シマノのカルカッタってどんなリール?ベーシックモデルからDC搭載モデルまで徹底チェック
シマノからリリースされているベイトリールの中で、丸型タイプといえば、カルカッタという名前をイメージできる人は多いでしょう。 歴代カルカッタが、アングラーに与えてきた影響は大きく…
FISHING JAPAN 編集部初心者アングラーがルアーのキャスティングゲームをマスターしたいなら、価格が安くて扱いやすいロッドやリールがあると積極的にのめり込めます。
シマノのバスワンXTシリーズは、バス釣り専用タックルとしてリリースされていますが、実はソルトウォーターゲームにも転用できます。
ここではシマノのバスワンXTシリーズの特徴やさまざまな使い方について、詳しくご紹介しましょう。
目次
シマノのバスワンXTシリーズとは、ベーシックなバス釣り用タックルのことです。
リールは、バスワンXT150というベイトリールで、ロープロファイルデザインを採用したパーミングしやすいモデルです。
右巻きハンドル仕様が150で、左巻きハンドル仕様が151。
ウエイトは210gととても軽いですから、長い時間手に持って釣りをおこなっても、さほど疲れを感じてしまう状態にはならないでしょう。
最大ドラグ力は5.0kgで、スプール寸法は直径が34mm、幅が22mmです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを100m巻けます。
太いラインを操れるので、岩礁帯などの根掛かりトラブルが頻発する場所でも、積極的に扱えるでしょう。
ギア比は7.2対1ですから、ハンドル1回転につき77cmのラインを巻き取ることができるように作られています。
ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは4個搭載しています。
実際にフィールドで使ってみると、遠心ブレーキ・SVSがよく効いて、後半の伸びるキャストを実践できます。
16lbのフロロカーボンラインを使いましたが、10g以上のルアーならどれも投げやすく感じました。
冬の寒い時期になると、バス釣りよりもソルトウォーターゲームのほうに気持ちが向きます。
それに乗っかって、岩礁帯の続く磯場へ足を運んでみました。
ターゲットは、産卵で接岸してくるロックフィッシュ。
特にカサゴは、かなり大きく育っているので、食い付いてきたら引きを楽しむことができます。
用意するルアーは、ワームリグがメイン。
最近のロックフィッシュゲームでは、テキサスリグよりもフリーリグのほうが人気があるようで、ベイトタックルとのマッチングも良好です。
シンカーには5g以上の重いスリムシンカーを選び、エビなどの甲殻類に見えるホグ系ワームをオフセットフックに装着すれば、準備完了。
リールはバスワンXT150で、ロッドはバスワンXTベイトロッド・1610M-2がマッチするのではないでしょうか。
シマノのバスワンXTシリーズ・ベイトロッドの中で、ロックフィッシュゲームに用いたのは、1610M-2です。
全長2.08mとやや長めなので、飛距離をカンタンに伸ばすことができます。
2ピース仕様ですから、仕舞寸法は107.2cmにまで縮まります。
ウエイトは120gと軽めで、先径は1.6mm。
適合するルアーウエイトは7gから21gまでなので、フリーリグのトータルウエイトもその範囲に収めましょう。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら10lbから20lbまで。
ブランクスはレギュラーテーパーで、カーボン素材含有率は88.5%になっています。
実際にロックフィッシュを狙ってみると、とてもキャストしやすく操作性も高いです。
バイトは手元まで伝わってきますし、根に潜られてしまうことなくランディングに持ち込めました。
カサゴはバイト後、岩の隙間に逃げ込んでエラを開くことがあります。
そうなると岩に引っ掛かって、なかなか引き出すことが難しいでしょう。
でも太いモノフィラメントラインを用いたシマノのバスワンXTタックルなら、強引なやり取りで魚に触れることができるかもしれません。
シマノのバスワンXTシリーズには、スピニングロッドもラインナップしています。
ソルトウォーターゲームのロックフィッシュ狙いなら、266ML-2辺りがマッチしそうです。
適合するルアーウエイトが最大で10gまでなので、フリーリグをロングキャストして沖のシモリなどを叩いてみましょう。
バスワンXTシリーズのロッドに関しては、全て2ピース仕様なので、釣り場まで持ち込むのはもちろん、クルマへの積み込みもカンタンにおこなえるでしょう。
シマノのバスワンXTシリーズからスピニングロッドを選び、おすすめのリールを組み合わせてみましょう。
ターゲットは、ロックフィッシュやアジ・メッキ・カマスなど。
いわゆるライトソルトウォーターゲームをおこなうのにマッチしそうな、タックルセッティングとなります。
シマノ(SHIMANO) バスロッド ロッド バスワン XT スピニング 263ML-2
バスワンXTシリーズの中から、MLパワーブランクスのスピニングロッドを選んでみました。
全長は1.90mと、とても取り回ししやす長さになっています。
これなら防波堤はもちろん、岩礁帯などの磯場でも活用できるでしょう。
短いぶん手元感度も良好になります。
継数は2本で、仕舞寸法は98.2cmにまで縮まります。
ウエイトは98gと軽めで、先径は1.5mmと細めです。
適合するルアーウェイトは、3gから10gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら4lbから8lbまでです。
グリップの長さは200mmでレキュラーテーパー、ブランクスのカーボン素材含有率は87.5%に設定されています。
実際に手に取って継いでみると、シャキッとした張りのあるブランクスで、継目も安定して曲がり込んでくれます。
実売価格は7千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
購入しやすい価格ですから、初心者アングラーのハジメの1本としておすすめできそうです。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 22 サハラ C2000SHG
サハラシリーズの最新モデルの中から、C2000番サイズのハイギア仕様を選んでみました。
ギア比6.0対1なので、ハンドル1巻きにつき79cmのラインの回収できるように作られています。
実用ドラグ力は2.0kgで、最大ドラグ力は3.0kgです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら4lbを100m、PEラインなら0.6号を150m巻けます。
ウエイトは210gで、ハンドルの長さは45mm。
ボールベアリングは、4個搭載しています。
実際に手に取ってみると、ハンドル回転は軽快そのもので、ローター回転の追従も良好です。
ライトラインは操りやすいですが、ラインにテンションをかけて巻き取ることを意識すると、糸ヨレによるトラブルは抑えられるでしょう。
実売価格は6千円台と、とても低価格な設定に収まっています。
ライトソルトウォーターゲームをさまざまなシチュエーションで楽しみたいなら、このスピニングリールを活用するといいかもしれません。
釣行後の洗浄メンテナンスは、マメにおこなってください。
今日はシマノのバスワンXTシリーズの特性や使用方法、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
2ピース方式のロッドは、携帯性が優れているため、自分の釣りのスタイルを広げることに有効です。
リールについては、ベイトリールの操作方法に慣れることを目指して使用してみると良いでしょう。
現有のスピニングリールと併せて使用すれば、狙える魚も増えるかもしれません。
シマノのカルカッタってどんなリール?ベーシックモデルからDC搭載モデルまで徹底チェック
シマノからリリースされているベイトリールの中で、丸型タイプといえば、カルカッタという名前をイメージできる人は多いでしょう。 歴代カルカッタが、アングラーに与えてきた影響は大きく…
FISHING JAPAN 編集部シマノのアンタレス特集!DCMDも含め人気ベイトリールのインプレチェック
シマノのハイエンドスペックリールといえば、ステラでしょう。 でもそれはスピニングリールのハナシ。 ベイトリールでフラッグシップを担っているのは、やはりアンタレスですね。 19…
FISHING JAPAN 編集部最新ステラの実釣インプレ特集!2500SHGと0.6号PEラインの相性チェック【シマノ】
シマノの最新ステラがリリースされてから、そろそろ1年が経とうとしています。 実際にフィールドで使ってみて、どのような印象を感じたのかご紹介しましょう。 選んだ番手はステラ2500S…
FISHING JAPAN 編集部DAILYランキング