ダイワのレグザを使ってみた!汎用型スピニングリールの実力チェック
実売価格が1万円台の汎用型スピニングリールで、納得のいく機種を探しているアングラーは結構多いでしょう。 さまざまな釣り方をスタートさせるのに、初期費用をできるだけ抑えたい!でも…
FISHING JAPAN 編集部ダイワの人気バスロッドシリーズ・ハートランドのスピニングモデルに、2023年新しい機種が加わります。
品番は、702UL+FS-ST23。
あの冴掛MIDGE DIRECTION STを彷彿とさせる、ブランクステーパーを継承しています。
その詳細スペックや、マッチしそうなおすすめスピニングリールをご紹介しましょう。
目次
ハートランド スピニングモデル・702UL+FS-ST23とは、2023年ダイワからリリースされる、バス釣り用スピニングロッドのことです。
一誠の村上晴彦さんが監修を務めていて、ダイワの最新技術がギュッ!と詰まったスペックに仕上がっています。
全長は2.13mと、やや長めのブランクスに設計されています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は110cmにまで縮まります。
この寸法なら、オカッパリでさまざまなシチュエーションに持ち込みやすいですし、クルマに積み込む際にも干渉するのを防げるでしょう。
ウエイトは、なんと80gしかありません。
アジングやメバリングなどのライトソルトウォーターゲームに使える程度の負荷ですから、長い時間釣りをおこなっても、アングラーへの負担は軽減されるでしょう。
先径/元径は、0.7/7.4mmと細め。
適合するルアーウエイトは、0.6gから5gまでです。
軽量なワームリグはほとんどカバーできますから、例えばノーシンカーリグ・ネコリグ・ダウンショットリグ・ワッキーリグ・ライトキャロなど、幅広い選択肢の中から最適なものをピックアップしてみてください。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら1.5lbから4lbまで。
PEラインなら、0.15号から0.6号まで扱えるようになっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98%です。
歴代のハートランドシリーズの中で、最も軟調子といわれている冴掛MIDGE DIRECTION STのブランクステーパーを継承しています。
軽量なワームリグを、存分に楽しめるスピニングロッドだといっていいのではないでしょうか。
冴掛MIDGE DIRECTION STと比較すると、ハーフランク分のパワーアップが施されています。
バイトを感じて掛けるまでの楽しさや、掛けてからのバスとのやり取りを満喫できる1本でしょう。
ハートランド スピニングモデル・702UL+FS-ST23には、ESSやX45フルシールド=X45コブラシールドが採用されています。
メガトップ・HVFナノプラス・V-ジョイント・TUBULARPOWERSLIMといったダイワ独自の最新技術が、惜しげもなく投入されているのが嬉しいです。
中でも注目したいのが、X45フルシールド=X45コブラシールド。
キャストはもちろん、ルアーアクション・フッキングなどのロッドワークや、バスとのやり取りをする際に発生するネジレを徹底的に排除する役割を担っています。
ネジレが発生しやすいブランクスの先端から、45°のカーボンバイアスクロスで最外層から締め上げています。
これにより全体の剛性が向上して、キャストアキュラシーやロッドが持つ本来の性能を引き出せるようになっているのです。
ハートランド スピニングモデル・702UL+FS-ST23のガイドシステムには、オールチタンフレームのSiCガイドリングが搭載されています。
ラインに対する負荷をしっかり抑え込んでくれるので、安心してキャストを続けられるでしょう。
ガイド数の多いロッドですから、浮きゴミや枯れ葉・ウィードな゛が付着しやすくなっています。
そのまま釣りを続けると、ラインの放出などに支障をきたす場合があるので、気づいたタイミングで取り除くようにしてください。
ハートランド スピニングモデル・702UL+FS-ST23に装着してフィールドで使ってみたくなる、おすすめのスピニングリールをご紹介しましょう。
まずは、定番の2500番サイズから。
0.6号前後のPEラインとのマッチングが良く、幅広いワームリグに対応できます。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 22 イグジスト LT2500S-XH(2022モデル)
ダイワからリリースされているハイエンドスペックなスピニングリール・22イグジストの2500番モデルです。
ギア比は6.2対1ですから、ハンドル1回転につき87cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は、5.0kgに設定されています。
ウエイトは160gと軽めで、スプール径は45mmです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4lbを150m、PEラインなら0.6号を200m巻けます。
ハンドルの長さは50mmで、ボールベアリングは12個搭載しています。
実際に手に取ってみると、とても滑らかな巻き心地を体感できます。
しっとりと回り続けるハンドルですから、ライトリグのリトリーブ中に発生するショートバイトを、見逃さずに済むでしょう。
ローター回転も極めてスムーズなので、糸フケはあっという間に回収できます。
次へのキャストの準備が整いやすく、手返しの良い連続アプローチを実践可能です。
実売価格は8万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
ハートランド スピニングモデル・702UL+FS-ST23の性能を引き出すのに、マッチングのいい1台といえるのではないでしょうか。
ダイワ(DAIWA) 一般 スピニングリール 20 ルビアス FC LT2000S(2020モデル)
極めて軽いスピニングリールで食わせのアプローチを試みたいなら、2000番サイズのスピニングリールを試してみるのも面白いでしょう。
こちらのルビアスLTは、ウエイトが150gしかありません。
手首やヒジなどの負担を軽減してくれるので、疲れをあまり感じずに釣りに集中できるメリットを持っています。
ギア比は5.1対1なので、ハンドル1巻きにつき67cmのラインを巻き取ることができるように作られています。
リトリーブで中層を漂わせたり、小型ミノー・シャッドなどを泳がせたりするのに向いているでしょう。
最大ドラグ力は5.0kgで、ラインキャパはモノフィラメントラインなら3lbを150m、PEラインなら0.4号を200m巻けます。
ボールベアリングは、9個搭載しています。
実際に手に取ってみると、驚くほど軽くてスムーズに回転してくれます。
ローター回転も滑らかで、ドラグの利きもじゅうぶん。
極細ラインを丁寧に操りたい人に、ぜひ使ってもらいたい1台です。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ライトソルトウォーターゲームに、そのまま転用できるのも嬉しいです。
ハートランド スピニングモデル・702UL+FS-ST23の気になる発売日は、2023年の1月にハートランド倶楽部会員向けの先行発売を予定しています。
メーカー希望販売価格は、52,000円です。
人気の高いハイプレッシャーな釣り場に投入して、その基本性能の高さを実感してみたいものです。
バスを掛けた瞬間のブランクスの曲がりは、ハートランドシリーズならではの美しい弧を描いてくれるでしょう。
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