エリアトラウトを楽しみたい!おすすめのロッド・リール・ライン特集
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FISHING JAPAN 編集部ブラウントラウトは、淡水エリアでその姿を見かけるようになった外来種です。
管理釣り場にも放流されているケースが増えているので、釣ったことのある人は多いでしょう。
フライやテンカラなどでもアプローチ可能で、釣ってよし食べてよしの魚として、人気が上がっていますよ。
ここでは、ブラウントラウトの特徴や釣り方・食べ方などについて、詳しくご紹介しましょう。
目次
ブラウントラウトとは、サケ目サケ科に分類される魚種のことを指します。
これは主に河川型(fario)または降湖型(lacustris)がブラウントラウトと呼ばれ、降海型(trutta)はシートラウトと称されます。
よく話題となるのは、一般的に水路や河川で手に入るタイプで、それらはブラウントラウトに該当します。
アメリカ原産であると思われがちですが、実際の原産地はヨーロッパです。
それらの地域で自然に生息するブラウントラウトは、過度な漁獲や環境変動によって、その数を減らしているのが現状です。
しかしながら、放流や養殖により世界中でその数を増やしており、料理として活用されている国も多く存在します。
日本においては、スーパーや鮮魚店でブラウントラウトの切り身を見かけることは少ないです。
その味は驚くほど美味しく、もう少し注目されてもいいのではないかと思います。
ブラウントラウトの生息地は、日本では主に長野県以北の河川や湖で確認できます。
その生命力は非常に強く、他の魚の卵を食することや川魚を摂取することもあります。
だからこそ、自由な放流や移植は生態系を破壊する可能性があるので、避けるべきです。
特に北海道では、ブラウントラウトの食性が在来種に大きなダメージを与えているという報告もあります。
ブラウントラウトの特徴を詳しく見てみましょう。
体型は、ニジマスなどとそっくりですよね。
体側に広がっている模様は、ニジマスとは全く別モノで、黒色の斑点の中に赤色が混ざる状態を作り出しています。
体長は、50センチを超えればかなり大物といえるでしょう。
降海型の中には、メーター級の個体もいるようですが、釣り上げられるのは稀ですね。
確実に釣りたいなら、ブラウントラウトが放流されている管理釣り場へ出向くのがイチバン。
かなり巨体のものもいますから、スリリングな釣りを楽しめますよ。
一般の河川や水路で釣る場合は、そのエリアの漁協にまず連絡を入れて、ブラウントラウトを釣る旨を伝えましょう。
遊漁券の購入を指示されたら、最寄りの遊漁券販売所へ出向いて、必ず購入してから釣りを始めてください。
釣り方は、スピナーやスプーン・ミノーなどをキャストすれば、ブラウントラウトが追従してきてバイトしますよ。
エビなどの甲殻類を食べている報告も見受けられますから、ラバージグなどを試すのもいいかもしれませんね。
渓流エリアはもちろん、水路との合流点や流れ込み・段差・トロ場の深い層などを徹底して探ってみてください。
ブラウントラウトの食べ方は、鮮度が高いなら刺身がおすすめです。
ただし、淡水魚なので寄生虫の恐れがありますから、釣っていきなり生食するのはよくありません。
刺身で食べる場合は、加熱処理することができませんから、冷凍庫に入れて一度完全に凍らせてしまうといいでしょう。
寄生虫に対する処置をおこなってから自然解凍し、刺身にすれば美味しく食べることができます。
その他加熱調理をおこなうなら、揚げ物にしたり焼き魚にしたり、ムニエルに調理するのもいいですね。
皮は取り除くか、パリパリになるまでしっかり火を通すほうが、食べやすくなりますよ。
やはり鱒レンジャーを用いたルアー釣りは、迫力があります。
ショートレングスでグラスソリッドブランクスですから、極端に曲げながら釣りをしても折れる心配がないのが嬉しいですね。
それでは、ブラウントラウトを釣るのに使いたい、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。
まずは、ロッドから。
管理釣り場で用いるショートレングスなスピニングロッドは、そのまま水路などの小規模エリアなどでも活用することができます。
TURINGMONKEY(ツリモン) 【レンジャーシリーズ】 グレート鱒レンジャー SP50 カモフラARMYII
動画でも活躍していた、グラスソリッドのブランクスで有名なスピニングロッドです。
1ピースで長さ5フィート=約1.5メートル、持ち運びはさほど不便に感じませんし、少々枝や草などに接触しても、グラスソリッドであるために破損を気にしなくて済みます。
適合ルアーウエイトは、1グラムから7グラムまで。
これだけ守備範囲が広ければ、スプーンやスピナー・ミノー・トップウォータープラグまで、キャストすることが容易でしょう。
グリップはショートで握りやすく、操作性もかなり高めになっています。
実際に使ってみると、2000番から3000番のスピニングリールにベストマッチで、キャストもリトリーブもしやすい印象です。
何より魚が掛かってからランディングに至るまで、ロッドが強烈に曲がり込んでも折れる心配がない!というのが嬉しいですね。
大胆に操りながら、積極的な釣りスタイルを押し通すことができるでしょう。
実売価格は3千円台と、かなりリーズナブルな価格設定に収まっています。
安くて扱いやすいので、家族の人数分揃えて、みんなで釣りを楽しむこともOK。
その他ベイトロッドもラインナップされていますから、用途に応じて使い分けてみましょう。
ガイドを付け替える人もいるようですが、そのままで使ってみてから検討すればいいのではないでしょうか。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 17 セドナ 2500S バス釣り ライトショアジギング ワインド エギング 初心者向け
シマノからリリースされているスピニングリールの2500番サイズです。
ギア比は5.0対1で、ハンドル1回転につき73センチのラインを巻き取ることができます。
ショートレンジのキャストを連続でおこなうことになるでしょうから、ただ巻きアプローチをすることも考慮すれば、これくらいのギア比が扱いやすいかもしれません。
大型のブラウントラウトが掛かっても、ゴリ巻きで引き寄せやすいでしょう。
自重は245グラムと、軽くもなく重くもなくという印象。
ラインキャパは、0.6号のPEラインで200メートルも巻くことができます。
ショックリーダーラインの太さをいろいろ用意しておくと、釣り場のカバーの濃さに合わせて使い分けられるでしょう。
実際に手にしてみると、滑らかにローターは回転してくれますし、ただ巻きもやりやすいですね。
実売価格は5千円前後と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。
シマノの技術が詰まったスピニングリールが、この価格帯から入手できるので、試したことのない番手があれば、このセドナシリーズから始めてみていいのではないでしょうか。
シマノ(SHIMANO) PEライン パワープロ Z 100m 0.6号 イエロー PP-M42N 釣り糸
シマノから発売中の4本撚りタイプのPEラインです。
単色で視認性が高く、摩擦に強い印象がありますね。
一度巻いておくと、比較的長く使えるのも魅力のひとつです。
感度も高めなので、魚のバイトを逃さずにフッキングに持ち込めるでしょう。
4本撚りのほうが原糸が太いので、ショックリーダーラインの食い込みがしっかりします。
組んだノットが滑りにくいことから、ノットのコブを小さ目にまとめてもじゅうぶん保持してくれますよ。
実売価格は千円台と、とても安い価格帯に設定されていて、複数個購入して巻き換え用にキープしておきたいですね。
すでにピットプルという後発アイテムが発売されていますが、このラインのイエローやホワイトカラータイプは、さまざまな釣りに使えるので、これからも販売を続けて欲しい逸品です。
それでも岩や枝などのカバーに接触したら、必ずラインが傷んでいないかチェックすることを忘れないようにしてください。
ブラウントラウトの特徴や釣り方・食べ方、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
生態系に影響を与える外来魚なので、釣り上げたら再放流しないことを徹底したいですね。
持ち帰って美味しく食べるには、締め作業などを釣り場でしっかりおこなうようにしましょう。
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