メバルをサビキでショアから狙ってみたい!おすすめタックルもチェック
メバリングゲームが、各地の堤防てで盛んにおこなわれる季節になってきました。 ルアーやワームリグをキャストする以外に、効果的なアプローチがあるのをご存知ですか? それは、船釣り…
FISHING JAPAN 編集部冬から春にかけて旬を迎えることになるのが、ライトソルトウォーターゲームの主役・メバルです。
体長30cmほどまでに成長すると、引きも食味もバツグン!
まだ釣ったことのない人は、ぜひこれからの季節に狙ってみてください。
ここでは、メバルの特徴や釣り方・美味しい料理の仕上げ方についてご紹介しましょう。
目次
メバルとは、スズキ目メバル科に属する海水魚のことです。
体長20cm前後のものが群れで移動したり、浮きカバーに居付いたりしているのを、漁港などで見かけることが多いです。
おっ!あんなところにもメバルが居る!と発見して、ルアーをキャスト。
それでカンタンに釣れないのが、メバルの特徴でもあります。
頭部に占める目玉の割合が、とても大きく、印象はかなり可愛い魚でしょうか。
捕食を繰り返しながら、体長30cm超えの尺メバルサイズまで大きくなると、ルアーで掛けたときの引きをじゅうぶん楽しめます。
メバルは、日中でも夜間でも釣ることができますが、アプローチの仕方に若干の差が出ることを覚えておきましょう。
前述のように、日中は群れで浮き桟橋や筏の日陰側に、ふらふらと浮いていることがあります。
真っ黒に見えるので、見つけ出すのはカンタンでしょう。
ただし、釣り人の存在に気づきやすい習性を持っていて、むやみに近づくとそれだけで沈み始めてしまいます。
一旦沈んだ日中のメバルは、警戒心が膨らんでいるのか、なかなか食い付いてくれません。
そこで試したいのが、メバルから離れることです。
距離をじゅうぶん取って、与えたプレッシャーが緩和される時間も取ります。
具体的には、30分程度。
ちょっと長めの時間になりますが、メバルの群れ全体を落ち着かせるには、それぐらいが丁度いいでしょう。
そろそろかな!というタイミングで、キャストしたいのは、軽めのジグヘッド+ワームのジグ単です。
でも、軽いジグ単は飛んでくれません。
歩いて近づくと、先ほどの余計なプレッシャーを再びメバルにかけてしまう展開に。
それを避けて効果的なアプローチをおこなうには、ジグ単をフロートに装着して、フロートリグでアプローチをおこないます。
浮きカバーを越えてフロートリグを着水させ、そのままゆっくりと表層を引っ張ってきます。
メバルが潜んでいるポイントまで来たら、リトリーブをストップ。
フロートの先に付いているジグ単が、ゆっくりとフォールしていく時間を取り、メバルがバイトしてくるのを待ちましょう。
ケイムラ発色をするストレート系ワームをリグるのがおすすめで、その他クリア系やラメ系も実績があります。
もうひとつ試すカラーとして、赤色系が挙げられるでしょう。
ゆっくりとフォールさせると、日照の当たる表層では赤く発色していたものが、日照の弱い中層や深い層では、黒っぽく映ります。
メバルからは色そのものが飛んだり戻ったりするので、まるで明滅しているように見えているはす。
これが効果的な刺激となり、バイトに結び付くかもしれません。
メバルは、夜間でもよく釣れます。
日中に釣り場に出向いて、沖合いに広がっている潮目の位置を確認しておきましょう。
陽が暮れたタイミングで、フロートリグによる遠投でその潮目を叩きます。
具体的には、潮目を越えた辺りにフロートリグを着水させ、ゆっくりリトリーブして潮目に接触。
そこでリトリーブを止めて、ジグ単をフォールさせていくと、バイトを誘発してくれるでしょう。
フロートリグの代わりに、マイクロサイズのメタルジグやシンペン・ミノーなども有効です。
フローティングのペンシルやポッパーを使えば、水面までメバルを呼び寄せてバイトさせられるかもしれません。
釣り上げたメバルを美味しく食べるには、どうすればいいでしょうか。
おすすめは、煮付け料理です。
メバルを真水で洗ってからウロコを取り、エラと内臓を外します。
一旦沸騰したお湯に通して、氷水で冷やしてください。
それからフライパンや鍋にメバルを置き、水・みりん・醤油・酒・砂糖を加えて、落し蓋をして煮付けていきます。
煮汁が沸騰して泡立ちますから、その様子を目視できるように、落し蓋は半透明のペーパータイプがいいでしょう。
メバルの煮付けレシピを詳しく解説している動画を見つけましたので、参考にしてください。
メバルをルアーキャスティングで釣るのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、7ft前後とやや長めブランクスのスピニングロッドがマッチします。
リールは、2000番サイズのスピニングリールに、0.4号前後のPEラインを巻いてキャストしてください。
ダイワのメバリングゲーム用スピニングロッド・月下美人シリーズの中から、7.6ftのMLパワーブランクスモデルを選んでみました。
全長は2.29mと長めで、2ピース仕様。
仕舞寸法は、119cmにまで縮まります。
ウエイトは100gと軽めで、先径/元径は1.4/9.9mmと細め。
適合するルアーウエイトは、3gから10gまでですから、フロートリグやハードルアーのロングキャストを敢行するのに適しています。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら3lbから8lbまで、PEラインなら0.5号前後が扱いやすいでしょう。
ブランクスのカーボン素材含有率は、86%になっています。
実際に手に取ってみると、とてもシャープで張りのあるブランクスに仕上がっている印象です。
でも硬過ぎることはなく、負荷に対してはしなやかに追従してくれます。
実売価格は3万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
ダイワ(DAIWA) スピニング 21 フリームス FC LT2000S-XH
ダイワのスピニングリール・フリームスシリーズの中から、2000番サイズのエクストラハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は6.2対1に設定されているので、ハンドルを1回転させると、81cmものラインを巻き取れるようになっています。
最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは185gと軽め。
ラインキャパは、PEラインなら0.4号を200m、モノフィラメントラインなら2.5lbを200mまで巻くことが可能です。
ハンドルの長さは40mmで、ボールベアリングは5個搭載されています。
実際にフィールドで使ってみると、軽くて扱いやすい印象を持ちました。
ハンドル回転は軽快で滑らか、ローター回転もそれに準じて、とてもスムーズです。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
メバリングゲームを楽しむのに、じゅうぶんなスペックを備えているスピニングリールといえるでしょう。
ラインローラーの部分に、さまざまな浮遊ゴミなどが溜まるので、定期的に洗浄メンテナンス+注油を施してください。
メバルの特徴や釣り方・美味しい料理+調理法、おすすめの釣りタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
意外と身近な釣り場に居るメバルなので、足しげくフィールドに通って見つけ出してみましょう。
居付いている場所が判明すれば、あとは時間をかけてじっくりと釣り上げていけばOK。
最初はなかなか上手く釣り上げることができませんが、メバル独特の警戒心の膨らみ方に気づけば、そこからは効率よくバイトをフックアップに持ち込めるでしょう。
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