バックハンドキャストで空きスペースを有効的に使おう!その投げ方のコツを徹底解説!
皆さん、右側に枝や障害があるときには、サイドハンドキャストからオーバーヘッドキャストに切り替えますよね。 だけど、頭上にも枝が横たわっていたら、それも選べません。 そんな時、真剣…
FISHING JAPAN 編集部トレブルフックの付いたクランクベイトを、狙ったポイントへビシッとキャストしたい!、そんなふうに考えているアンクラーは多いでしょう。
特に初心者の人なら、思い通りにルアーを送り込めたら、もっと魚は釣れる!と感じているはず。
ここでは、ルアーの投げ方について、そのコツを分かりやすくご紹介します。
「引っ掛かってロストするのが怖いから、どうしてもハリ先を隠したワームリグを選んでしまうんだよなぁ~、、」
どんなエキスパートアングラーでも、キャストミスはあります。
動画で素晴らしいスキッピングをキメているバスプロも、バックラッシュシーンはこっそり編集していますから。
まずは、ミスを気にしないところから始めるのがいいかもしれませんね。
目次
ルアーの投げ方が上手くなれば、引っ掛かって失くしてしまうことが抑えられます。
高価なルアーほど、絶対にロストしたくはないですよね。
当然ガチガチに緊張してキャストに臨み、手先が狂ってやっぱり木の枝に引っ掛かってしまった!の繰り返し。
これでは釣りをするモチベーション自体が、げんなり下がってしまうでしょう。
そこで必要なのは、発想の転換です。
これこそが、ルアーの投げ方のコツともいえます。
早速よくありがちなキャストに対する発想を、拭い去ってみましょう。
前述のように、引っ掛けたくない!という恐れの気持ちが、手先や指先・腕にプレッシャーを与えています。
それを完全に取り除いてしまいましょう。
やり方はカンタンで、ルアーを投げようとする距離を、極端に縮めるのです。
例えば、水辺に立ってください。
そこから正面のオープンウォーターに対して、3メートルだけキャストしてみましょう。
「うわ、短いなぁ~!それじゃあ魚は釣れないんじゃないの?」
まさにそれ!問題点が浮き彫りになりましたね。
投げ方のコツをマスターするのが目的だったはずなのに、ロッドとリールを握ってしまうと、人は魚を釣ることも目的として重ねてしまうのです。
違いますよね?
まずは、ルアーの投げ方を習得しなければなりません。
そこをクリアして初めて、魚を釣ることに意識の矛先を向ければいいのです。
この順番を混同したり、同時進行させようとするから、投げ方のコツをマスターできない状態が続いてしまうのです。
サイドハンドキャストの動画を観てもらいましたが、とてもスムーズにキャストしていますよね。
「それはこの人がバスプロだからでしょ?」
違います。
ルアーと水面の距離が、短いからです。
オーバーヘッドキャストだと、射出する前からルアーの軌道が大きく、水面から遠く離れてしまいます。
狙いたい目標は水面なのですから、そことルアーとが離れていては、近づける作業も込みになってしまいますよね。
それがサイドハンドキャストなら、発射位置自体が水面に近いですから、水面に落とすのはカンタン。
すぐに水面に落とせることが無意識のうちに理解できているので、あとはルアーの飛距離を伸ばすことに意識を集中できるのです。
サイドハンドキャストで3メートルの飛距離を出すのと、オーバーヘッドキャストで3メートル投げるのとでは、アキュラシーの精度が段違いに変わりますよ。
圧倒的にサイドハンドキャストのほうが、正確に3メートル先を射抜けるのです。
それが投げ方のコツそのもの、つまり、飛距離を伸ばすという1つの要素に集中できる状況を、自ら作り出すのが大切なのです。
次に実践するのが、バックハンドキャストです。
「え~っ、いきなりバックハンドなんて難しくないの?」
サイドハンドキャストの応用と考えたら、全然だいじょうぶですよ。
ルアーと水面が離れていない状態でスタートできますし、また3メートルの飛距離から始めればいいじゃないですか。
何度も繰り返すことで、ミスは完全に無くなっていくでしょう。
身体のどこに力を入れ過ぎているか、体感で理解できるようにもなります。
その辺がクリアできると、バックハンドキャストでしか攻めることのできないシチュエーションが見えてきますよ。
それをもクリアできたとき、いきなり魚が釣れてしまう!かもしれません。
こちらの動画を観て、バックハンドキャストの有効性を確認してみましょう。
それでは、ルアーの投げ方をマスターするために使える、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
スピニングタックルとベイトタックルがありますが、飛距離の調整がしやすいのは、ベイトタックルのほうです。
バックラッシュの危険性がつきまといますが、飛距離3メートルから練習を重ねれば、それも解消できてしまうでしょう。
シマノ(SHIMANO) バスロッド バンタム ファストムービング&ビッグベイト 1ピース 160ML-G テクニカルショートロッド
シマノのバンタムシリーズにラインナップされている、全長6フィートのショートレングス・ベイトロッドです。
自分の身長より少し長い程度ですから、取り回しの良さはバツグン。
サイドハンドキャストを実践する際に、ロッドティップが障害物に接触しにくいメリットがあります。
しかもMLパワーでグラス素材をコンポジットしているブランクスですから、ルアーの重みで気持ちよくしなってくれますよ。
バックスイングを取って、曲がりをじゅうぶん発生させてから、前方のオープンスペースへ押し出すようなキャストを試みてみましょう。
前述の通り、飛距離3メートルから始めるつもりなら、バックスイングは小さ目でかまわないですよね。
その振りを体で覚えてから、アクセルペダルを徐々に踏むつもりで、バックスイングの振り幅を増やし、飛距離を伸ばしていきます。
実際にこのロッドを手にしてみると、軽くて握りやすく、高い操作性を保持しているのが分かります。
扱いに慣れてくれば、飛距離は少しずつ着実に伸ばせますよ。
レギュラーテーパーなので、ブランクス全体でルアーを押し出しますから、急な射出にならず、バックラッシュトラブルも抑えられるでしょう。
実売価格は3万円台と、やや高めの価格設定ですが、6フィートというショートレングスロッドが少なくなっている現状では、とても希少な存在であり、投げ方をマスターするための必需品と考えれば購入の理由になるのではないでしょうか。
シマノ(SHIMANO) キャスティング ベイトリール 両軸 20 SLX DC 71HG LEFT ミノー バイブレーション バズベイト ビッグベイト
こちらのベイトリールには、シマノ独自のDCブレーキが搭載されています。
バックラッシュをきっちり制御してくれるので、トラブルをあまり気にせずにキャストに集中できますよ。
ブレーキの利きをキツめに設定すると、飛距離は伸びません。
でもそれでいいのです。
トラブルレスの状態でキャストを積み重ねていって、少しずつブレーキを緩めることで飛距離が伸びていくほうが、力を込める加減も理解できるようになりますよ。
ルアーの投げ方をマスターするのに、とても便利なベイトリールといえるでしょう。
実際に手にしてみると、パーミングしやすくて手首も自由に動かせます。
ブレーキのダイヤル調整もスムーズで、それが飛距離の伸びに直結していることが分かってくると、楽しくキャストを続けられますよ。
実売価格は2万円を下回る安い価格設定、これなら購入しやすいですし、投げ方のコツも会得しやすくなります。
DCブレーキシステムといえば、ハイエンドスペックモデルにしか搭載されていない機能でした。
それがこの価格帯で手に入るとなれば、キャストの上達したアングラーがかなり増えていくことに。
ルアー釣りを盛り上げていくことにおいても、重要な役割を担っているベイトリールですね。
ラインキャパは、12ポンドラインを100メートル巻くことができます。
左巻きハンドルと右巻きハンドル、どちらも選択可能なので、好みのハンドルタイプでキャストの練習に努めましょう。
ルアーの投げ方のコツやマスターの方法、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
焦らずにじっくり時間をかけて習得すれば、大胆で積極的な釣りを実践できるようになるでしょう。
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