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ウキダンゴ釣りでクロダイをゲットしよう!抜群の集魚効果を発揮するダンゴの作り方は!?初心者でも失敗しないコツを伝授します!
今年は、猛暑を超えた酷暑と言われ、気温上昇とともに湾内の水温も高かったですね!
気温が高いと自然界にも異常な変化が現れました。
いつも鳴いているセミがいなかったり、蚊がいなかったりと不思議な感じでしたね。
また、海中もエサ取りが若干少ないのか、活性が低いのか、様子が違いました。
そんな中、ダンゴはクロダイを寄せつけ、活性を上げるために欠かすことが出来ない存在でしたよ!
そこで今回は、お勧めのダンゴやダンゴ作りにひと手間かける効果的な仕掛けをご紹介しましょう!
ダンゴの集魚効果
ウキダンゴ釣りで必要となるのがダンゴです!
底を回遊するクロダイを釣るこの釣法では、まず、サシエサを底まで届ける必要があります。
大きなオモリを付けて投げ込む、ぶっこみ釣りもありますが、警戒心の強いクロダイにはあまり向いていません。
それに、サシエサを海底まで届けるのに水深があったり、エサ取りが多かったりと沢山のリスクがあります。
一方、ダンゴが作り出す煙幕や匂いがクロダイを寄せつけて釘付けにします!
ダンゴにサシエサを包んで仕掛けを投入することで、海底までサシエサが守られ、集魚効果と共にクロダイを寄せるのです。
ダンゴが割れた仕掛けには大きなオモリがついていないので、クロダイは違和感なく食いついてくるでしょう!
各ポイントに適したダンゴとは?
まず、ダンゴの選び方です!
その日に狙うポイントや潮の流れ、水深によってダンゴのベースとなる素を選定します。
湾内のテトラ帯や堤防と言っても、この釣りには水深が深い場所がお勧めです。
しかし、6mの水深ポイントと15mの水深ポイントでは、ダンゴの種類を考えて選ばなければなりません。
また、流れのあるポイントとほとんど流れのないポイント、またヒットポイントが竿下の様に近いポイントや20m沖の遠投ポイントなどによっても、ダンゴを選ぶ基準が変わってきます。
基本的には、「浅い・流れない・近い」場合は、パサパサ気味で着底後に早く割れるものがお勧めです!
逆に、「深い・流れが速い・遠い」場合は、粘りがあり比重の重いものが効果的ですよ!
なぜなら、浅いポイントでは、ダンゴが海底着底後に早く割れないとボラやエサ取りが群がり、エサを取られてしまうリスクが高まり、手返しも少なくなるからです。
一方、深い遠投ポイントを狙う場合、粘りがあり比重が無いと、海底に沈む途中でダンゴが割れてタナまでサシエサが届かず、狙ったタナと違う層に仕掛けが流れてしまいます。
パサパサのダンゴでも底までダンゴが持てば良い、という考えもありますね。
しかし、遠投する際にミチイトの抵抗やウキに引っ張られた場合、空中でダンゴがバラバラになってしまう事態も多々あります。
そのため、基本的にはこの2つのパターンを考えるといいでしょう!
ダンゴの水加減は慎重に!
次に重要なのが、ダンゴの水加減です。
せっかく条件にマッチしたダンゴのベースを選んでも、混ぜ合わせる水加減を間違うと、ダンゴの特性を活かせません。
通常、ダンゴが入っているビニール袋に、適量の水量目盛りが表示してありますね。
ここで表示通りの海水を一度に投入すると、水分のばらつきが出て、パサパサな部分と粘りのある部分が出来てしまいます。
これでは一投一投のダンゴの割れ方や仕掛けの馴染みが変わってしまい、安定した釣果に恵まれません。
海水を混ぜ合せる場合は、まずは表面全体に行きわたる様に1/3程度を投入し、素早く混ぜ合わせます。
次に、片方の手でダンゴを混ぜ、その上から海水を垂らすように入れていきます。
最後に残りの海水を投入して、頭を洗う様に指を立てて全体に馴染ませながら、海水を浸透させましょう。
こうすれば、どこの部分を使っても安定したダンゴになりますよ!
決して目盛り分の海水を一度に入れず、ダンゴの状態を確認しながら慎重に混ぜ合わせましょうね。
お勧めのダンゴベースはこれ!
その日のポイントや条件でダンゴを選ぶにしても、実際どのダンゴを使えば良いか、判断が難しいですよね。
これだ!と決めて持って行っても、釣りを始めると何となくしっくりこない時ってありませんか?
また、初心者の方は、実際に色々なダンゴを使って釣りをしてみないと、なかなか決断しづらいですよね。
そこで、お勧めするのがこちらです!
水深が深い場合はマルキュー パワーダンゴチヌ、浅い場合はマルキュー 紀州パワーです!
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ベースのダンゴに一工夫するのが秘策!
ダンゴのみでもウキダンゴ釣りは楽しめますが、このベースにクロダイが好むサナギやコーンを配合すると、集魚効果と食い気が倍増します!
ニンニクやアミエビを粉末にした配合エサもありますが、やはりサナギミンチと生コーンには敵いません!
1つ注意すべき点は、サナギや生コーンを混ぜ合わせると、ダンゴの硬さが変化することです。
水分や脂を含んでいるので、混ぜ合わせるよりは、おにぎりの具の様にサシエサと同じように入れ込んで使用すると失敗がありませんよ!
釣り人の皆さん、ダンゴ作りのコツはいかがでしたか?
様々なダンゴで仕掛けテクニックを磨いて、ぜひ大物クロダイを釣り上げて下さいね!