エギングのナイトゲーム攻略法!アオリイカは夜になるとどんな動きをするの?
エギングでアオリイカを狙うとき、夜=ナイトゲームになるケースがあります。 日中とは異なるアプローチが必要になりますから、ここで詳しくご紹介しましょう。 大型のアオリイカを狙う…
FISHING JAPAN 編集部ボートに乗って沖合いのボトムを攻める、ティップランエギング。
当然専用ロッドが必要になりますが、いったいどんなスペックを持ったものを選べばいいのでしょうか。
ここでは、ティップランエギング用ロッドの特徴や使い方、おすすめのアイテムをご紹介しましょう。
目次
ティップランエギング用ロッドの特徴は、エギを操りやすく、イカからのアタリをとらえやすいように作られていることです。
エギは、ブランクスのハードバットで自在に操れるようになっていて、ベリーの張りもシャクリに有効になってきます。
イカのアタリは、魚のように明確なものではありませんから、手元にココッ!とか、ゴンッ!と伝わってくるケースはごく少数。
そこで目に見えるように、ロッドティップを極端に柔らかい、ソリッドティップに仕上げてあります。
これがイカからのアタリをとらえると、見事にググッ!と曲がるのです。
曲がっていた状態から真っ直ぐになるのも、イカからのアタリと見ていいでしょう。
とにかくアタリが視認できるようになっているのが、ティップランエギング用ロッド最大の特徴なのです。
これを使いこなして、沖合いのボトムに潜んでいる大型のアオリイカを釣り上げてみましょう。
長さは、短いと潮流の緩い場所や浅場に向いています。
長いものは、急な潮流の場所や深場攻略の際に扱いやすいでしょう。
ティップランエギングに代用できるロッドとしては、イカメタルロッドやオモリグロッドになります。
スーパーライトジギングロッドやタイラバゲーム用ロッドでも、できないことはないですが、繊細でよく曲がるロッドティップでないものは、使わないほうが無難です。
それでは、おすすめのティップランエギング用ロッドをピックアップしてみましょう。
●おすすめのティップランエギング用ロッド①シマノ・セフィアBB ティップエギングS70ML-S
シマノからリリースされているティップランエギング用スピニングロッド・セフィアBBティップエギングシリーズのラインナップから、S70ML-Sを選んでみました。
全長は2.13mもあるので、荒天の際などに向いています。
イカが掛かって曲がっても、船べりをブランクスで叩かずに済むでしょう。
2ピース仕様で、仕舞寸法は110.2cmにまで縮まります。
これならボートデッキへ持ち込むのも、カンタンにおこなえます。
ウエイトは90gと、とても軽く仕上がっているのが嬉しいです。
ブランクスの先径は0.9mmと細めで、シマノオリジナルのタフテックαが装備されています。
モゾッとしたイカのアタリを、いい感じに曲がって伝えてくれるはずです。
メジャークラフトからリリースされている、ティップランエギング用スピニングロッド・ TCX-S682L/TEです。
水深50m程度までのボトムにアプローチして、45gまでのエギを操るのに向いています。
微細なアタリを見逃さないソリッドティップを備えていて、バットには4軸カーボンとクロスフォース製法を採用して、パワフルなブランクスに仕上がっています。
浅場をテンポよく流していくようなティップランゲームに、ベストマッチではないでしょうか。
適合するラインは、PEラインなら0.4号から1.0号まで。
軽量で新しいSiC-Sガイドリングを標準装備していて、ラインが絡まりにくいKガイドセッティングになっています。
実際に手に取ってみると、とても軽くて操作性の高いロッドバランスに仕上がっていると感じました。
シャクリなどのロッドワークを繰り出しやすいですし、イカのアタリをとらえてフッキングに持ち込むのも便利でしょう。
メジャークラフトのロッド群は、他メーカーと比較してとても低価格に設定されているので、ハイスペックを手軽に入手できるのが、大きなメリットです。
メジャークラフト トリプルクロス ティップランエギング ソリッド TCX-S682L/TE 釣り竿
ダイワからリリースされているティップランエギング用スピニングロッド・エメラルダスAIRボートシリーズの中から、ショートレングスな511LS-Sを選んでみました。
全長は1.80mなので、操作性の高いアプローチを可能にしてくれるでしょう。
2ピース仕様で、仕舞寸法は94cmにまで縮まります。
ウエイトは65gと、極めて軽く作られています。
ブランクスの先径/元径は、0.7/8.4mm。
適合するエギサイズは、最大で50gまで。
適合するラインは、PEラインなら0.4号から0.8号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、97.0%に設計されています。
実際に手に取って継いでみると、とても軽くて独特な張りの備わったブランクスに仕上がっていると感じました。
これならボトムの地形変化を、丁寧になぞることができますし、エギがスタックした瞬間もとらえられます。
シャクリからのフォール中のアタリはもちろん、微細なアタリを的確にソリッドティップが表現してくれるので、フッキングのタイミングが遅れることはないでしょう。
長いブランクスのティップランエギング用スピニングロッドばかり所持しているようなら、このショートレングスモデルも仲間入りさせて、高い操作性が釣りのスタイルを変えてくれるのを味わってください。
ダイワ(DAIWA) EMERALDAS AIR BOAT511LS-S
シマノから発売されているティップランエギング用スピニングロッドのハイスペックモデル・セフィアXRティップエギングシリーズの中から、S68M-S/Fを選んでみました。
全長は2.03mと、とても扱いやすいブランクスの長さに設計されています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は105.7cmにまで縮まりますから、ボートデッキへ持ち込むのも楽ですし、クルマへの積み込み・積み降ろしもカンタンに済ませることができます。
ウエイトは91gと、とても軽量に作られています。
ブランクスの先径は、0.9mmと細く、ソリッドティップが装備されています。
適合するエギウェイトは、最大で80gまで。
これなら深場のボトムを探りやすいですし、急な潮流に遭遇しても安定した操作性をキープできるでしょう。
適合するラインは、PEラインなら0.4号から1.0号まで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.1%に設計されています。
実際にフィールドに出て使ってみると、とても扱いやすいテイストのブランクスに仕上がっていて、さまざまシチュエーションに対処できました。
特にボトムの地形変化が複雑な場所では、軽く引っ掛けてから外すのも楽におこなえます。
シャクリからのフォール中のアタリも、取りやすいですし、ソリッドティップの曲がり変化も見やすいです。
深場狙いのとき、急な潮流に遭遇しても、エギにかかる負荷をいなしつつ操作性を失わないのが、大きなメリットといえそうです。
ティップランエギング用ロッドの特徴や使い方、おすすめのアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ボートデッキに立って、船長さんの指示にしたがいながら、まだ見ぬ大物アオリイカを豪快に釣り上げてみましょう!
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