ラパラのPEラインで釣りたい!4本撚り・8本撚り・極細などの充実したラインナップが高評価
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FISHING JAPAN 編集部渓流に出向いてイワナやヤマメ・アマゴをターゲットにする、トラウトゲームが大人気です。
今回ラインに結んだのは、ラパラのシンキングミノー・カウントダウンエリート。
その特徴や使い方を、実釣インプレも絡めながらご紹介しましょう。
目次
カウントダウンエリートとは、ラパラから発売中の、ウッド製シンキングミノーのことです。
サイズ設定は、4種類ラインナップされていますが、渓流でトラウトを狙うつもりなら、CDE35とCDE55がおすすめです。
CDE35は、全長35mmで、ウエイトは4g。
CDE55は、全長55mmで、ウエイトは5g。
4g以上あれば、スピニングタックルはもちろん、ベイトフィネスタックルでも楽にキャストできるでしょう。
カウントダウンエリートの特徴は、貫通ワイヤーの代わりに高強度ステンレスプレートをボディ内部に配置していること。
これにより、強度アップとウエイトの低重心化を成し遂げています。
またウエイトパーツは、比重の高いタングステンポリマーを採用しています。
その上で、伝統のバルサウッドボディを継承していますから、着水即の動き出しがバツグンです。
渓流には強い水流が存在しますし、水深の深いところもランダムに並んでいます。
水流に負けることなくアクションしつつ、さまざまな水深の変化や地形の変化にも対応可能なのが、カウントダウンエリートの強みでしょう。
実際に渓流へ出向いて、CDE35からキャストしてみました。
使ったタックルは、4ft台の長さでLパワープランクスのベイトロッドに、ロープロファイルデザインのベイトフィネスリール。
ラインは、フロロカーボンラインの6lb通しで、岩などに接触したら傷んだ部分をカットし、結び換えてキャストを続けました。
浅瀬側に立ち、トロ場などの深場へ向けてCDE35を投入していきます。
ボトムに着くまでフォールさせてから、リトリーブを開始。
ひんぱんに根掛かりするのかなと想定していましたが、小枝がくっ付いてくる程度で、手返しよくアプローチできました。
CDE35をボトムから引っ張り上げる動かし方になりましたが、特に問題なくウォブリング・ローリングアクションを発生してくれます。
リップはしっかり水流をとらえ、キレのあるアクションへと変換してくれているようです。
キレの良さは、やはり低重心化とバルサウッドのおかげでしょうか。
飛距離も伸びますから、広範囲をチェックしやすく、アマゴを3本フッキングに持ち込めました。
ただし、後が続かず、ポイント移動を余儀なくされました。
カウントダウンエリートの実釣インプレをおこなうのに、渓流の堰へ向かいました。
コンクリートで作られた、小規模な砂防ダムです。
まるで滝のように、上流からの水が落ちていて、その場所が深くなっているのが分かります。
いきなり近づくのはやめて、遠目からCDE55をロングキャスト。
同じようにボトムまでフォールさせてから、ただ巻きリトリーブで誘いをかけます。
すぐにバイトはありませんでしたが、何度もフォールをおこなっていると、グンッ!と重みが伝わってきました。
ひったくるような強めのバイトで、なかなか水面まで上がってきません。
ようやくランディングできたのが、尺超えのアマゴでした。
渓流に連なっている人工の堰は、多くのアングラーが立ち止まるポイントとして有名です。
1本釣り上げたら下流からアングラーが上がってきたので、場所を譲りました。
次に向かったのは、渓流のやや下流にある支流や水路です。
特に水路は、水田につながっているので、ところどころに道路下をくぐるトンネルが設けられています。
とても浅くて狭いのですが、日照を避けられる点や、鳥からの攻撃をかわせる点など、魚にとっては自分のテリトリーにしたくなる場所といえるでしょう。
しっかりと水流のあるトンネルを探し出して、片方の開口部からカウントダウンエリートを中へ撃ち込みます。
着水して即リトリーブを開始。
特に引っ掛かることもなく、無事に回収できました。
そういうアプローチを何度も繰り返していると、明確なアタリが!
やはり魚は隠れていたようで、カウントダウンエリートの動き出しの素早さが、ここでも有効に働きました。
何度も周囲に干渉したものの、リップが折れることもなく、塗装が欠けることもありませんでした。
安定した釣果は、釣り場やポイントが変わっても、そのままキープされました。
カウントダウンエリートをキャストして操るのに適している、おすすめのベイトロッドをご紹介しましょう。
テイルウォークから発売中の、トラウティアフェリークC49L/Gです。
テイルウォーク(Tailwalk) ロッド トラウティア フェリーク C49L/G
カウントダウンエリートの特徴や実釣インプレ、おすすめのロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
河川におけるルールやマナーを守って、釣りを楽しみましょう!
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