シーバスゲームでのシンペンの使い方ってどうすればいいの?
シーバスゲームに使うルアーには、さまざまな種類が用意されています。 ミノーの使い方なら分かるけれど、リップの付いていないシンペンって、どんなときにラインに結べばいいの?という意…
FISHING JAPAN 編集部海水と汽水のエリアで、活発に捕食を繰り返しているシーバス。
そんなアグレッシブなシーンに、いつも出会えればいいのですが、なかなかそういう幸運には恵まれません。
場所を河川の河口エリアに絞って、シーバスの見つけ方・釣り方を深掘りしてみましょう。
目次
河川の河口エリアには、さまざまなカバーやストラクチャーが点在しています。
シーバスは、それら全てに居付こうとし、水流や潮の影響によって離れようともします。
上手くベイトフィッシュの群れを発見できれば、シーバスにたどり着くまでさほど時間はかからないのですが、いつもそんな展開を期待できません。
となれば、やはりカバーやストラクチャーに立ち戻って、ひとつずつ探っていくのがセオリーでしょう。
ただし、ひとつだけ注意しなければならないことがあります。
みんな大好き!なストラクチャー、橋げたです。
橋げたは、意図的に避けたほうがいいでしょう。
理由は、橋げたに向けてキャストしたルアーが、水面に向かわずに、橋の上を直撃する危険性があるからです。
フルキャストを繰り返していて、もしラインブレイクしたら、橋の上を通行している人・自転車・バイク・クルマに当たってしまいます。
フックの付いた、20g前後の重さのあるルアーが直撃したら、軽いケガでは済まないでしょう。
特に、夜釣りにおいて、遠近感が上手くつかめないシチュエーションでは、橋げたに向けてキャストすることを止めましょう。
ドリフトでフローティングルアーを橋げたに流していく程度なら、危険度は抑えられるかもしれません。
シーバスがよく釣れる橋げたですが、シーバスゲームをこれからもずっと続けたいなら、自分以外の人に配慮できるアングラーになりましょう。
そのほうが、釣りそのものが楽しくなりますから。
さて、河口エリアでシーバスを狙うのにおすすめのカバー・ストラクチャーを3つご紹介します。
まずひとつめは、河口エリアに流れ込んでいる支流や水路に向かい、人工ストラクチャーである水門を見つけてください。
あまり大きな水門でないほうが、実はシーバスの居付き率が良いケースがあります。
シーバスアングラーに叩かれていないのかもしれません。
水門で使ってみたいおすすめルアーは、移動距離を抑えて誘える、リップ付きジョイントベイトです。
フローティング仕様のほうが、静止して誘えるので有利でしょう。
大きなサイズのビッグベイトでもかまいませんし、メバル釣りに用いる小型サイズのジョイントベイトでもOKです。
上げ潮の影響を受ける水門なら、下げ潮になるタイミングまで時間をかけて誘ってみましょう。
水門に沿うようにキャスト、そのまましばらく放置してから、水門に当たりながらスローに泳がせます。
シマノ(SHIMANO) ライトソルトルアー ソアレ アーマジョイント 60F アーマブースト XJ-160W 010 チャートイカグロー
河口エリアでシーバスを狙うのにおすすめのカバー・ストラクチャーのふたつめは、堰です。
堰は、本流のものよりも、前述の支流・水路に設置されているものがいいでしょう。
理由は、雨水や生活排水が絡むことで、ベイトフィッシュの群れの寄りがいいからです。
夜釣りでアプローチするなら、昼間のうちに堰の周辺を観察しておきましょう。
常夜灯は、無いよりは有ったほうがいいかもしれません。
おすすめのルアーは、同じくフローティング仕様のリップ付きジョイントベイトです。
河口エリアでシーバスを狙うのにおすすめのカバー・ストラクチャーの3つめは、牡蠣殻ブレイクラインです。
チヌやキビレが集まっていることが多いですが、シーバスもその周辺に積極的に寄るケースがあります。
牡蠣殻がボトムの地形変化と絡んで、ブレイクラインを形成していたら、かなり良好な場所といえるでしょう。
投入したいルアーは、リップ付きのシャッドです。
クランクベイトでも牡蠣殻をかわせるのですが、シャッドのほうがシーバス好みの水押し+フラッシング効果を得ることができます。
シーバスゲーム用にリリースされているシャッドは、あまり種類が豊富ではないので、バス釣り用のシャッドを転用してみるのもいいでしょう。
ダイワ(DAIWA) バス スティーズ シャッド マットシルバーシャッド 60SP DR ルアー
河口エリアのシーバスを狙うのに向いている、おすすめのライトタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、Lパワー程度のしなやかなブランクスのスピニングロッドがマッチします。
小型のジョイントベイトやシャッドを、的確にキャストできるでしょう。
リールは、3000番サイズのスピニングリールなら、飛距離を伸ばせますし、シーバスが掛かってからのやり取りもしやすいです。
Major Craft(メジャークラフト) シーバスバロッド タイドリフト 5G TD5 862L/ML 各種(2022年モデル)
メジャークラフトからリリースされているシーバスゲーム用スピニングロッド・タイドリフト5G TD5シリーズのラインナップから、862L/MLを選んでみました。
全長は、8.6ftと、扱いやすい長さのブランクスに仕上がっています。
2ピース仕様で、適合するルアーウエイトは、5gから30gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら6lbから16lbまでで、PEラインなら0.6号から1.5号までとなっています。
実際に手に取ってみると、とても軽くてしなやかな曲がり込みを見せてくれます。
ガイドには、SiCガイドリングが装備されているので、ライトラインでもシーバスとのやり取りを楽しめるでしょう。
グリップは細身シェイプで握り込みやすく、さまざまなロッドワークを繰り出すのに向いています。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
メジャークラフトからは、とても豊富な種類のシーバスゲーム用スピニングロッドがリリースされているので、自分の釣り方に合った1本を選べるでしょう。
ダイワからリリースされている汎用型スピニングリール・フリームスシリーズのラインナップから、3000番サイズのノーマルギアモデルを選んでみました。
ギア比は5.3対1なので、ハンドル1回転につき80cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は10.0kgで、ウエイトは210g。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら12lbを100m、PEラインなら1.5号を170m巻けます。
ハンドルアームの長さは50mmで、ボールベアリングは5個搭載されています。
実際にフィールドで使ってみると、とても剛性感が備わっていて、ハンドルの巻き心地は滑らかに感じました。
ドラグのレスポンスも良好ですから、ライトラインでも強いシーバスの引きに耐えられるでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
シーバスゲームに活用するなら、3000番サイズのスピニングリールが最も扱いやすいかもしれません。
あまりに大きな番手にしてしまうと、手元が重くなり過ぎて、トゥイッチやジャークなどのロッドワークが雑になりそうです。
河口エリアのシーバスの特徴や釣り方、おすすめのルアーやロッド&リールをご紹介しましたが、いかがでしたか?
シーバスの居場所を突きとめたら、ルアーのサイズをビッグなものに換えるといいかもしれません。
また根掛かりトラブルを防ぐために、シャッドテールワームのノーシンカーリグを、積極的に活用してみましょう。
牡蠣殻ブレイクライン攻略には、太いライン+シャッドテールワームが効果的です。
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