メバリング用ラインの選び方!エステルやPEラインからおすすめをピックアップ
メバリングに適したラインとは、どういうラインを指すのでしょう? そもそもメバルは、さまざまな層で漂っています。 ボトム付近を狙いたいなら、自ら沈んでいくラインが良いでしょうし…
FISHING JAPAN 編集部メバルのルアーゲーム=メバリングを楽しむアングラーが、年々増えています。
堤防などでよく見かけるのが、ジグヘッドにワームを装着してキャストするワーミングの釣り方ですが、ルアープラグを用いたプラッギングによるアプローチも興味深いです。
ここでは、メバリングをプラッギングで楽しむ方法や、おすすめのルアープラグをご紹介しましょう。
目次
メバリングをルアープラグで楽しむ、プラッギングの釣り方は、とても魅力的で奥深いものがあります。
ワームよりもルアープラグのほうが、飛距離を伸ばせますし、水押し効果が高くなります。
いわゆる波動でルアープラグの存在感を際立たせて、メバルを振り向かせるわけです。
ワームはエサに近いフォルムや微細な動き、ニオイ・味などを表現できますが、メバルの居場所が確定できないとき、引き寄せて食わせるほどのパワーが備わっていません。
そういう点で、ルアープラグを操るプラッギングのほうが、メバルに遭遇できる可能性は高いといえそうです。
しかも自分の操り方次第で、釣果が変わるのですから、ヤリガイに満ち溢れている側面も持ち合わせています。
メバルのプラッギングゲームに使ってみたくなる、おすすめのルアープラグとしてまず挙げたいのが、ダイワからリリースされている月下美人 夜霧Zシリーズです。
水面に浮かぶフローティング仕様から、ボトムに向かって沈んでいくシンキング仕様まで、月下美人 夜霧Zシリーズには合計4種類のタイプがラインナップされています。
トレース可能なレンジが、それぞれで異なるため、きっちりと使い分けができるのが大きなメリットでしょう。
重心移動システムを小さなボディ内部に搭載しているので、イメージよりもはるかに飛距離を伸ばせます。
この一点においても、ワームによる釣り方とは一線を画しています。
月下美人 夜霧Z42Fは、全長42mmでウエイト1.9g。
フックには、サクサス仕様の14番サイズトレブルフックが、前後に2つ付いています。
水面で漂わせるような操り方をすると、メバルが下から突き上げてくるかもしれません。
月下美人 夜霧Z42Sは、全長は同じでウエイトは3.7gまで跳ね上がります。
飛距離はこちらのほうが伸びますし、メバルが沈み気味のときに有効です。
月下美人 夜霧Z42F-DRは、ウエイトが2.2gで、水深1m程度のレンジをトレースするのに向いています。
月下美人 夜霧Z42S-DRは、ウエイトが3.1gで、水深1.5m程度のレンジを横方向に探るのに適しています。
この4種類の月下美人 夜霧Zを持っていれば、釣り当日のメバルの居場所を、短時間で絞り込めるのではないでしょうか。
ダイワ(DAIWA) アジング メバリング 月下美人 夜霧Z 抱卵エビ 42S-DR ルアー
メバリング用に作られた、ジョイント構造のシンペンが、月下美人 しらすJです。
2種類のタイプが用意されていて、55SSのほうが、全長55mmでウエイト2.5gのスローシンキング仕様。
サクサス加工の14番トレブルフックが、2つ付いています。
55Sのほうが、全長は同じでウエイトが3gのシンキング仕様になっています。
どちらも頭部アゴ下に、極小のリップのような突起が出ていて、ここに前方からの水流が当たるので、軽い引き抵抗を感じながらリトリーブを続けることができます。
また水面から飛び出してしまうことも、しっかりと防いでくれています。
実際に水中でスイミングさせると、震えるようなアクションをイレギュラーに発生させます。
これがシラスなどのベイトフィッシュが持つ生命感を、じんわり溢れさせてくれるのです。
そばまで近寄ってきたメバルが、迷わずにバイトしてくるのを見ると、まさに生き物そのものと判断しているのでしょう。
頭部アゴ下には、ウエイトルームも飛び出しています。
独特な形状ですが、これによって全体が低重心化し、安定したスイミングアクションのベースを作り出しているのでしょう。
ウエイトルームそのものに透明感があるのも、メバルの好みに通じている感じがします。
メバリングに欠かせないルアープラグをリリースしているのが、老舗ルアーメーカーのタックルハウスです。
中でもとてもシンプルなデザインで人気が高いのが、スローフローティング仕様のオルガリップレスです。
水面に浮かべて、水に絡んでは浮き上がるアクションを繰り返していると、メバルがスーッと集まってきます。
そこからただ巻きリトリーブを開始するだけで、最後尾のトレブルフックをきっちり吸い込んでくれるでしょう。
V字の引き波は、さほど強いものではありませんが、逆にそれが功を奏しているのかもしれません。
全長50mmタイプは、ウエイトが3.3g。
これならメバリング用のスピニングタックルで、ロングキャストを敢行しやすいでしょう。
少し沖合いの潮目を叩きたいときや、潮の流れに乗せてプラッギングをおこないたいときに重宝します。
リップが突き出ていないデザインなので、飛距離は伸ばしやすいのではないでしょうか。
小さなボディなのに、重心移動システムを搭載しているので、広範囲を探ることができます。
潜行深度は、水深20cm程度と考えてください。
ゆらゆら・ふらふらとローリングアクションを繰り返しながら、メバルをどんどん引き付けてくれます。
タックルハウス(TackleHouse) ミノー ショアーズ オルガリップレス 50mm 3.3g アミボール #43 SOL50 ルアー
シマノからもメバリングに適したルアープラグが、数多くリリースされています。
ソアレ アーマジョイントには、フローティング仕様の60Fと、シンキング仕様の60Sがラインナップ。
60Fは、全長が60mmでウエイト4.1g。
フックは、14番サイズのトレブルフックが、前後に1つずつ付いています。
60Sは、全長が同じでウエイトが5.5g。
1秒で22cmフォールするように作られています。
実際にフィールドでよく使うのが、60Fのクリアシルバーカラー。
キャストして水面に浮かべながら、時折ロッドワークを加えると、ボディをくの字に曲げてクイックなターンを繰り返します。
その際に発生する波動が、水面を強めに攪拌しますから、メバルをしっかり引き付けてくれます。
そのままアクションを止めて、漂わせた状態でバイトに持ち込むことができます。
またリトリーブを開始して、ゆらゆらとボディをくねらせながらスイミングさせていると、真下からの突き上げバイトが発生することも。
独特な水押し効果が備わっていて、特にタフコンディション攻略に効果があるように感じました。
ジョイント部分の可動域が大きく、ここまでボディが折れ曲がるルアープラグは珍しいかもしれません。
アングラーの釣りスキルによって、もっと幅広い使い方に対応できる、フトコロの深さを実感します。
カラーバリエーションは、合計10種類と豊富ですから、日照や常夜灯の光量や潮の濁りなどに合わせて、使い分けてみましょう。
シマノ(SHIMANO) ライトソルトルアー ソアレ アーマジョイント 60F アーマブースト XJ-160W 008 クリアシルバー
メバリングをプラッキングでアプローチする方法や、おすすめのルアープラグをご紹介しましたが、いかがでしたか?
まだまだ数多くのルアープラグが存在していますから、自分でお気に入りを探してみるのも楽しいかもしれません。
海水に浸けた後のフックは、必ず真水で洗浄してから乾燥保管するように心がけましょう。
メバリング用ラインの選び方!エステルやPEラインからおすすめをピックアップ
メバリングに適したラインとは、どういうラインを指すのでしょう? そもそもメバルは、さまざまな層で漂っています。 ボトム付近を狙いたいなら、自ら沈んでいくラインが良いでしょうし…
FISHING JAPAN 編集部【海釣り入門】メバリングの釣り方解説!おすすめタックルに注目
防波堤や磯場などから手軽に狙えることで人気が高まっているのが、ロックフィッシュのメバルです。 尺サイズを超える大型が泳いでいますし、食べても美味しい釣り対象魚なので、多くのアン…
FISHING JAPAN 編集部メバル用ワームの選び方!メバリングにおすすめのワームを徹底特集
メバリングを楽しめる季節が到来しましたね! 防波堤や岩場周りでは、専用ロッドをビュンビュン振っているアングラーを見かけるようになりました。 声をかけて使っているルアーや仕掛け…
FISHING JAPAN 編集部DAILYランキング