タックルボートバッグ(ハードタイプ)は2020年新発売のインナーケース付きタックルバッグ!
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FISHING JAPAN 編集部船に乗るためには大抵船舶免許が求められますが、エンジンが全長3m+2馬力以下もしくはエレキモーターの組み合わせであれば、免許不要で乗船できることが許可されています。
その大きさとパワー、ちょうどゴムボートがその条件にピッタリですので、魚釣りが効率よくできるかしら?と考慮中の方は多いことでしょう。
しかし、ちょっとその前に!
ゴムボートでの海上釣りがどれだけ危ない行為であるのか、詳細に語らせていただきます。
目次
ゴムボートとは、空気室がボディ内部に備わっているインフレータブルボートのことです。
要するに、釣り場で膨らませて使う乗り物で、後部にエンジンを取り付けられるトランサムが付いていれば、動力を利用して航行することができます。
最近ではバッテリーで動くエレキモーターが市販されているので、エンジンよりも手軽に動力を得ることができます。
しかも法令で定められている船舶免許が、全長3m以内で2馬力以下の船なら、必要ないのです。
まさにゴムボートにドンピシャ当てはまりますから、じゃあ購入して海に浮かんでみよう!という展開に。
実際にゴムボートを手に入れて、最初はエンジンやエレキに関する知識がないですから手漕ぎでいいだろう!と、パドルのみの装備で濃き出すことになるでしょう。
さて、どこからゴムボートを浮かべますか?
実はすでにこのスタートラインから、トラブルの影がつきまとっているのです。
しっかりと護岸されていて、海に通じる階段まで設置されているから、近くの漁港にしよう!と考えている人は多いでしょう。
これは、許可なしに実行してはいけない行為です。
多くの漁船が行き交う漁港ですから、当然といえば当然のこと。
管理している漁協にまず問い合わせをして、確認・許可を取るところから始めましょう。
漁港から離れた砂浜なら、全てOKというとそうではありません。
海水浴場なら管理者がいるはずですし、目の前が漁場なら、ゴムボートで浮かぶことを断られるでしょう。
徹底的に事前に調べてから、漕ぎ出す場所を見つけ出さなければなりません。
この作業を面倒に感じていると、トラブルはひんぱんに起こり得るでしょう。
上手い具合に漕ぎ出す場所が見つかったとしても、自分に都合のいいタイミングで浮かんではいけません。
次にチェックするのは、天候です。
海にゴムボートで出る前には、必ずその日の天気を調査しましょう。
もし海が荒れてて風が強いときには、出港するのをやめましょう。
2馬力のエンジンを搭載していたとしても、風速が5m以上の場合、移動できなくなることがあり得ます。
手漕ぎだと、ただ風の方向に流されるだけになるでしょう。
風の吹き出しはしだいに陸へ向かえば安心できますが、沖へ向かってしまうと、遭難するしかないでしょう。
特に、朝は静かで穏やかだと思っても、昼頃になると風が強く吹き始め、船を操縦できなくなる瞬間が度々あります。
携帯電話で助けを呼ぶはずが、電波が届かず助けられないという状況になる可能性もあります。
冬季であれば、海の上は急速に気温が下がり、その冷たさに耐えきれる力はずっとは持続しません。
ゴムボートで海釣りをする場合、沖に出過ぎないことが絶対条件です。
すぐに岸辺まで戻れる距離を意識して、風が吹き始めたな!と感じたら、釣りを終えるようにしましょう。
風や潮流の影響を受けにくい入り江の中で、船道や漁場に絡まない場所が、唯一ゴムボート釣りに向いているといえそうです。
それでも他の船から自分のゴムボートが視認しやすいように、安全用フラッグを掲げてください。
ゴムボート本体には反射テープなどを配置し、海上でよく目立つように心がけましょう。
2馬力エンジンを搭載したゴムボートに搭載しておきたい、安全装備の数々を具体的に案内している動画を見つけました。
たいへん参考になるので、じっくりご覧ください。
ゴムボートに乗って海に漕ぎ出すときに着用しておきたい、おすすめのライフジャケットをご紹介しましょう。
転覆トラブルを想定すれば、長く水面に浮いていられるものがベストです。
浮力材が固型のもののほうが、安心感は増すでしょう。
ブルーストーム(Bluestorm) ライフジャケット グレー Free バラット L2-BSJ40
ブルーストームブランドにより発売されている、固形タイプのライフジャケットです。
収納能力を維持しながらも、浮力体の配置に配慮しています。
大型モデルであるにも関わらず、全体的にスリムなデザインが特徴となっています。
サポートベルトはフレックスシステムを採用し、背面に通常ある伸縮素材が、釣り師の身体動きに即座に反応します。
キャスティングやフッキングなどの動作により、ライフジャケットがズレにくく、適度な圧力を緩和する役割を果たします。
背面の収納部は大きく、高い防水性を持つターポリン素材を使用しています。
レインウエアやカメラやメジャーを収納するのに適していますが、完全防水ではないので中身を選ぶ際には水濡れを想定して下さい。
肩や腰には滑りにくい素材を使用し、主要な浮力体の裏側には通気性が良い3Dメッシュを使用しています。
プライヤーホルダーやドリンクホルダー、大型の2層ターポリンポーチも標準装備しており、海上での使用に勿論便利です。
実際に着てみると、部分部分に余裕があり、肩の締め付け感はほとんどありません。
体が非常に動かしやすく、これなら長時間の釣りでも余裕で耐えられるでしょう。
販売価格は20,000円台で、非常に手頃な価格帯に設定されています。
こちらもブルーストームブランドから発売中の、固型式ライフジャケットです。
最もベーシックな仕様になっていて、小型船舶はもちろん、釣り・マリンレジャー・キャンプや遊びなど幅広く使うことができます。
さまざな体格に対応できるので、海釣り当日までに試着して確認しておきましょう。
股ベルト収納ポケット付きですから、着用の際はポケットから取り出して、股を通すようにしてください。
これを実施しておくと、落水したときにライフジャケットが脱げてしまうのを防げます。
カラーバリエーションは、レッド・カモ・ネイビーブルーの3種類から選べるようになっています。
ボディの素材は、ポリエステルの300デニールを採用していて、サイズはSなら身長138cmから160cm、Mなら身長155cmから175cm、Lなら身長170cmから195cmとなります。
ウエイトは、Sが約600g、Mが約624g、Lが約672gです。
初期浮力は、約8.8㎏に設定されています。
実際に着用してみると、圧迫感を感じてしまう着心地ではありません。
膨張式よりも身体の動きは抑えられますが、キャスティングやフッキングの妨げになるレベルではないでしょう。
実売価格は5千円前後と、とても低価格な設定に収まっています。
釣り当日に持参するのを忘れないように、クルマに常備しておきたいおすすめアイテムです。
ゴムボートで海釣りをする危険性や具体例・安全対策、おすすめのライフジャケットをご紹介しましたが、いかがでしたか?
安全意識と周囲への配慮を、いつも持ちながら釣り場に向かうようにしましょう。
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