ロックフィッシュロッド選びにハマる!おすすめベイト&スピニングロッド18選
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FISHING JAPAN 編集部
バス釣りブームが最高の盛り上がりを見せたのは、今から20年ほど前でしょうか。
そのとき先鋭的で魅力溢れるバスロッドを提供していたのが、エバーグリーンでした。
なぜ魅力的だったのか?
それはそのロッド群を使いこなし、何が重要で何をロッドに求めるべきかを語れる、優れたフィールドスタッフに恵まれていたからです。
ロッドと人は切り離せないもの、それを実証し続けていたのが、当時のエバーグリーンだったと記憶しています。
ここではそのエバーグリーンが築き上げた歴史と、現行のおすすめロッドをご紹介しましょう。
目次
エバーグリーンのロッドとは、バス釣りを楽しむアングラーのために作られたロッドです。
2020年には新作のオライオンシリーズがリリースを予定、すでに多くのアングラーから注目が集まっていますよ。
横浜の釣りフェスティバルで公開されましたが、手に持てるのはもう少し先になりそうですね。
時代にマッチしたアイテムというイメージが、最近のロッドラインナップからは感じられますが、初代コンバットスティックは、全く別のインパクトを発しているロッドでした。
歴史の始まりはいつも革新的で、それが大勢の人を惹き付ける力となるのでしょう。
エバーグリーンからリリースされた初代コンバットスティックは、さまざまな要素に満ち溢れたエポックそのものでした。
当時の主流だったボヨヨンロッド群とは相容れない、硬くて張りのあるブランクスに、戸惑った人は多かったのです。
「こんなに硬くて大丈夫なの?」
「折れるんじゃない?」
「ルアーをキャストしづらいに決まってるよ!」
だからウチの店では置かないんだよと、平気で言ってのける店舗スタッフの話を、よく聞かされたものです。
一歩踏み出したことによって叩かれるのは、いつの時代も同じということでしょう。
それを耐え切ったからこそ、今のエバーグリーンがあるのです。
当時のエバーグリーンが耐え切れたのは、優秀なフィールドスタッフに恵まれていたからでしょう。
釣り道具を語るには、ある種の経験値が要ります。
トーナメントで上位に入るためのスキルより、得がたいものです。
まだバスを手にしたことのない初心者の人にも、バス釣りの魅力を伝えられる、そういうスキルを自分のものにしている経験値。
それを豊富に所有しているフィールドスタッフが、エバーグリーンには集っていました。
もしこれからのエバーグリーンを考えるとき、新しいロッドのそばには、その製作に懸命に関わった人の顔が不可欠です。
それが説得力を生み、信頼を培いながら、不特定多数の人の心に響くロッドとなるでしょう。
そういうアプローチを、ぜひ大切にしてください。
では、おすすめのエバーグリーンロッドについてご紹介します。
自分が実際に使用したロッドの感想を中心に、製品のスペックなども詳しく述べていきたいと思います。
エバーグリーン(EVERGREEN) フェイズ レーザーショット PCSC-63ML+【大型商品】
レーザーショットというネーミングが懐かしいのと、チタン・ステンレス両方のガイド素材を混在させているのが珍しくて手に入れた、6.3フィートのショートレングス・ベイトロッドです。
自重121グラムの割には、持ち重りを感じさせないウエイトバランス設定が素晴らしいですね。
コロラドブレードのスピナーベイトで、岸沿いに落としてボトムの傾斜に沿わせるようなアプローチを繰り返すと、寒い時期でもバスがひんぱんに食い付いてくれました。
回転の振動がティップを揺らすのが、丁度視野の中に収まる長さなので、とても使いやすいですよ。
6.10フイートと長めなのに、しっかりと曲がるように作られたベイトロッドです。
赤いカラーリングのシナジーシリーズは、清水盛三さんが担当するロッドとのこと。
確かに他メーカーであまり見たことのない味付けに仕上がっています。
3.5グラムから17.5グラムのルアーを操れるので、しかもラインスラックを利用しながらのアクション付けができるので、スライドに幅を持たせたドッグウォークやドリフトがやりやすい印象です。
またバスが食い付いてからラインを回収してフッキングに至るまでの時間が、極めて短く削れるのがいいですね。
ペンシルベイトやポッパー、スティックベイトのノーシンカーリグに多用しました。
エバーグリーン ヘラクレス FACT HFAC-66ML EVERGREEN HERACLES
エバーグリーンのフィールドスタッフである福島健さんが関わっているロッドです。
福島さんといえば、ソリッドティップやフィネスの釣り、すなわち定点で食わせを誘う釣りスタイルのイメージがあったのですが、低弾性カーボン素材を活用した巻きの釣りのロッドをプロデュースしたと聞いて、すぐに入手したのがHFAC-66MLでした。
巻きの釣りのことを「湿った釣り」と表現されていたので、そういう味付けになっているのかと実釣で使ってみたら、①手元に伝わる情報がさほど鋭敏でない②クランクベイトの接触や浮き上がりは判別できる③バスのバイトのみゴリッとした異質な伝わり方がする、という他のロッドでは感じなかった独特の使用感を得ることができました。
グラスファイバーに頼らない、それでいて感じ過ぎたくないアングラーにおすすめです。
エバーグリーンのロッドの特徴や、おすすめアイテムのインプレを特集しましたが、いかがでしたか?
ヘビーユーザーとして、ひとつだけ要望があります。
バスロッドを1本、今江克隆さんと菊元俊文さんの共同開発で作ってもらいたいのです。
どんな味付けでもかまいません、シルバーカラーのボロンXみたいになっても全然平気ですので。
不特定多数の人の心に響くロッドを、この時代に見てみたいです。
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