ゼニスの進化したSLJロッドは誰よりも広範囲な攻めが可能!底を取るコツもプロが直々に伝授!
近年、急速に人気を増しているスーパーライトジギング(以下SLJ)はもう試されましたか? 通常のジギングタックルよりも、さらに軽量で扱いやすいSLJタックルは釣り初心者や女性・子どもで…
FISHING JAPAN 編集部私たちを取り巻く日常はめまぐるしく変わっています。
身の回りを見渡すだけでも、スマートフォン、パソコン、タブレットなど、昔では考えられなかったような便利なものが溢れていて、技術の進化を実感することができます。
進化といえば、ロッドメーカー・ゼニスのゼロシキライトスペック STK Evolve(以下エボルブ)も、名前に「Evolve(=進化)」を冠しているとおり、従来のライトジギングロッドをさらにブラッシュアップさせた仕上がりになっています。
一体何が進化したのか?
ラインナップは?
釣行での使用感と釣果は?
今回はそんなエボルブに関する疑問を一気に解決したいと思います。
ゼロシキはゼニスのジギングロッドシリーズです。
最近発表された同シリーズの製品では
・ゼロシキマッハ3(高い基本性能とデザイン性で「これさえあれば」と思わせてくれるジギングロッド)
・ゼロシキマッハⅢパワーライト(ヒラマサやブリなど、大物ターゲットに特化したパワーライトモデル)
・ゼロシキスーパーライトスペック(ジグを繊細かつ細やかに操作できるスーパーライトジギングロッド)
などがあり、それぞれ好評を博しています。
今回紹介するゼロシキライトスペック STK Evolveは、既存の「零式ライトスペックSTK」を文字通り“進化”させたモデルです。
ちなみにこのライトスペックシリーズはライトジギングという釣りジャンルを生み出した偉大なシリーズでもあります。
では、エボルブは実際にどんなところが進化したのでしょうか?
3つのポイントにまとめてお伝えします。
エボルブはブランクス(=ロッドの本体部分)の素材の見直しによって進化を遂げました。
ライトスペックシリーズのブランクスは軽量で感度の良いカーボンが使用されています。
エボルブもその点は従来のロッドと同様なのですが、カーボンだけでなくレジン、グラスなども複合させた素材でブランクスを仕上げています。
素材の進化によって、エボルブは既存モデルのアクション強度を保ったまま、さらに軽量化することに成功しました。
そのため、エボルブは近海のライトゲームからブリクラスの大物青物まで幅広く対応できるロッドになっています。
ライトジギングは近年フォール系(=ジグを沈ませて誘う方法)よりもスイム系(=ジグを生きた魚のように泳がせて誘う方法)のジグアクションでターゲットを誘うのがトレンドになっています。
エボルブはこのトレンドを汲み取り、ルアーを飛ばしすぎずしっかりとスイムさせることができることに特化した仕様になっています。
エボルブは今のところ、3つの種類が公表されています。
それぞれの種類には、スピニング型とベイト型の二つがあり、全体で6つのバリエーションが展開されています。
※型番の「S」はスピニング型、「B」はベイト型を示しています。
ティップ(=ロッドの先端)からベリー(=ロッドの中間部分)がしなやかな仕様になっており、ジグの動きにしっかりと追従してくれます。
ルアーを自然に泳がせてくれるモデルです。
また、このモデルはライトジギングだけでなくタイラバロッドとしても活用できます。
ゼニス(ZENITH) ZLE-631SUL ZEROSHIKI LIGHT SPEC STK EVOLVE ZLE-631SUL(ゼロシキ ライトスペック スピニングモデル) 6ft3inch 黒 853
柔軟なティップと操作性の高いベリーを兼ね備えたモデルです。
こちらもルアーにナチュラルなアクションを入力することができます。
タイジギングで使用することも可能です。
ゼニス(ZENITH) ZLE-631SL ZEROSHIKI LIGHT SPEC STK EVOLVE ZLE-631SL(ゼロシキ ライトスペック スピニングモデル) 6ft3inch 黒 853 全長:1.91m●継数:1●仕舞寸法:191cm
631SM/BMはルアーにキレのあるアクションを伝えることができます。
演出するアクションにブレがないため、警戒心の強い魚にも違和感を与えません。
ミドルレンジからディープレンジに生息する多彩な魚種が狙えます。
ゼニス(ZENITH) ZLE-631SM ZEROSHIKI LIGHT SPEC STK EVOLVE ZLE-631SM(ゼロシキ ライトスペック スピニングモデル) 6ft3inch 黒 853 全長:1.91m●継数:1●仕舞寸法:191cm
各モデルのスペックは下の表のとおりです。
自分の釣りのスタイルに合った一本を選んでください。
型番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 適合ルアーウエイト(g) | 適合ラインPE(号) | カーボン含有率(%) | 本体価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
631SUL | 1.91 | 1 | 191 | 106 | 1.75/10.4 | ~120 | ~1.2 | 92 | 29,150 |
631SL | 1.91 | 1 | 191 | 103 | 1.75/10.6 | ~150 | ~1.5 | 96 | 29,150 |
631SM | 1.91 | 1 | 191 | 111 | 1.9/11.0 | ~180 | ~2.0 | 97 | 29,150 |
型番 | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 適合ルアーウエイト(g) | 適合ラインPE(号) | カーボン含有率(%) | 本体価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
631BUL | 1.91 | 1 | 191 | 111 | 1.75/10.4 | ~120 | ~1.2 | 92 | 29,150 |
631BL | 1.91 | 1 | 191 | 110 | 1.75/10.6 | ~150 | ~1.5 | 96 | 29,150 |
631BM | 1.91 | 1 | 191 | 122 | 1.9/11.0 | ~180 | ~2.0 | 97 | 29,150 |
ここまでエボルブのスペックを紹介しましたが、皆さんが最も気になるのは釣行でのエボルブの実力だと思います。
エボルブを実際に使用したゼニスフィールドテスターの釣果報告の一部を紹介します。
ロッドの使用感をイメージする時の参考にしてください。
山田テスターからの釣果情報です。 兵庫県高砂市荒井漁港の浜栄丸さんに乗船。 絶品サワラもgoodサイズです! 明石の釣りをよりライトに。 より楽しく。 Evolveがベストマッチ! 余談ですが、山田テスターが捌く刺身は、プロの仕上が...
ZENITHさんの投稿 2020年8月15日土曜日
山田さんが兵庫県高砂市荒井漁港の浜栄丸に乗船し、良型のサワラをゲットしました。
「明石の釣りをよりライトに。より楽しく。Evolveがベストマッチ!」
とのコメントが添えられており、エボルブが釣行で快適な使い心地を発揮していたことが伺えます。
釣り上げたサワラのお刺身もおいしそうです!
緒方テスターからの釣果情報です。 ZEROSHIKI LIGHT SPEC STK Evolve...
ZENITHさんの投稿 2020年7月6日月曜日
緒方さんは大分の海で大迫力のマダイを釣り上げました。
使用したロッドは631SULです。
この機種はタイラバロッドとしても使用可能と先ほど説明しましたが、この写真を見るだけでも納得ですよね。
大物マダイをゲットした緒方さんの嬉しそうな表情が印象的です。
石松テスターからの釣果情報。 ZEROSHIKI LIGHT SPEC STK Evolve ...
ZENITHさんの投稿 2020年7月1日水曜日
石松さんは631BMで釣行に臨みました。
「スッテをつければ、イカ。ジグをつければ、アコウ。スッテに戻して、アコウ。Mはパワーバランスも良く、ライトゲームを幅広くこなすことのできる仕様となっております!」
と、幅広い魚種が一本で狙えるエボルブの万能ぶりを絶賛していました。
今回はゼニスのゼロシキライトスペック STK Evolveを紹介しました。
「Evolve」を冠するだけあって、従来のライトジギングロッドから性能・使い勝手がまた一段と向上したこちらのシリーズ。
実戦で使えば、より快適で充実したライトジギング釣行を体験できることでしょう。
自分の釣りの質を高めていきたい方はぜひ一度実物を手に取ってみてください。
ゼニスの進化したSLJロッドは誰よりも広範囲な攻めが可能!底を取るコツもプロが直々に伝授!
近年、急速に人気を増しているスーパーライトジギング(以下SLJ)はもう試されましたか? 通常のジギングタックルよりも、さらに軽量で扱いやすいSLJタックルは釣り初心者や女性・子どもで…
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