【2023年】バス釣り用ロッドのおすすめ15選！スピニングロッドの選び方も徹底解説！

ゲーム性の高さで釣りに人気のターゲット、ブラックバス。

バス釣りはルアーの種類が豊富で、アクションのバリエーションも様々なので、アングラーを飽きさせることがありません。

そんなバス釣りに用いるロッドですが、メーカーごとに特徴や強みが異なるため、初心者の方は特にどれを選べば良いか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、バス釣り用ロッドを選ぶうえで重要なポイントを解説し、初心者から上級者まで納得して使える、編集部おすすめのバス釣り用ロッドをご紹介します。

メーカーごとにロッドをピックアップしていますので、ぜひ購入時の参考にしてくださいね！

バス釣り用ロッドには、大きく分けてベイトロッドとスピニングロッドの2種類があります。

ベイトロッドはベイトリールと組み合わせて、スピニングロッドはスピニングリールと組み合わせて使用します。

それぞれの違いについて、外見や特徴を比較してみましょう。

ベイトリールはロッドの上に設置するのに対し、スピニングリールはロッドの下に設置します。

そのため、ラインを通すガイドも向きが異なります。

ベイトロッドの場合はガイドが上向きになりますが、スピニングリールの場合はガイドが下向きになります。

トリガーは、リールシートに付いた指を掛ける部分のことを指します。

トリガーによってキャスト時の操作性が上がり、ロッドが回ってしまうことを防げます。

このトリガーは、ベイトロッドにのみ付いているのが特徴です。

ベイトロッドとスピニングロッドは、投げやすいルアーの重さが異なります。

ベイトロッドは重いルアーを投げやすいため、パワーを要する釣りに最適です。

たとえば、バスが深場にいる場合は重いルアーを使って探る必要があるため、そういった状況ではベイトロッドが重宝します。

反対に、スピニングロッドは2～3g程度の軽いルアーでも投げやすく、初心者から上級者まで使いやすいのが魅力です。

ベイトロッドはバックラッシュ（＝キャスト時にラインが絡まるトラブル）が起こりやすいので、操作にはある程度の慣れが必要です。

そのため、コツを掴まないと飛距離が出にくいというデメリットがあります。

一方、スピニングロッドはラインがスムーズに伸びるため、ライントラブルを抑制できます。

初心者の方でも飛距離を出しやすく、キャストしやすいのが特徴です。

ベイトロッドとスピニングロッドは、自分が釣りで重視したいポイントを考慮して使い分けることが大切です。

それぞれのロッドを使いたいシチュエーションを以下にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

先に述べたバス釣り用ロッドの特徴を踏まえると、初心者の方にはスピニングロッドの方が扱いやすく断然おすすめです。

そこで今回は、スピニングロッドについて詳しく解説していきます。

バス釣り用スピニングロッドは様々なメーカーからリリースされていますが、そのレパートリーは多く、何を基準に選んだら良いか迷ってしまうでしょう。

そこでまずは、バス釣り用スピニングロッドを選ぶうえでチェックしておきたいポイントを3つご紹介します。

ルアーロッドは一般的に、ft（フィート）という単位を用いて長さを表記します。

1ftは約30cmです。

初めの1本としてオールラウンドに使えるバス釣り用スピニングロッドを探している方は、6～7ft（約1～2m）前後の長さを選ぶようにしましょう。

この長さであれば、軽いルアーやリグでもキャストしやすいです。

これを基準にすると、取り回しやすさや感度の良さを重視する方には6ft以下のショートロッドが、遠投性を重視する方には7ft以上のロングロッドがおすすめです。

どのようなスタイルでバス釣りを楽しみたいかを考え、それに合わせた長さ選びをすることが大切です。

バス釣り用スピニングロッドの硬さは、柔らかい方から順に「UL（ウルトラライト）」「L（ライト）」「ML（ミディアムライト）」「M（ミディアム）」「MH（ミディアムヘビー）」「H（ヘビー）」というアルファベットで表記されます。

硬さは基本的に、キャストして操るルアーのウェイトに合わせて選ぶのがおすすめです。

初心者の方には、折れにくく感度の良い、柔らかめのLパワーの硬さのロッドが扱いやすいでしょう。

これを基準に、0.5～5g前後の軽量なルアーを使用する場合はULパワーのロッドを、重めのルアーも色々試したい場合はMLパワーのロッドを選ぶと良いですね。

柔らかいほど軽いルアーが投げやすく、硬いほどパワーが出るといった特徴を理解し、自分に合った硬さを見つけましょう。

調子（テーパー）とは、釣り竿がどの部分からどのように湾曲するかを示す言葉です。

操作のラクさや感度は、竿の湾曲の具体的なポイントによって異なります。

一般的なスピニングロッドの調子は、「ファースト」「レギュラー」「スロー」の3つの大きな種類に分けることができます。

ファーストは竿の先端が曲がりやすく、逆にスローは竿の根元近くが湾曲しやすい特性を持っています。

レギュラーはこれらの中間に位置します。

バスを対象としたスピニングロッドで、操作性と感度が優れているのはファーストの調子です。

事実、市場に出ているバス釣り専用のスピニングロッドの多くはファーストテーパーで設計されており、竿の先端がより細くなるほど、感度が増すような特性があります。

ここからは、編集部おすすめのバス釣り用スピニングロッドをピックアップしてご紹介します。

先に述べたバス釣り用スピニングロッドを選ぶうえでチェックしたいポイントを踏まえ、Amazonで評価やレビューが高いものを中心にまとめています。

今回は、ダイワやシマノを含む、人気釣具メーカー6社から厳選しました。

ぜひ自分に合ったバス釣り用スピニングロッド選びの参考にしてくださいね！

人気釣具メーカーのダイワからは、数多くのバス釣り用スピニングロッドがリリースされています。

軽いルアーやリグ、具体的には1gを切るようなウエイトのものから10g近くのものまでキャストできるロッドであれば、釣りの幅が広がりますね。

ルアーを引っ掛けてロストしたくなければ、高比重ワーム＋オフセットフックを使ったノーシンカーリグから始めてみましょう。

それに慣れれば、ハードルアーや複雑なリグ、つまりダウンショットリグやキャロライナリグ、ネコリグなどにチャレンジすればOKです。

そのためのコスパ優秀な、ダイワのバス釣り用スピニングロッドをご紹介します。

こちらのスピニングロッドは強度と感度に優れていることに加え、ダイワ独自のグリップ形状により取り回しもしやすくなっています。

また、自重は100gを切る軽さで、キャストコントロールのしやすさも魅力です。

これなら釣り場で1日中振り回していても、集中力が途切れることなくバス釣りを楽しめますね。

同じくブレイゾンシリーズですが、こちらはモバイルモデルなのでコンパクトかつ軽量に作られており、持ち運びにとても便利なスピニングロッドです。

車の中に収納する際にもスペースを取らないため、助手席から足元にかけて置いておくことも可能ですね。

自重は92gと軽量にも関わらず、全長1.93ｍと長さも申し分ないのでストレスなく使用できますよ。

あらゆるシーンで活用する、優れたバス釣り用スピニングロッドと言えるでしょう。

こちらはエアエッジシリーズのモバイルロッドで、先ほどのモデルと同様携行性に優れています。

ダイワは特に、ロッドの継ぎ部分の剛性に定評のあるメーカーなので、繋いで曲げてみると美しいベントカーブを描いてくれます。

これなら大型魚が掛かっても安心ですし、持ち運びにも便利なのでどこでもバス釣りを楽しめますね。

こちらは、ダイワの中でも剛性に長けたシリーズとして人気を博しているブラックレーベルです。

特にSGモデルは、独自のカーボン素材により感度と操作性に優れています。

自重も100gと比較的軽いので、疲れ知らずで釣りに集中できますよ。

同じくブラックレーベルシリーズの、LGモデルです。

こちらのモデルは、しなやかな曲がりと投げやすさがポイントになっています。

2ピース構造なので分解することができ、持ち運びにも便利なスピニングロッドです。

シマノからも豊富な種類のバス釣り用スピニングロッドがリリースされています。

シマノにはステラやヴァンキッシュなどの優れたスピニングリールが用意されているため、そのような高性能アイテムと併せて使うとより釣果が期待できるでしょう。

当然コスパ優秀な低価格帯のリールもラインナップされているので、様々な組み合わせを選べるようになっていますよ。

長さや軽さ、使われている素材やグリップ形状などを詳しくチェックしながら、自分に合ったモデルを比較検討してみましょう。

実売価格で1万円を切る、コスパ優秀なスピニングロッドです。

2ピース仕様なので、仕舞寸法133.3cmまで縮めて持ち歩くことができます。

最大28gまでのルアーをキャストすることが可能なので、幅広いルアーを試してみたい方にもおすすめです。

バス釣りはもちろん、ライトソルトゲームでも活躍してくれそうな1本ですね。

軽量化にこだわったこちらのモデルは、自重97gと軽量ながらもその性能には定評があります。

取り回しやすさはもちろん、操作性も高くキャストコントロールのしやすさも魅力です。

アタリが分かりやすいので、ワームやネコリグにも十分対応できます。

こちらは、ライトリグを操れるキレと、大型のブラックバスにも対応できるパワーを兼ね備えたモデルです。

飛距離も出しやすいので遠投したいときにも重宝します。

2ピース構造なので持ち運びもしやすいでしょう。

ライトリグから小型ハードプラグまで、幅広いルアー適したスピニングロッドです。

実際に使ってみると、振り抜け感が爽快でブランクにブレを感じません。

センターカット2ピースでありながら、張りやバタつきの無さは1ピースロッドに匹敵するレベルでしょう。

様々な魚種を釣りたい方にも、おすすめの1本です。

とにかく遠くへルアーを届けて、スレていないバスを食わせるのに適したスピニングロッドです。

価格が高めに設定されているため、いきなり手を出すには少し躊躇してしまいそうですが、自分の釣りスキルの不足した部分を補い、ワンランク上に引き上げてくれる逸品です。

手元に伝わってくる情報が繊細かつ緻密で、小石や凹みに引っ掛かっただけでもロッドティップが小気味よく踊ってくれますよ。

それがバスのアタリかどうか、短時間で判別できるようになるのが素晴らしいポイントです。

ダイワとシマノ以外のメーカーからも、おすすめのバス釣り用スピニングロッドをご紹介します。

扱いやすい長さと軽さにプラスして、特徴のあるスペックが魅力的なロッドを厳選しています。

メジャークラフトの弁慶シリーズは、バス釣り用に設計されたスピニングロッドです。

手に入れやすい低価格帯モデルにも関わらず、バス釣りに申し分ない性能を兼ね備えており、パワーと粘り強さを感じさせてくれるブランクが特に魅力的です。

ファーストテーパーで感度にも優れているため、初心者から上級者まで扱いやすいロッドと言えます。

コスパ優秀なタックルを取り揃えるアブガルシアからは、2ピース仕様のバスフィールドシリーズをご紹介します。

自重105g、全長約2m、調子はファーストと、初心者の方でも扱いやすいスペックです。

アタリを取りやすいガイドと感度の高いグリップが、ブラックバスのバイトを逃さず、スムーズな合わせに貢献してくれます。

メガバスからリリースされているデストロイヤーシリーズのスピニングロッドです。

実際に使ってみると、そのブランクパワーに驚かされますよ。

ロングキャストはもちろん、オーバーハング下やカバーの中からビッグバスを引き出したいときでも、問題なく使えるでしょう。

フックがしっかり貫通しており、バラシに繋がるような硬さも見られないため、トータルバランスに優れたカバーフィッシング用スピニングロッドと言えます。

同じくメガバスのレヴァンテシリーズです。

調子がミディアムなので、重めのルアーでも難なくキャストできますよ。

独自のアレンジを加えたガイドシステムやグリップ形状を採用しており、パワーと感度に優れたモデルです。

幅広いシチュエーションで活躍してくれること間違いなしですね。

エバーグリーンからリリースされているコンバットスティック・ヘラクレスシリーズは、バストーナメントで勝ち抜くためのノウハウがぎっしり詰め込まれているロッドです。

特にこのスピニングロッドはパワフルで、濃いカバーの中にネコリグやノーシンカーリグを放り込んで、バイトの瞬間フッキングに持ち込み引きずり出すことが可能です。

ベイトタックルではフリーフォールによる誘いが難しいため、そういったアプローチが必要なときには、このロッドが活躍してくれます。

不動の人気を誇るバス釣りは、ターゲットの引きが強くゲーム性も高いため、飽きずに長く楽しむことができます。

だからこそ、ロッドを選ぶ際はこだわりを持って、ずっと愛用できるものを選んでいただきたいです。

今回紹介した選び方やおすすめのロッドを参考にして、自分にぴったりの一本に出会ってくださいね。