エメラルダスのリールを徹底比較!3機種の中から自分のベストを選ぼう
エギングゲームブランドといえば、ダイワのエメラルダスシリーズが充実のロッド群で注目されています。 実を言うと、このシリーズにはリールも含まれており、コスト性能の優れたモデルからハ…
FISHING JAPAN 編集部ショアからのエギングゲームを楽しむには、専用ロッドのスペックにこだわりたいもの。
より軽量で高感度なら、手元に伝わってくる情報が根本的に違ってきます。
ダイワからリリースされているエギングゲーム専用ロッド・エメラルダスAIR AGSなら、自分の釣りスタイルを再構築できるかもしれません。
その特徴や実釣インプレを、詳しくご紹介しましょう。
目次
エメラルダスAIR AGSシリーズとは、ダイワから発売中のエギングゲーム専用ロッドのことです。
とにかく軽い!驚くほどの軽さを実現しているので、これまで使っていたロッドは何だったのか?と感じてしまうほどでした。
全12機種のラインナップの中から、3本選んで実釣してみましたので、詳しくインプレをおこないます。
●エメラルダスAIR AGS・711M-S
全長は2.41mと、一般的なエギングゲーム用ロッドよりもやや短くなっているのが特徴です。
2ピース仕様で、仕舞寸法は125cmですから、持ち運びはしやすい印象を持ちました。
ウエイトは86gと、とても軽く作られていて、先径は0.9mm、元径は10.9mmです。
適合するエギサイズは、2.5号から4.0号まで。
適合するPEラインは、0.5号から1.0号までで、ブランクスのカーボン素材含有率は99%になっています。
ロッドティップにダイワ独自のメガトップが採用されているので、ソリッド独特の曲がり込みが味わえるように作られています。
とても柔らかくて感度も伴なっていますから、潮の流れの変化をとらえやすく感じました。
例えば、潮目からフォールさせていき、流れの変わるレンジでフッとロッドティップの曲がりが戻ります。
まるでエギを誰かに持ち上げられたような感覚になり、潮の違いを体感することができるのです。
当然イカが接触してきたときの変化も、メガトップならとらえられるでしょう。
着底してもしっかり変化が表れますし、藻に乗ってもロッドティップが踊ります。
試しに、ショックリーダーラインをフロロカーボンからナイロンに換えてみたら、ロッドティップの曲がり→復元にスピード差が生まれました。
ここまで情報の質と量をとらえられるのは素晴らしいですし、自分の指先が伸びたかのような感覚になれるのではないでしょうか。
バットパワーは、Mパワーブランクスが与えられているので、4.0号エギをドリフトで用いても、きっちり支えてくれました。
ブランクスにはHVFナノプラスとX45が採用されていて、大型のイカが抱き付いてきても、フッキングからランディングまでスムーズにおこなえます。
●エメラルダスAIR AGS・86M
全長が2.59mと、ベーシックなエギングゲーム用ロッドの長さを持っていて、2ピース仕様。
仕舞寸法は134cmと、携行に便利に作られています。
ウエイトは88gしかありませんから、シャクリを連続させても、さほど疲れを感じてしまう展開にはなりませんでした。
先径は1.5mmで、元径は11.9mm。
適合するエギサイズは2.5号から4.0号で、適合するPEラインは0.5号から1.0号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99%になっています。
オールラウンドに使いこなしたいならこれですが、特化した使い方を望むなら、このロッドの次の1本も検討に入ったほうがいいでしょう。
●エメラルダスAIR AGS・90M
もっと硬いブランクスのロッドが、これより短い機種で用意されているのですが、やはり最長のロッドは触っておきたいので、3本めにこれを選んでみました。
全長は2.74mもあるので、振り抜くだけでエギは飛距離を伸ばしてくれます。
2ピースで仕舞寸法は141cm、ウエイトは96gと100gを下回る軽さです。
先径は1.4mmで、元径は12.6mm。
適合するエギサイズは2.5号から4.0号で、適合するPEラインは0.5号から1.0号までとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99%です。
最長なブランクスの使い道は、ズバリ!手前のシモリ越え。
掛かったイカを足元に並ぶシモリに引っ掛けてバラさないように、ロングレングスのブランクスで乗り越えさせます。
あとは、シャクリのストローク稼ぎと、フォール時のフッキングの決まりやすさがメリットでしょうか。
9ftとは思えない軽さなので、ロッドワークが機敏になり、疲れ知らずで長時間を過ごせるようになります。
エメラルダスAIR AGSシリーズに装着してエギングを楽しむのに、おすすめのスピニングリールを取り上げてみましょう。
番手は、2500番から3000番がマッチします。
PEラインの0.6号前後を、200m以上巻けるスプールなら、ドリフト釣法などにもチャレンジできます。
ダイワから発売中の、エメラルダスシリーズに属しているスピニングリールです。
2500番でエクストラハイギアモデル、シングルハンドルノブになっているのが特徴的。
ギア比は6.2対1ですから、ハンドルを1回転させると87cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は10kgあるので、大型アオリイカに長距離を走られても、安心してやり取りを楽しめるでしょう。
ウエイトは180gで、ラインキャパはPEラインの0.8号を200m巻けます。
ボールベアリングは、12個装備しています。
実際に手に取ってハンドルを回してみると、とても滑らかに回転を続けてくれます。
ローターも安定していますし、ドラグ性能もイカの走りにしっかり対応できるレベルです。
実売価格は3万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
エメラルダスシリーズに使われているグリーン系の繁殖が施されているので、ロッドとのマッチングは良好でしょう。
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 22 イグジスト LT2500S-XH(2022モデル)
ダイワのハイエンドスペックなスピニングリール・22イグシストの2500番モデルです。
ギア比は6.2対1ですから、ハンドル1巻きにつき87cmのラインを巻き取ることができるように作られています。
最大ドラグ力は5kgで、ウエイトはたったの160gしかありません。
エメラルダスAIR AGSシリーズの軽さを活かすなら、このスピニングリールとの組み合わせは有効でしょう。
スプール径は45mmで、ラインキャパはPEラインなら0.6号を200m巻けます。
ハンドルの長さは50mmで、ボールベアリングは12個搭載しています。
独特の使用感が得られますから、高い手元感度を追求したいなら、ぜひ使ってみてください。
実売価格は8万円台前後と、ハイエンドスペックに見合った価格帯に設定されています。
エメラルダスAIR AGSシリーズの特徴や実釣インプレ、おすすめのスピニングリールをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ダイワ独自のAGS=エアガイドシステムが採用されているので、軽さによる感度の向上を体感できるでしょう。
極細のPEラインでも絡まりにくいですから、手返しよくキャストを繰り返すのに向いています。
カーボン製のガイドフレームには、軽さと共に適度な剛性も備わっていて、安心してイカとのやり取りを楽しめるようになっています。
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