24セルテートをもっと深く知りたい!2024年注目の新型スピニングリールを徹底解剖
2024の2月にリリースが決まった、ダイワの新型スピニングリール・24セルテート。 いったいどんな進化を遂げていて、どんな使い方ができるのか、じっくりと深掘りしてみましょう。 ダイ…
FISHING JAPAN 編集部ディープクランクベイトとして人気の高いT.D.ハイパークランクは、中層を超スローリトリーブで漂わせる使い方でも、ビッグバスを呼び込むことができます。
2024年には、最小サイズが登場しますし、なんとウエイトパーツの入っていないモデルも追加の予定。
その特徴について、詳しくご紹介しましょう。
目次
T.D.ハイパークランクとは、ダイワから発売中のバス釣り用ディープクランクベイトのことです。
ベイトタックルでロングキャストして、一気にボトムへ向けて潜行させます。
リップには、極薄で削れにくいチタン製リップが採用されていますから、積極的にボトムにヒットさせながらリトリーブすることが可能です。
既存モデルの機種設定は、2種類でした。
1064Tiモデルが、全長65mmで、ウエイト16g。
最大潜行深度は、約4.0mになっています。
1066Tiモデルは、全長65mmで、ウエイト16.5g。
最大潜行深度は、約6.0mとかなり潜ってくれます。
ここに2024年モデルとして、3機種が追加されます。
ひとつめが、Jr.Tiモデル。
最も小さなサイズになっていて、全長50mmで、ウエイト7.4gしかありません。
最大潜行深度は、約3.0mです。
シャローエリアや、そこに隣接しているブレイクラインなどを探っていくのに、とても重宝するでしょう。
ふたつめは、KARA1064Tiモデル。
KARAには、ボディの中にウエイトボールが入っていない=空(カラ)という意味が込められているのでしょうか。
実際にウエイトが入っておらず、チタン製リップやトレブルフックなどの重みで、水面に刺さるように浮きます。
既存モデルよりも軽いですから、お尻の部分が水面から大きく突き出しているのが分かります。
全長は同じ65mmで、ウエイトは14gと軽くなっています。
最大潜行深度は、約3.0mと浅いレンジです。
3つめは、KARA1066Tiモデル。
こちらもウエイトボールの無い仕様で、全長は同じ65mm、ウエイトは14.5gです。
最大潜行深度は、約4.0mとなっています。
KARA仕様に関しては、ボディ内部のウエイトボールを全て排除しているので、超高浮力。
リトリーブしたときのアクションは、既存モデルよりも大きくなるのが特徴です。
スローリトリーブすると、水面を大きく搔き回し、トップウォータールアーの羽根モノのようなアクションを発生させます。
そこからダイブさせて、ロッドワークによるトゥイッチを入れると、左右に大きくダートさせることが可能です。
ワイドなウォブリングアクション+ロッドワークに機敏な反応をするルアーとして、KARA仕様を活用することができるでしょう。
T.D.ハイパークランクのラインアイに注目してください。
チタン製リップの上に、2ヵ所設けられています。
リップの先端に近い側のラインアイを使うと、スローなタイトアクションになります。
ボディに近い側のラインアイを使うと、アクティブなワイドアクションに切り換わります。
どちらもバスには効果的ですが、釣り場のシチュエーションに合わせて使い分けると、バイトの数が増えるでしょう。
フックは、Jr.Tiモデルのみ10番サイズのサクサス加工トレブルフックが、前後に付いています。
これ以外のモデルは、5番サイズのサクサス加工トレブルフックが、前後に装備されています。
チタン製リップが長いので、ボトムの地形変化やカバーにフックが引っ掛かるのを防いでくれるでしょう。
T.D.ハイパークランクには、全部で6種類のカラーバリエーションがラインナップされています。
●B-2カラー
●S.A.チャートカラー
●クロキンカラー
●ブラックカラー
●ブルーバックチャートカラー
●マジックシャッドカラー
Jr.Tiモデルにのみ、上記以外に2種類のカラーバリエーションが用意されています。
●房総ベイトカラー
●笹濁りグリッターカラー
T.D.ハイパークランクをロングキャストして、さまざまなリトリーブを仕掛けるのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、Mパワーブランクス以上のベイトロッドがマッチします。
リールは、太いモノフィラメントラインを豊富に巻けるベイトリールがいいでしょう。
ダイワ(DAIWA) 21 ブレイゾン C610MH-2 2ピース ベイトキャスティングモデル
ダイワからリリースされているバス釣り用ベイトロッド・ブレイゾンシリーズのラインナップから、C610MH-2を選んでみました。
全長は2.08mと、やや長めブランクスなので、ロングキャストに適しているでしょう。
2ピース仕様で、仕舞寸法は107cmにまで縮まります。
ウエイトは123gで、ブランクスの先径/元径は2.1/11.4mmと太め。
適合するルアーウエイトは、7gから28gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら10lbから20lbまでです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、90%になっています。
実際に手にしてみると、とても張りのあるブランクスに仕上がっていると感じました。
全体的にしなやかな弧を描くテイストで、ルアーのウエイトでしっかりブランクスを曲げて、その反発を利用して飛距離を伸ばしやすい作り込みです。
ガイドには、ラインが絡まりにくく、連続キャストするのに丁度いいでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。
キャストした後、ロッドティップを水面に向けてリトリーブすると、潜行深度が深くなります。
中層をゆったりと漂わせたければ、ロッドティップを立ててリトリーブするのも、面白いかもしれません。
ダイワ(DAIWA) ベイトリール 24TATULA TW 100XHL
ダイワから新発売されたロープロファイルデザイン系ベイトリール・タトゥーラTWシリーズの中から、100XHLを選んでみました。
ギア比は8.1対1なので、ハンドル1巻きにつき86cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
ウエイトは195gで、最大ドラグ力は5kg。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを100m、PEラインなら3.0号を170m巻けます。
ハンドルの長さは90mmで、スプール径は34mm。
ボールベアリングは、7個搭載されています。
実際に手に取ってみると、とてもパーミングしやすいデザインで、クラッチの切れもスムーズです。
太いモノフィラメントラインを大量に巻けますから、T.D.ハイパークランクをロングキャストするのにマッチするでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
素早く潜らせたいなら、比重の高いフロロカーボンラインを巻くことをおすすめします。
細いほうが潜行深度が深くなりますが、中層狙いならあえて太くするのも効果的です。
T.D.ハイパークランク新サイズ+ノンウエイトモデルの気になる発売日は、2024年の4月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、2,000円です。
人気の高さを支えているのは、ヘビーユーザーが多いからです。
まるでヘドンのビッグバドのように、ボディを左右にウォブリングさせながらスローリトリーブすると、沖合いのエリアでもビッグバスが食い付いてくることが。
タフコンディションで、なかなか1匹にたどり着けないときに、切り札としてT.D.ハイパークランクをラインに結んでみてください。
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