シーバスをワームで釣る方法!釣り方やおすすめアイテム特集
シーバスをルアーで狙うとき、プラスチック製のハードプラグをキャストすることが多いです。 ミノーやシンペンなど、主要なルアーは皆硬くできています。 でもそれらを使っていてシーバ…
FISHING JAPAN 編集部シーバスゲームの釣り場といえば、河川や沖一文字などの防波堤周りをイメージしがちです。
実は、サーフ=砂浜エリアでも、じゅうぶん大型サイズを狙うことができます。
その釣り方やおすすめルアー・ロッド・リールなどのタックルを、詳しくご紹介しましょう。
目次
サーフでシーバスを釣ろうと思ったら、良いポイントを見つけることから始めなければいけません。
時合いは、朝マズメでいいでしょう。
潮は、引き気味がベストです。
理由は、サーフの地形変化を目の当たりにできるからです。
例えば、内向きに弧を描いたような波打ち際になっているところがあれば、ワンドだと認識します。
ある程度の水深があって、それが波打ち際で続いていると判断できるので、イワシ・アジなどの小魚が溜まりやすい条件を満たしています。
そういうベイトフィッシュが集まるところは、シーバスも見逃さないでしょう。
ボイルが立ち上がるようなら、ベストポイントとみて間違いありません。
時期的には、水温の上がり始める春からが良く、いきなりワンドに近づかないようにするのが鉄則です。
おっ、この辺がワンドになっていそうだな!と予想を立てたら、試しにイワシ・アジに似たルアーをキャストするようにしましょう。
おすすめのルアーは、フローティング仕様のミノーです。
ふらふらとしたアクションを表層付近で演じることで、弱った小魚を表現できます。
それをシーバスが見つけて、一気に間を詰めてくるはず。
ロングキャストできるフローティングミノーがいいのですが、スローリトリーブに対して、ウォブリングやローリングといったアクションが発出しやすいほうがベターです。
ラパラのオリジナルフローティング・F13やF18なら、バルサウッド+固定重心のおかけで、スローでもきっちりアクションしてくれるでしょう。
ロングキャスト向きとはいえないものの、キャストを練習すれば意外と飛ばせるようになります。
長めブランクスのスピニングロッドを用いて、しっかりキャストできるように練習を重ねてみましょう。
カラーは、シルバー系をベースにして、ゴールド系などをローテーションすればいいでしょう。
Rapala(ラパラ) ミノー オリジナルフローター 18cm 21g シルバー S F18-S ルアー
サーフでシーバスをターゲットにするとき、潮目の存在は切り離せません。
ワンドの沖合いに、泡が帯状に連なっているのを見つけたら、潮目発見!だと判断しましょう。
そこには、多くのプランクトンや小動物が集まっているので、それをエサにしている小魚も押し寄せてきます。
イワシやアジが混じっていることがありますから、当然シーバスも注目しているでしょう。
潮目は、あまり岸際近くに発生しないので、沖合いまで届くルアーを選択する必要があります。
シンプルに、フローティング仕様を重くしたシンキング仕様のミノーなら、届く確率は高まります。
しかしながら、シンキング仕様だと着水即沈み始めてしまい、表層に漂う時間が無さ過ぎかもしれません。
そこでおすすめなのが、立ち浮き姿勢で水面にとどまってくれる、ダイビングペンシルです。
これならフローティング仕様でありながら、表層に注目しているシーバスの視線上で、アピールを続けられるでしょう。
シマノからリリースされている、エクスセンス ガラスライド95Fなら、ロングキャストしやすいので、沖合いの潮目を直撃できます。
アクションを止めれば、その場に浮いているので、近づいてきたシーバスを待つことも可能です。
イワシそっくりのカラーバリエーションが用意されていますから、その辺りからラインに結んで使ってみましょう。
実はこのダイビングペンシルというカテゴリー、ヒラマサなどの青物をターゲットにしたものが、豊富にリリースされています。
もっと飛距離を伸ばしたいなら、青物専用に作られたダイビングペンシルを、サーフでのシーバスゲームに転用してみてください。
シマノ(SHIMANO) ソルトルアー ペンシルベイト コルトスナイパー ロックウォーク 110F OT-111Q 001 キョウリンイワシ
サーフには波を遮るように、沖合いにテトラブロックで小規模な一文字が設置されていることがあります。
当然潮の流れが当たり、強くヨレていることがあるので、シーバスが定着する可能性があります。
以前カヤックに乗って、沖のテトラ一文字を観察に行ったのですが、なんと!ヒラスズキの若魚が、たくさん群れていました。
たぶんそこに居たメバルを捕食していたようで、自分たちの棲み処にも適していたのかもしれません。
大型のシーバスが寄り付く確率は高く、ショアから届くルアーでアプローチしたいものです。
ロングキャストを実践するなら、前述のダイビングペンシルがベストマッチ。
もっと深い層や、直接テトラブロックにルアーを当てたいなら、鉄板系のバイブレーションルアーがおすすめになります。
ジャッカルからリリースされている、ビッグバッカーシリーズの107HWタイプなら、理想的なヘビーウエイトで飛距離を伸ばすことが可能です。
着水してからのアクションレスポンスは良好で、金属素材による高い剛性も備わっていますから、テトラブロックとの接触も問題なくこなせるでしょう。
3フッカー仕様なので、どの方向からシーバスに齧られても、フッキングに持ち込みやすいメリットも持っています。
ボトムまでフォールさせてからリトリーブをスタートしてもかまいませんし、着水してカウントダウンを繰り返し、任意の層を横方向にトレースしてもいいでしょう。
フックが接触によって鈍ってしまうケースがあるので、フックポイントの確認は常におこなってください。
鈍ってきたな!と感じたら、その場でフック交換を実施しましょう。
JACKALL(ジャッカル) ビッグバッカー 107HW 35g #チャートバックパール2
シーバスゲームで有効な釣り場として、河口域に噛むサーフが挙げられます。
特に悪天候で海が荒れた場合、河口域にイワシやアジが集まってきますから、それを狙っているシーバスを誘いやすくなります。
意外とロングキャストしなくても、波打ち際でシーバスが釣れたりしますから、不用意に水辺に近づかないようにしましょう。
おすすめのルアーは、ハードプラグやメタルジグではなく、ワームです。
ジャッカルから発売中のバス釣り用ワーム・ドリフトフライシリーズなら、ジグヘッドとのマッチングはバツグン。
3gから7g程度のラウンドヘッド型ジグヘッドを用意して、このワームを真っ直ぐに装着してください。
狙うのは、波打ち際そのものや、波の少し沖合い。
いわゆる接近戦をおこなうので、タックルもLパワーでしなやかに曲がるシーバスゲーム用スピニングロッドがいいでしょう。
リールは、2500番サイズ以上のスビニングリールにして、0.8号前後のPEラインをスプールに巻いて対応してください。
ショックリーダーラインには、3号以上のフロロカーボンラインを直結しておけば、擦れに対処できるはずです。
ワームのジグヘッドリグは、シーバスにかかると一瞬で丸飲みなので、擦れ対策は万全にしておく必要があります。
JACKALL(ジャッカル) DRIFTFRY MELLOW 5.2 マーモキンクロ
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 23レグザ(LEXA) LT3000S-C
サーフにおけるシーバスゲームの特徴や釣り方、おすすめのルアー・ロッド・リールなどのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
シーバスゲームの新たな可能性を探るアプローチのひとつとして、ぜひサーフに目を向けてみてください。
他の釣りをしているアングラーも多い場所なので、じゅうぶん間隔を空けて釣りをするようにしましょう。
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