---|---|
8.0 | 2 | 103 | 最大4 | 最大0.8 |
83MLも80MLと同様、汎用性の高いモデルです。
こちらは8ft(約2m45cm)の80MLと比較して8ft3in(約2m50cm)とやや長めの設計になっているので、エギを遠投するのにも適しています。
全長(ft.in) | 継数(pcs) | 自重(g) | エギ(号) | PEライン(PE) |
---|---|---|---|---|
8.3 | 2 | 107 | 最大4 | 最大0.8 |
86MLは遠投を意識して設計された機種となっています。
堤防や磯場に釣り客がひしめき合っている時、遠投でライバルよりも広い範囲を探っていくことができる心強い一本です。
遠投して掛かったイカをしっかりと釣り上げるパワーがありながら、イカの繊細な反応を逃さないしなやかさも兼ね備えています。
全長(ft.in) | 継数(pcs) | 自重(g) | エギ(号) | PEライン(PE) |
---|---|---|---|---|
8.6 | 2 | 110 | 最大4 | 最大0.8 |
3.5~4号の大型のエギを使用し、大物イカをゲットするためのパワー型モデルです。
春エギングにおすすめの81Mも大型イカ向きのロッドでしたが、86Mはエギを遠投し、沖合を回遊するアオリイカを狙うのに適した設計となっています。
沿岸部を探ってみたけれどもイカがヒットしなかった場合などは、こちらのロッドで水深の深い場所を探ってみるのもいいでしょう。
全長(ft.in) | 継数(pcs) | 自重(g) | エギ(号) | PEライン(PE) |
---|---|---|---|---|
8.6 | 2 | 115 | 最大4.5 | 最大1 |
どのモデルにするか決められない方必見の動画がこちらです。
各モデルの特徴や使い方、おすすめの使用場所が分かりやすく紹介されています。
この動画の2分5秒あたりからエギストSSDの解説が始まります。
今回は春エギングの攻略法や春エギングにおすすめのロッドを中心にお伝えしました。
暖かくなり、いよいよ釣りシーズンが本格的に始まります。
エギストSSDはアングラーを大物ゲットに導き、幸先の良いスタートを切らせてくれる信頼の一本です。
ぜひ今年の勝負ロッド候補に入れてくださいね。
今、最もイカに恐れられているロッド【メタルゾンTZ】を知っていますか?
船から鉛スッテ(=鉛製の疑似餌)、浮きスッテ、小型エギ(=軽い重量で水中を漂い、イカを誘う仕掛け)などを投入してイカを狙うイカメタルは、仕掛けや釣法の手軽さから老若男女問わず人気が…
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