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初めてのクロダイ釣り!ルアーでバイトを取るにはどうすればいいの?

FISHING JAPAN 編集部

マダイは桜色の体側をしていますが、黒っぽい銀色に光っているのは、浅場を好むクロダイです。

冬の一時期に深場に落ちることはあるものの、結構水温が低くても浅場でウロウロ。

産卵を迎える4月前後には、汽水域である河川にまで入って来て、アングラーが目視できてしまう魚でもあります。

そんなクロダイを初めて釣りたい人、しかもルアーでバイトに持ち込みたい人に、その釣り方を分かりやすくご紹介しましょう。

クロダイってどんな習性を持っているの?

クロダイは、マダイとそっくりの外観をしていて、体色が全く異なるので識別はカンタンにできます。

深場に棲んでいるイメージはほとんど無く、汽水域が広がる河口付近や、もっと上流の河川でもその姿を見つけることができる魚です。

あんなところに真っ黒な魚が泳いでいるぞ!と、河川を見て驚いた人は多いでしょう。

まるで群れを構成しているかのように、複数のクロダイがゆっくり浅場をクルーズしています。

そこに魚を見つけたのなら、釣りたい気持ちが膨らむのは当然!

ここでは、クロダイを初めて釣りたい人に、その釣り方をご紹介します。

クロダイを狙うには、エサでアプローチするケースが長年おこなわれてきました。

ただ水深が浅く、結構離れた場所に浮いているクロダイに誘いをかけるには、飛距離が稼げるルアーのほうが便利でしょう。

なのでルアーを使ってのクロダイ釣りを、きっちりマスターしてみましょう。

まず最初にやりたいことは、クロダイの居場所を絞り込むことです。

浅場に居る・淡水と海水が混ざり合う汽水域に居ることは分かりましたから、具体的に場所を見つけに行きましょう。

河川の河口域まで足を運び、護岸に立ちます。

川幅は広く、どこから手を付ければいいのか迷ってしまいます。

そこで実践したいのが、足元の護岸を注視すること。

ずっとコンクリートが続いているわけではなく、ところどころに変化があります。

牡蠣殻や貝殻が付着しているところがありますから、じっくり観察してください。

水門が設置されていて、護岸のカタチそのものが変わっているところもあります。

そういう変化には、必ず生き物が寄り付き、クロダイはその生き物を捕食しに近寄ってくる習性を持っています。

背中が黒いので、観察しているとすぐにクロダイを見つけられるでしょう。

居場所さえ分かれば、あとはルアーを投入するだけ。

クロダイを驚かさないように、護岸に沿ってワームリグを落とし込んでみましょう。

流行りはフリーリグですが、ゆっくり落とし込みながらアピールしたい場合、高比重ワームのノーシンカーリグが効果的です。

足元の護岸に沿って、そっと落としていく感じをマスターしてください。

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河川の支流にも潜んでいるクロダイ!

クロダイは、複雑に入り組んだ支流にも存在します。

ほんの少し前に見つけた水門から、支流の方向へ進んでみてください。

そうすると川面がより詳しく観察でき、クロダイの存在を見つけ出せるでしょう。

さらに、対岸が近いので、キャストしやすいルアーを選べば、対岸にいるクロダイを直接引き寄せることができます。

その時に試してみたいルアーは、高比重ワームのノーシンカーリグともう一つ。

水面に浮かんでいる、フローティングタイプのルアーです。

おすすめのクロダイ用ルアーをチェック!

クロダイをターゲットにしたフローティングルアーの中で、最も扱いやすいのが、小型のポッパーです。

口が大きく開いているので、そこで水を受けて水飛沫を散らすことができます。

キャストする際は、最後尾が尖っているので、空気抵抗を抑えた飛びを実践しやすくなっています。

小型で軽量でも、意外と飛距離を伸ばせるのが、ポッパーの強みといえるでしょう。

クロダイは、吸い込み型のバイトではなく、噛み付き型。

なのであまり大きなルアーよりも、小型で口に挟まりやすいポッパーが適しているのです。

フックは、よく刺さる軸の太いトレブルフックにして、バイトが発生したらラインテンションを緩めずに、一気に引き寄せてランディングしてください。

ランディングネットは必ず用意して、水面まで届く長さの柄を装着しておきましょう。

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クロダイをルアーで釣るのにおすすめのタックルを選んでみた!

クロダイをルアーで釣るのに適している、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、フリーフォールやキャストを絡めたいので、張りのあるスピニンクロッドがマッチします。

リールは、2500番サイズ以上のスピニングリールなら、とても扱いやすいでしょう。

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ダイワからリリースされているチニングゲーム用スピニングロッド・チニングXシリーズの中から、76Lを選んでみました。

全長は2.29mと、取り回ししやすい長さに設計されています。

継数は2本で、仕舞寸法は119cmにまで縮まりますから、さまざまな釣り場へ持ち込みやすいでしょう。

ウエイトは122gと軽めで、長時間の釣行にも耐えられそうです。

ブランクスの先径/元径は、1.2/9.9mmと細め。

適合するルアーウエイトは、2gから12gまでなので、ワームリグからポッパーまで使いこなせます。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら2lbから8lbまで、PEラインなら0.2号から0.8号までです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、88%に設計されています。

実際に手に取って継いでみると、とてもシャープで振りやすい印象を持ちました。

バット部分にはパワーがあり、全体的にしなやかに曲がってくれます。

これならクロダイの強い引きにも対処できますし、時間をかけて水面まで浮かせることも可能でしょう。

実売価格は8千円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

初めてクロダイ釣り用のタックルを揃えるなら、これぐらいの価格帯のロッドがおすすめです。

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ダイワから発売されている人気スピニングリール・カルディアLTシリーズの中から、2500番サイズのエクストラハイギアモデルを選んでみました。

ギア比は6.2対1なので、ハンドル1巻きにつき87cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは190g。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら5lbを120m、PEラインなら0.8号を190m巻けます。

ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは6個採用しています。

実際に手に取ってみると、とても軽量でハンドルの巻き心地は滑らかそのもの。

ローター回転もスムーズで、ラインスラックが発生してもカンタンに回収してしまえるでしょう。

ドラグのレスポンスも良好ですから、ライトラインでクロダイとのやり取りを楽しめるはずです。

実売価格は1万円台と、とても低価格に設定されているのが嬉しいです。

ロッドと一緒にスピニングリールを揃えたいと考えている人に、おすすめの1台ではないでしょうか。

あまりドラグを緩めてしまうと、護岸の隙間に潜り込まれたり、牡蠣殻に擦りつけられたりします。

スプールに手を添えて、ドラグの役割を補助してあげると、ラインの出を抑えたやり取りを実践できるでしょう。

クロダイのルアー釣りを習得してトシナシサイズを釣り上げよう!

クロダイの習性や釣り方、おすすめルアー&タックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

河川の支流には、周辺に民家が立ち並んでいることがあります。

静かに釣りをおこなうようにして、迷惑のかからない配慮を心がけましょう。

夜釣りになる場合は、特に騒音を発生させるのはNGです。

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