21カルディアの実釣インプレ特集!18カルディアとどう変わったの?
18カルディアシリーズをさまざまな釣りでヘビーユースしてきたので、2021年に新しいカルディアが発売されたときは、とても期待しました。 どの辺りが変更されたのかチェックするために、全…
FISHING JAPAN 編集部シーバスゲームに日々熱中しているアングラーは、全国に数多くいるでしょう。
その手元に豊富にストックされて、さまざまなシチュエーションで投入されているのが、ダイワのショアラインシャイナーシリーズです。
いったいどんなスペックに仕上がっているのか、その使い方も含めてチェックしてみましょう。
目次
ショアラインシャイナーとは、ダイワからリリースされているシーバスゲーム用ミノーのことです。
外観フォルムやリップ形状・長さ・重心移動システムなどに若干の違いはあるものの、基本的に細身でスリム。
タイトピッチでウォブリング仕掛けるのですが、そこから美しいロールアクションに切り換わります。
シーバスやヒラメなどのフィッシュイーターは、このロールアクションにめっぽう弱く、思わずバイトしてしまう!いつまでも追従して岸際でついパクリ!を繰り返してくれます。
徹底して現場で鍛えられた、釣るためのカタチとアクション。
それがショアラインシャイナーというミノールアーでしょう。
ダイワの公式サイトや製品カタログを見てみると、ショアラインシャイナーもしくはSLSと名の付くルアーが、驚くほどの量で掲載されています。
当然釣具店やネット通販サイトをチェックしても、膨大な数が並べられている状態に。
これではさすがにどれを選んだらいいのか、特に初心者アングラーには検討もつきません。
そこで実釣で使ってみたことのあるものから、おすすめのショアラインシャイナーをピックアップしてみましょう。
●ショアラインシャイナーZ バーティスR 98F
タングステンウエイトを内蔵していて、とても飛距離の伸びるコンパクトなミノーです。
フローティング仕様とシンキング仕様が設定されていますが、浅い河口の干潟付近でロングキャストを敢行するなら。フローティング仕様の98Fをおすすめします。
着水したらすぐに、後部に配置されているバネでタングステンウエイトがお腹の位置に戻される仕組みになっています。
これにより、固定重心のウッド製ミノーを使っているかのような、キビキビした超タイトウォブンロールアクションを発生することができます。
着水地点にシーバスがボイルしているときに、とても有効な誘いのスペックだといえるでしょう。
実際にキャストしてみると、その圧倒的な飛距離に驚かされますし、1m級の大型シーバスが豪快に襲い掛かってくるシーンに何度も遭遇しました。
4番サイズのトレブルフックが前後に2個付いていますから、フッキング効率はじゅうぶん高いでしょう。
●ショアラインシャイナーZ LH(ランカーハンター)150F-HD
ウエイトが35.5gもあってボディのボリュームも太めな、フローティング仕様のショアラインシャイナーです。
太いと浮力が出ますから、荒波の中でも安定した泳ぎを見せてくれます。
タイトなウォブンロールアクションが、磯場のサラシの中に潜んでいるヒラスズキにストレートに響くでしょう。
貫通ワイヤーを採用して耐久性を高めているのにもかかわらず、しっかりと後部までタングステンウエイトがスライドする、重心移動システムを構築しています。
着水してお腹側に戻ってきたウエイトをしっかりとホールドする、HGSも搭載されているのが嬉しいです。
このミノールアーを上部から見下ろすと、リップとボディの間がしっかり絞り込まれているのが分かります。
サラシの中で、レスポンスの良いアクションを発生させる原動力となっているのは確かでしょう。
●ショアラインシャイナーZ セットアッパー125S-DR
ロングリップで空気抵抗があるはずなのに、驚くほどの飛距離を稼いでくれるショアラインシャイナーです。
足元まできっちりトレースできるので、シーバスが間近でバイトしてくることも。
防波堤などの足場の高いシチュエーションで、丁寧に探りたいアングラーにぜひ使ってもらいたい傑作です。
この125S-DRなら、水深2m前後まで潜らせた状態でレンジキープできるので、バイトを誘発させやすいといえます。
ウエイトをお腹側でホールドするHGSも標準装備、安定したキレのあるハイピッチタイトウォブンロールアクションを維持できるでしょう。
ショアラインシャイナーをフルキャストしてリトリーブするのに向いている、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
前述の中から、ショアラインシャイナーZ セットアッパー125S-DRをラインに結んで、防波堤などで多用できるものを選んでみました。
初心者アングラーにとって、とても扱いやすいものになっています。
ダイワからリリースされている、シーバスゲーム用スピニングロッドのエントリーモデルです。
全長は2.90mで2ピース仕様、仕舞寸法は150cmになります。
防波堤などの釣り場へ持ち込むなら、じゅうぶん扱いやすい長さといえるでしょう。
標準自重は190gで、先径は2.2mmで元径は14.9mmです。
適合するルアーウエイトは、10gから40gまで。
ショアラインシャイナーZ セットアッパー125S-DRをロングキャストしてリトリーブを繰り返すのに、ちょうどいい守備範囲です。
適合するモノフィラメントラインは、10lbから20lbまで。
PEラインなら、1.5号前後を巻いて対応しましょう。
ブランクスのカーボン素材含有率は、70%になっています。
実際に手に取ってみると、ややずっしり感はあるものの、防波堤などで振り抜きやすい調子に仕上がっている印象です。
グリップ周りも握り込みやすく、安定したリトリーブの実践につながるでしょう。
実売価格は7千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
Mパワーブランクスで、継目辺りも含めてしなやかに曲がり込んでくれますから、掛かったシーバスをバラしてしまう展開にはなりにくいかもしれません。
ダイワから発売中の、汎用型スピニングリール・レグザシリーズの中から、シーバスゲームにマッチした3000番のエクストラハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は6.2対1なので、ハンドル1巻きにつき93cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
自重は260gで、最大ドラグ力は10kgです。
ラインキャパは、PEラインなら1.5号を170m、モノフィラメントラインなら10lbを120m巻けます。
ハンドルの長さは60mmでT字型ノブ、ボールベアリングは5個搭載しています。
実際に手に取ってみると、ハンドル回転は滑らかで、ローターも安定して追従してくれます。
定速リトリーブを繰り返しながらシーバスを誘うのに、ちょうどいいでしょう。
実売価格は1万円台と、とても低価格な設定になっています。
ショアラインシャイナーシリーズの特徴や使い方、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
2機種から3機種ほどに絞って使い始めてみて、自分の釣りスタイルに別の面を付加したい!と感じたときに、別のショアラインシャイナーを使ってみるようにしましょう。
さまざまなシチュエーションに対応できるものが揃っているので、シーバスゲームをじゅうぶん楽しむことができるでしょう。
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