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【チヌのへち釣り】最強のヘチロッド『銀参郎アルティメイト』の秘密に迫る【がまかつ】
全国的に急増しているチヌ。
いまや、へち釣りは10枚、20枚の釣果が当たり前の世界になっている。
サイズもデカイ。
そんな人気ターゲットを攻略するためのロッドとして、最高峰といえるモデルが『がまチヌ へちさぐり 銀参郎 アルティメイト』。
果たして、どんな潜在能力を秘めているのだろう。
目次
『へちさぐり 銀参郎』をブラッシュアップ、粘りとパワーはそのままに驚異の軽量化を達成
数キロに及ぶ堤防を炎天下の中、歩いては落とし、落としてはまた歩くことを繰り返すチヌのへち釣り。
この釣りのロッドに求められる性能とは何だろうか?
「掛けた後にチヌが首を振らないだとか、いろいろな要素はあるけれども、銀参郎アルティメイトの武器は軽さ」
純粋な物体としての軽さと、バランスのよさからくる軽さは、持った瞬間に感じ取れるほどに明確である。
アクションはどうだろう。
「もともと銀参郎の完成度が高い。アルティメイトは、そのアクションのまま驚異の軽量化がなされている」
軽量化の実現に際し導入した「TORAYCA(R)M40X」は、これまでの40tカーボンをはるかに上回る強度がある。
そんな最先端の素材を用いて、いまや全国一の魚影と称され、時に40cmを超えるチヌが40枚以上釣れることもある大阪湾という最高のフィールドで、銀参郎アルティメイトは鍛え上げられた。
50cmを超える巨チヌのフルパワーを受け止め、暴れさせずに取り込む
がまかつフィールドテスター・大田の得意とする堤防は、ファイト時、チヌを泳がせることができる範囲が非常に限定的で、油断すると潜り込まれるスリットが並ぶ。
当然、ファイトでは糸を送り出すことはできない。
かといって、限界までロッドを絞り込んだ時に、チヌがテンションを嫌がり不要に暴れさせるロッドも適さない。
テンションを目いっぱいかけてもチヌが叩かない銀参郎アルティメイトなら、力づくで止め、短時間でランディングに持ち込めるのである。
イガイの繊維にハリを絡め、複数個セットするのが大田流
時には、スリットの中にイガイを落とし込む
イガイが自然にフォールするようロッドをブラさずにラインを送り込む。
大田の持つアルティメイトは微動だにしない。
結果、ラインのわずかなフレや止まりを逃さずに感知し、フッキングに持ち込む。
チヌのアタリはラインが止まる、横にブレる、走るといったものがある。
こういったわずかなライン変化を逃さずに寸分たがわず硬いチヌの口を穿つべく、時に電光石火の強烈なアワセが要求されるへち釣り。
釣り師のパワーを遅れることなく伝達するアクションは譲れない要素のひとつである。
場合によっては、ずっとエサをかじっていることもあるが、警戒心の強いクロダイになると、ひと噛みして離すことが多くなる。
それゆえアタリを感知してからの大田のアワセは早い。
一瞬、止まったラインのアタリをとらえ、チヌがエサを口にした瞬間、鋭いフッキングが決まりチヌR4号が見事にカンヌキをとらえる。
「ほかにチヌエースも使うが、ナノスムース仕様のハリは掛かりの次元が違う」
ロッドはもちろんだが、ハリも重要なアイテムである。
フッキングだけではない。
チヌをいなすロッドの調子こそ、銀参郎アルティメイトの真骨頂。
なぜなら、大田の得意とする波止はのっぺりとした堤防ではなく、格子状のスリットが乱立するヘビーカバーだ。
そうなるとファイト時、チヌを泳がせることができる範囲が非常に限定的で、油断するとスリットに潜られ、瞬時にラインブレイクしてしまう。
テンションを目いっぱいかけてもチヌがロッドを叩かない銀参郎アルティメイトなら、力づくで止め、切られずに短時間でランディングに持ち込める。
この日、何枚目だったろう。
微細なラインの変化をとらえてアワセた。
根元から絞り込まれるアルティメイトがチヌの走りをダイレクトに受け止める。
糸は出さない。
出せないのである。
掛けた瞬間、スリットに向かって突進するチヌに対し、1mmも糸を出さずに真っ向勝負で挑む。
スリットに逃げ込もうとするチヌを止めきると、やがてロッドの反発に負け弧が緩やかになった。
「高弾性の張りが強い素材は、本来、チヌが嫌がって首を振り、ロッドを叩きやすい。そうなるとコントロール不能で、魚を取り込めなくなる。このロッドにはそれがない。真っ向勝負しても、ロッドがいなしてくれる。しかも、よく曲がっているけれども、復元が早くて魚を自然に浮かせてくれる。やり取りがスムーズで楽で、何より気持ちいい」
強烈な突進を見せながらもあっさりと仕留められたのは、51.5cmの見事なチヌだった
フラッグシップモデル、『がまチヌ へちさぐり 銀参郎 アルティメイト』について
全身を高強度高弾性の「TORAYCA(R)M40X」で武装した銀参郎アルティメイト。
根元から美しい弧を描くほどの柔軟性を魅せながらも手元に伝わる反発力は、まさに異次元。
チタンフレームガイドとの相乗効果で、超軽快な仕様となっており、持ち重りなく長時間の釣りもストレスがない。
障害物周りの大型にも粘りとパワーで主導権を渡さない。
銀参郎軽量化計画を実現するためのキーとなる素材が2つ。
それが高弾性カーボン「TORAYCA(R)M40X」とチタンフレームガイド。
まず、次世代カーボンと称される「TORAYCA(R)M40X」。
これまでの40tカーボンに比べ、30%の強度アップを実現している。
これは従来の30tカーボンと同じ強度でありながら、40tの張りを誇るというカーボンの常識を覆した新マテリアルである。
この「TORAYCA(R)M40X」をふんだんに盛り込むことで、従来のパワーを備えつつ、細く、軽く、張りがあり、しかも曲がるという独特な竿に仕上がった。
この驚異の軽さが、へち釣りを変える。
フラッグシップモデルゆえ、ガイド材料にも妥協はない。
フレームはステンレスよりもはるかに軽量なチタンフレームガイドを採用し、竿ブレを大幅に軽減した。
劇的な性能を発揮するこれらマテリアルではあるが、いずれも高価な素材ゆえ、がまかつのロッドの中でも搭載されるのは、ごく限られた機種に限定されるのである。
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