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50cmオーバーの大型+シロアマダイも!相模湾のアマダイ佳境

隔週刊つり情報編集部

相模湾のアマダイが佳境を迎えている。

今シーズンも相模湾の広範囲で釣れており、ポイントや水深次第ではシロアマダイも上がっていて、船宿によっては両狙いで楽しむこともできる。

茅ケ崎港ちがさき丸での取材日は、茅ケ崎沖の水深65m前後を狙った前半は小ぶりながら船中6尾のシロアマダイが釣れた。

後半は主に水深100~130m前後を探り、最大40cmのアカアマダイが上がってトップ6尾。

ソコイトヨリやカイワリ、ホウボウなどのゲストも交じるまずまずの釣果だった。

アカアマダイはこのところ50cm以上の大型も顔を見せている。

シーズンは後半だが相模湾のアマダイはまだまだ狙い目十分といえるだろう

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▲当日の釣り場は茅ケ崎沖の水深65~130m前後

幻と呼ばれている魚は数いるがシロアマダイもそのうちの一つ。

しかし近年ではそのシロアマダイが各地で釣れるようになった。

私もシロアマダイを釣るべく1月26日、相模湾茅ケ崎港のちがさき丸に出かけてきた。

当日は北寄りの強い風の予報で、茨城~外房エリアでは出船を見合わせた港も多く、お客さんの遠藤さんは、「日立でタチウオを予約していたのですが、出船中止になって急遽こちらに来ました」と話していた。

その点、相模湾は北風に強く、多少波立ってはいるが釣りをするには支障はなさそう。

ちがさき丸でのアマダイの近況は30~40cmがトップ6~8尾。

潮具合がいい日には50cmオーバーが2~3尾釣れた日もあるという。

ここ数日は潮の流れが緩慢なため大型は顔を出さないものの、中型がトップ4~5尾にシロアマダイも船中5~6尾釣れているとのこと。

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▲2~3尾釣る人も多かった

アカ&シロの両狙い

シロアマダイとの出会いを期待しつつ、私を含めた13名で6時50分に出船。

10分もするとエボシ岩の南でエンジンがスローダウン、水深65m前後のポイントに到着。

ここはアカアマダイとシロアマダイの両方釣れるらしく、「シロアマダイ専門なら水深30~40m付近を狙うのですが、強風で底荒れしているのでここから始めます」と米山船長。

「準備ができた人から始めてください。オモリは80号でお願いします」と開始の合図。

開始早々左舷トモのご夫婦、鈴木恵美さんにアタリ。

アマダイを期待していたのだが、釣れ上がったのは30cmほどのイトヨリ。

すると船中あちこちで25~35cmのイトヨリが取り込まれている中、「後ろでアマダイが上がったよ」と船長が知らせてくれた。

駆けつけると、船中1尾目のアマダイを釣り上げたのも恵美さん。

サイズは40cm級で、「絶好調ですね。旦那さんも頑張って」と私が言うと、「情けないことにいつも女房に負けてしまいましてねぇ」と照れ笑い。

もちろんその後に旦那さんもアマダイを釣ってくれたので夫婦仲よく写真に収まっていただいた。

間を置かずに右舷トモ3番の平賀さんがリールを巻き始めたのでカメラを構えていると、出ました本日最初のシロアマダイ。

30cmと小ぶりだが幸先よく幻とのご対面だ。

席に戻り釣友の塙君のオケの中を覗き込むと、なんとアマダイが2尾泳いでいるではないか。

残念ながらこちらはシロアマダイではなかったが「次はシロアマダイを狙うぜ」と彼は気を吐いていた。

その後もこのポイントでシロアマダイに交じりアカアマダイが釣れ出足は好調。

アマダイ釣りの竿は全長2m前後のゲームロッドがスタンダードだが、2.7m以上の長竿を使用している人も3人いる。

彼らに共通しているのは全長3m以上の3本バリという長い仕掛けを使っていること。

確かにこの長さの仕掛けを操るにはある程度の竿の長さが必要。

利点は主に二つで、一つは幅広い層をリサーチできること。

もう一つはエサのオキアミをナチュラルに動かせること。

細かく誘いづらかったり持ち重りするのは難点だが、以前にこのスタイルの人がアマダイを爆釣しているのを見ているので状況に合わせて使うのもありだと思う。

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▲同じポイントでアカアマダイとシロアマダイが上がった。

知っ得!シロアマダイの生息域と食味とは?

アカアマダイ、シロアマダイ、キアマダイの3種のうち、シロアマダイは水深30~60mと最も浅いエリアに生息している。

最大60cmにも成長するが40cm以上の個体はほとんどオスとされている。

食味は3種の中では最上級とも言われ、刺身、松笠揚げ、昆布じめ、酒蒸し、塩焼き、干物が定番の料理法となる。

Tackle Guide

タックルは全長2m前後のゲームロッドに小型電動リールの組み合わせが標準。

仕掛けは全長2mの2本バリが基本。

ハリス長は潮が速ければ長め、緩ければ短めにする。

仕掛けが吹き上げられるときはガン玉を打つ。

タナを広く探る

順調な滑り出しを見せたが、次第に潮が動かなくなると釣果は急降下して移動となる。

水深80m前後や水深100m前後、130m前後とポイントを転々とするが、どこも潮が動いていない。

時折30~40cmのアマダイが顔を出す展開。

しかも北風で船が流されるので釣れるのはトモ寄りばかり、ミヨシではおこぼれをいただくといった感じ。

10時を回ったところで私も撮影の合間に釣りに参加。

セオリーどおり着底したらオモリで3~4回ほど海底を小づき振動と砂煙を上げてアマダイにアピール、底上1mにタナを取る。

誘いを入れてアタらなければ底上1.5m、2mと高めのタナも探る。

底上1.5mにタナを取り待っているとググッと穂先を押さえ込むアタリ。

一呼吸置いてから合わせを入れるとハリ掛かりした。

だが巻き上げの引き込みはアマダイのそれとはまったく別もの。

思ったとおり釣れ上がったのはアカボラ。

この後もアカボラばかりだったが、この魚が釣れるということはタナは合っている証拠。

隣の村井さんが「なんだか変な魚が釣れました」と言ってきたので、「ミシマオコゼですよ。薄造りにするとフグみたいでおいしいですよ」と教えると大事にクーラーに収めていた。

その後、アタリが遠くなり、水深75m前後のポイントへ移動。

後ろで鈴木さんがカイワリを釣り上げると、誘い上げた私の竿もがガガガッとこれまでにない激しい魚信をとらえる。

抵抗するたびに電動の巻き上げ動作が止まるほどだ。

しかし海面に浮かび上がってきたシルエットはオレンジ色。

釣り上げたのは35cmのホウボウで、私はアマダイの顔を見ることなく沖揚がり。

釣果は21~40cmのアマダイがトップ6尾、25~30cmのシロアマダイが船中6尾。

潮が動かなかった影響かジャンボサイズは上がらなかったが、後日52cmのアマダイが連発していたので今後は大型にも期待したい。

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▲アマダイの標準和名はアカアマダイ

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▲ホウボウも交じった/定番ゲストのソコイトヨリ/カイワリも釣れた

船宿INFORMATION

相模湾茅ケ崎港

ちがさき丸

0467・86・1157

▼備考=予約乗合、7時出船。

マダイ、アジ、ホウボウへも出船

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隔週刊つり情報(2025年3月1号)※無断複製・転載禁止

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