【ビッグバスに完勝】最速でビッグベイトの扱いがウマくなるコツをレクチャー!
アングラーの皆さん、今ビッグベイトが盛り上がっているのをご存知でしょうか? 山奥のリザーバーでも琵琶湖でも、近郊の池ですら、見渡す限りビッグベイトをキャストするバスアングラーの…
FISHING JAPAN 編集部ビッグベイトをロングキャストして、大型のバスを狙うアングラーが増えてきました。
それに合わせて各メーカーからビッグベイト専用ロッドがリリース、どれを選ぶか迷うほど釣具店に並んでいます。
ここでは、ビッグベイトのキャストや操作におすすめのロッドをご紹介しましょう。
目次
ビッグベイトとは、その名の通り、大きなボリュームとウエイトを持ったルアーのことです。
黎明期は、アメリカの湖でおこなわれていたレイクトローリング用のルアーを、キャスティングで使っていましたよ。
それを参考に、ウッド素材で自作しているアングラーもいましたね。
相当大きなものを担がなければならないので、専用ロッドが見当たらず、ソルトゲームで使うジギングロッドを転用していたこともありました。
使用するラインも太め、ナイロンやフロロカーボンでは飛距離が伸びにくかったので、PEラインをリールに巻いて使われるようになったのです。
PEラインなら、細くて強いですから、ビッグベイトには適していたという判断からでしょう。
ビッグベイトは、平均して2オンス=約56グラムを超えるものが多いですから、その負荷に耐えながらキャストや操作ができることが、専用ロッドには求められます。
ただ硬いだけでは、ビッグベイトの重量に耐えるのみ。
やはりしなやかさや扱いやすい振り抜け感のあるものがおすすめです。
2ピースロッドなのでオカッパリで持ち運びが便利です。
しっかりとした張りと抜けがあり、振りやすくビッグベイトを遠くまで飛ばしやすい特徴があります。
ルアーウエイトを3オンスまでカバーしてくれているので、さまざまなビッグベイトに対応できるのも嬉しいですね。
メジャークラフト バスロッド ベイト BENKEI<弁慶> 2ピースビッグベイト対応 BIC-702X 釣り竿
メジャークラフトのロッドは、全般的にどれも安価なのが魅力です。
ガッチリとした作り込みで、ガイドシステムも扱いやすいものを搭載していますから、ビッグベイト初心者の人におすすめといえるでしょう。
オーバーヘッドキャストにこだわらずに、サイドハンドキャストで緩やかなスイングを心がけるようにすれば、瞬く間にキャストスキルが身につくはず。
そこからはじゅうぶんに時間をかけて、釣り場へ足しげく通えば、ビッグバスやシーバスを手にできるようになるでしょう。
1ピース仕様のビッグベイト用ロッドで、ガイドはオールダブルフットになっています。
4オンスまでのルアーをキャストできるように強化されていますから、安心して重いものを遠投できますね。
165グラムまで自重を抑えているのも、長く釣りをするのに適しています。
アブガルシア(Abu Garcia) バスロッド ベイト ホーネットスティンガープラス HSPC-741X-BB バス釣り 釣り竿 ベイトロッド 1ピース ビッグベイト
アブガルシアのロッドは、軽くて振り抜けが良く、とても操作しやすいところがメリットです。
ダブルフット仕様のガイドシステムを搭載していますから、強い負荷がロッドにかかっても安心ですね。
昔はバスロッドといえばダブルフットガイドだったのですが、いつのころからか軽さが最優先されるようになって、シングルフットガイドのロッドが大半を占めるように。
でもビッグベイトのキャスティングには、頑丈なロッドスペックが不可欠ですから、ガイドシステムも見直されるようになったのでしょう。
素材はステンレスのほうがチタンより重いですが、強さには定評があります。
どういうガイドシステムのロッドを選ぶかで、ビッグベイトゲームそのものの質が変わってくるでしょう。
シマノのビッグベイト用ロッドは、84グラムまでのルアーをキャストできるので、ビッグベイトを操るのに便利な仕上がりになっています。
レギュラーファーストテーパーですから、張りのあるブランクスパワーで遠投しながら広範囲を探ってみましょう。
シーバスゲームにも使ってみたいスペックですね。
シマノ(SHIMANO) バスロッド 17 エクスプライド ファストムービング&ビックベイト 1710H+-SB マグナムサイズクランクベイト 巻き系
シーバスゲームでビッグベイトがひんぱんに使われるようになってきました。
極小ワームやテールスピンジグの釣り方に抵抗を持ったアングラーが、ビッグベイトを持ち込んだようにいわれていますが、どちらも同じシーバスゲームで優劣はありません。
実はシーバスという魚、大きな体をしている割には、とても繊細でビクビクしている性格の持ち主です。
バスがカバーに潜んでテリトリー意識を持つように、シーバスも自分の領域というか猟場=食事スペースを持っていて、そこから遠く離れることは稀なのです。
当然迷い込んできた小魚を、必死で捕食しようとしますから、極小ワームやテールスピンジグでのアプローチは正解。
でも、もしそのアプローチで食いついてこなかった場合、次の一手は何もなくお手上げ状態では、ちょっともったいないのです。
次の一手にこそ、それまでキャストしていたルアーサイズとは真逆の、ビッグベイトを選択してみましょう。
「えっ、極小ワームでも食わないのに、ビッグベイトなんて余計釣れないんじゃないの?」
確かにその意見は正しいのですが、シーバスの食性にばかり訴えかける必要はありません。
テリトリーに固執する性格を、ビッグベイトでくすぐってあげればいいのです。
具体的には、岸ベタをトレースラインにして、沖合いから岸際のカバーに向けて、ビッグベイトを寄せてきます。
ビッグベイトの鼻先が、岸のカバーに当たってもかまいません。
カバーの中にシーバスが潜んでいられるような穴があれば、その前でビッグベイトを止めてみましょう。
すぐにはリトリーブを再開せず、その場でシーバスが顔を近づけてくるまで待つのです。
河口域からまだ上流、小規模の水路などが流入するエリアに該当のカバーが点在していますから、ひとつずつ試していくといいでしょう。
捕食対象ではなく、テリトリーを荒らしに来た侵入者として、ビッグベイトをアクションさせてみませんか?
ランディングネットは必ず用意してくださいね。
ビッグベイトはもちろん、ウィードカバーのフロッグゲームやテキサスリグ撃ちにも適しているロッドです。
レギュラーテーパーですから、キャストの際は胴に乗せてしっかり投げれますし、バスが掛かってから弾いてしまうトラブルも未然に防げます。
あらゆる釣り方をオールラウンドに楽しみたい人におすすめのロッドです。
メガバス(Megabass) DESTROYER F8-73X 34174
メガバスのロッドは、どれも扱いやすく作られています。
感度という点がクローズアップされがちですが、実は丈夫でへこたれない!のがメガバスらしさなのです。
実際にフィールドで使ってみると、数多く釣り上げれば上げるほどに手に馴染んでくる感触が得られます。
これはロッドが、アングラーのイメージ通りに仕事をしていることの証しでしょう。
よく曲がり、よく復元します。
よく耐え、魚に主導権を渡しません。
ガイドやリールシートが音を上げることもありませんし、長時間振り回していても疲れを感じることもありません。
これらは全て、市場に出る前にじゅうぶんなテストをおこない、現場からのフィードバックを製品にしっかり詰め込んであることの表れなのです。
ビッグベイトをキャストするのに、F8-73Xを選びましたが、もっと長くて強いロッドは他にもあります。
それでもこの番手で、じゅうぶん過ぎるほど重くてボリュームのあるルアーを操作できてしまうのですから、凄い!としか言いようがないでしょう。
70センチ程度のマルスズキなら、抜き上げることもできましたから、このロッドをベースにステップアップを図るというのがおすすめかもしれませんね。
ビッグベイトという名前が、敷居を高くしているのかもしれません。
ビッグといえど、20センチ前後です。
キャスティング用のルアーにしてみれば確かに大きいのですが、バスやシーバスから見ればどうなんでしょう?
常に捕食しているサイズが20センチという個体もいるでしょうし、我々アングラーが7センチ前後のワームをピッチングでプレゼンしていても、実は魚は気づいていないのかもしれません。
小さ過ぎて気づけないのかもしれないのです。
それならばもっと大胆に発想を変えて、ビッグベイトから釣りをスタートするアプローチがあってもいいですよね。
そのために必要なタックル、つまりロッドやリール・ラインには、これまで以上にこだわって探す必要性が高まってくるでしょう。
【ビッグバスに完勝】最速でビッグベイトの扱いがウマくなるコツをレクチャー!
アングラーの皆さん、今ビッグベイトが盛り上がっているのをご存知でしょうか? 山奥のリザーバーでも琵琶湖でも、近郊の池ですら、見渡す限りビッグベイトをキャストするバスアングラーの…
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