マハタってどんな魚?生態から釣り方、おすすめの料理法まで一挙ご紹介!
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FISHING JAPAN 編集部毎年5月ぐらいになると、カマスの回遊が浅場で見られるようになります。
漁港の防波堤・護岸エリアからのおかっぱりで、しっかり数釣りを楽しめるでしょう。
ここでは、カマスの特徴や釣り方について、詳しくご紹介します。
効果的なルアーや、扱いやすいおすすめタックルもチェックしてみましょう。
目次
カマスとは、房総半島より南の地域でよく見かける、スズキ目カマス科の海水魚のことです。
本名は、アカカマスで、大きな群れになって接岸してくるのが、毎年ゴールデンウィークぐらいから夏にかけてよく釣れます。
産卵の時期は、6月から8月ですから、おかっぱりでカマスをターゲットにするなら、水温が高まってからということになりそうです。
大きく育つと深場へ落ちてしまうので、体長20cmから30cm前後のものを狙うことになります。
基本的にルアーをラインに結んでアプローチするのですが、注意しなければならないのは、カマスの歯。
写真を見て分かる通り、ギサギザの鋭い歯がズラリと並んでいます。
指先で触れるとケガを負うので危険ですから、釣った後の取り扱いはじゅうぶん注意しましょう。
そしてルアーでアプローチしているときも、ラインを噛まれるとカンタンに破断してしまうことを覚えておきましょう。
まるでカッターで切られたかのように、スパッ!と破断するので、ルアーの泳がせ方やラインシステムに工夫を凝らさなければいけません。
まず、ルアーの泳がせ方ですが、キャストしてただ巻きリトリーブがベスト。
カマスの群れに合わせて、少し沈めてからただ巻きリトリーブをするのはOKですが、トゥイッチやジャークをおこなってラインをたるませると、何故かプツリ。
どうやらたるんだラインが、反射して光るのを噛みに来ているようです。
またハイスピードリトリーブをおこなうと、ルアーの前の部分を誤って噛むことがあり、こちらもプツリ。
慌てて噛むからなのか、もしくはルアーに追い付こうとして泳ぎ過ぎ、ルアーを追い抜いてから口を開閉するからなのか、実際は定かではありません。
とにかくスロー寄りのスピードで、ただ巻きリトリーブによる同レンジトレースが、カマスには有効となります。
アタリはとても明確で、ガツン!と手元に伝わってきますから、ロッドを立ててブランクスが曲がったら、そのしなりをキープするつもりでリールハンドルを回し続けましょう。
カマスの口は硬めなので、フックが貫通しにくいことも知っておきましょう。
素早くランディングしないと、ポロリと外れてしまいがちです。
カマスゲームに有効なルアーをご紹介しましょう。
まずは、定番のミノーから。
シンキング仕様なら、飛距離も伸ばせてさまざまなレンジもトレースしやすいです。
おすすめは、側面フラットな渓流トラウトゲーム用のヘビーシンキングタイプ。
淡水用を海水で使ってはいけない!という決まりはないので、良いものは積極的に投入しましょう。
フラッシング効果か高く、カマスに見つけてもらいやすいメリットを持っています。
またボディが薄いので、トレブルフックのむき出しが大きくなり、フッキングが確実に決まりやすいです。
同サイズのバイブレーションルアーとのローテーションも、とても効果的でしょう。
バスデイ(Bassday) もののふ 45S Mo-003 ヤマメ 45mm
カマスゲームに使ってみたいルアーとして、メタルジグは外せません。
硬くて歯が通りませんから、何本釣り上げても元のままのカタチで居続けてくれます。
塗装ははげ落ちてしまいますが、そういうザラリとした表面のルアーにも、カマスは食い付いてくれるでしょう。
スリムなマイクロサイズのメタルジグはもちろん、フラットボディでスローシンキングなメタルジグも使えます。
風の強い日に遭遇したら、リップ付きのルアーよりもメタルジグのほうが扱いやすいでしょう。
ボトムまで落とし切る必要はないので、任意のレンジで止めてただ巻きリトリーブを繰り返してください。
PEラインでキャストする場合、太めのショックリーダーラインを結んで、カマスの歯対策を万全にしておきましょう。
メジャークラフト メタルジグ ジグパラ マイクロ スリム ライブベイトカラー JPMSL ライブ サバ 3g #084 ルアー
カマスゲームに使ってみたくなる、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、アジング&メバリングゲームを楽しめるLパワーブランクス程度のスピニングロッドがマッチします。
リールは、2000番以上のスピニングリールなら、0.6号前後のPEラインを大量に巻けます。
ロンクキャストをベースにして、ただ巻きリトリーブを敢行してください。
ダイワから発売中のアジングゲーム用スピニンクロッド・アジングXシリーズの中から、72L-Sを選んでみました。
全長は2.18mと長めなので、軽く振り抜くだけで飛距離を伸ばせるでしょう。
2ピース仕様で、仕舞寸法は113cmにまで縮まります。
ウエイトは115gと軽めで、先径/元径は0.9/9.9mmと細め。
適合するルアーウエイトは、0.5gから8gまで。
適合するラインは、PEラインなら0.15号から0.4号まで、モノフィラメントラインなら1.5lbから4lbまでとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、87%です。
実際に手に取ってみると、しなやかに巻かり込むテイストに仕上がっていて、これならカマスのバイトを弾いてしまう展開にはなりにくいでしょう。
グリップは細身で握りやすく、ガイドにはラインが絡まりにくくなっています。
実売価格は6千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
通常のアジングゲームはもちろん、カマスを始めとしたライトソルトウォーターゲーム全般に対処可能なスピニングロッドといえるでしょう。
ダイワ(DAIWA) スピニング 21 フリームス FC LT2000S-XH
ダイワの汎用型スピニングリール・フリームスLTシリーズの中から、2000S-XHを選んでみました。
ギア比は6.2対1なので、ハンドル1回転につき81cmのラインを回収することができるように作られています。
最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは185gと軽め。
ラインキャパは、PEラインなら0.4号を200m、モノフィラメントラインなら3lbを150m巻けます。
ハンドルの長さは40mmで、ボールベアリングは5個装備しています。
実際にフィールドで使ってみると、とても軽くてハンドルの巻き心地も滑らかでした。
ローター回転もスムーズで、ラインを軽快に巻き取ることが可能です。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ライトラインによるアプローチになるので、ドラグは締め過ぎないように調整しておきましょう。
ラインローラー部分に浮遊物などが付着しやすいですから、常にチェックして取り除いてください。
そうしないと、糸ヨレトラブルの原因になってしまい、最悪の場合ラインが切れてしまうかもしれません。
各部を確認する習慣を身に着けて、手返しのいいルアーアプローチを心がけましょう。
カマスの特徴や釣り方、おすすめのルアー&タックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
夜行性の傾向が強いので、夕方から夜にかけての釣行のほうがよく釣れるでしょう。
携行LEDライトを身に着けておくと、他のアングラーから見つけてもらいやすく、釣り場でのトラブルを避けることができます。
カマスの歯から指などを守るために、フィッシュグリップやグローブは持参しておきたいものです。
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