エギングを冬に楽しむにはどうすればいいの?【初心者必見】
冬にエギングゲームをおこなうアングラーが、以前より増えてきました。 イカがしっかり反応して、エギを抱いてくれるのであれば、季節を問わずロッドを振りに行きたいもの。 そこでここ…
FISHING JAPAN 編集部軽量なスピニングリールとして人気の高い、シマノのヴァンキッシュシリーズ。
エギングゲームで使うなら、数ある番手の中からどれを選ぶのがいいのでしょうか?
ここでは3つの番手をピックアップして、独自の目線で検討してみます。
目次
ヴァンキッシュシリーズとは、シマノから発売中の汎用型スピニングリールのことです。
同じシマノのステラが、重さを伴なった剛性と滑らかな使用感を前面に押し出しているのに対し、このヴァンキッシュは、究極の軽さを求めつつ、それが生み出す特別な使用感をユーザーに提示しています。
カンタンに言うと、軽さで釣りが変わります!ということを提案・実証しているモデルなのです。
軽さは高い感度を生むというフレーズがありますが、それは人によって異なる感覚。
でも使ってみないと分からない領域でもあります。
だったら試してみよう!思わせてくれるのが、ヴァンキッシュシリーズでしょう。
早速エギングゲームに使ってみたい番手を、3つ選んでみました。
●ヴァンキッシュ・C3000SDHHG
英数字がものすごく多い番手名ですが、真ん中辺りに使われているDHに着目してください。
これは、ダブルハンドルの略です。
シングルハンドルよりウエイトは重くなってしまうものの、エキングのロッドワークであるシャクリを入れたときに、勝手にハンドルが回ってしまうのを抑えてくれます。
意図せず回ってしまうハンドルは、当然放出しているラインを回収してしまいますから、エギを手前に引き寄せてしまいますし、ラインのたるみでアタリを取ることが難しくなります。
ということは、かなりエギングに有利な状況を作り出してくれる仕様といえるでしょう。
重くなったとはいえ、ウエイトはたったの175gしかありません。
他のスピニングリールと比べれば、破格の軽さを誇っているわけで、このダブルハンドル仕様を購入する確固たる理由になるでしょう。
ちなみにダブルハンドル仕様はもうひとつ用意されていて、違いはギア比のみ。
素早くラインスラックを取り除きたい人は、こちらのHG=ハイギア仕様のほうを選ぶといいでしょう。
●ヴァンキッシュ・2500SHG
こちらは前述のダブルハンドル仕様と、ラインキャパが同じで、0.6号のPEラインを200m巻ける番手です
異なるのは、ハンドルの形状とウエイトのみ。
ハンドルはシングルハンドルなので、フラットなノブがひとつ付いています。
そしてウエイトは、165gにまで軽くなります。
余裕でライトソルトウォーターゲームが出来そうな軽さですから、手元感度もアップした気分に。
実際に使ってみると、シャクリが楽におこなえます。
それを1時間続けても、さほど手首やヒジなどに負担は感じませんでした。
懸案の“シャクリで勝手にハンドルが回ってしまう”件ですが、ひんぱんに発生して困ることはなく、普通にエギングを楽しむことができました。
1度でも発生すると気になる!という人は、ダブルハンドルを選べはいいのではないでしょうか。
ダブルハンドルより10gも軽くなるがイイ!という人は、この番手で決まりでしょう。
●ヴァンキッシュ・C3000MHG
もうひとつ注目したい番手が、こちらです。
品番の真ん中辺りにあるMという文字は、ラインキャパがSより多いことを表しています。
具体的には、PEラインの1号を190m巻くことができます。
ということは、0.8号なら200m以上巻けますし、0.6号ならもっと!ということに。
引き潮へ4号エギを落としてドリフトさせていくような釣り方に、大量のラインは不可欠ですから、需要はじゅうぶんにあるでしょう。
気になるウエイトは、なんと170g。
ダブルハンドルとシングルハンドルのちょうど間のウエイトに設定されています。
これは絶妙なスペックで、ユーザーにとって選択の判断をおこないやすい差ではないでしょうか。
この番手も厳密にはシングルハンドルですが、ノブのカタチが異なります。
画像の通り、T字型ノブになっているので、人差し指・中指・親指を用いて安定したつまみをおこなえます。
大きな負荷が掛かったときには、グッと握り込んで支えることができますから、頼りになるノブといえるでしょう。
アングラー個々の好みによって、エギング向きの3つの番手がラインナップされていることは、ユーザーにとって嬉しい限りです。
ヴァンキッシュシリーズを装着してエギングゲームで使ってみたくなる、おすすめのロッドをご紹介しましょう。
オールラウンドに操りたいなら、8.6ft程度の長さでMパワーブランクスのものがマッチします。
そこに軽さの要素が加われば、ヴァンキッシュのスペックを活かすことにもつながるでしょう。
シマノ(SHIMANO) エギングロッド 19 セフィア SS S86M オールランドモデル 2~4号のエギ向き
シマノのエギングゲーム用スピニングロッド・セフィアSSシリーズの中から、8.6ftのMパワーブランクスモデルを選んでみました。
全長は2.59mで取り回ししやすく、継数は2本です。
仕舞寸法は133.0cmにまで縮まるので、釣り場まで持ち運びしやすいでしょう。
ウエイトは99gと軽めで、先径は1.6mmと細め。
適合するエギサイズは、2号から4号まで。
適合するPEラインは、0.5号から1号までとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.7%です。
実際に手に取ってみると、とてもシャープで張りのあるブランクスに仕上がっています。
ラインはガイドに絡みにくく、シャクリや連続キャストを繰り出しやすいのが嬉しいです。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
エギングゲームをこれから始めたい人なら、選択肢の中に含んでいいおすすめの1本といえそうです。
シマノ(SHIMANO) ロッド 21 セフィア XR S90H 2.74m
黒潮が当たるような磯場で、大型エギを駆使して2kgクラスのアオリイカを狙うのに、ベストマッチなエギングロッドです。
全長は2.74mと長めなので、ラインスラックを操りながらエギを動かすのに向いています。
継数は2本で、仕舞寸法は140.5cmとやや長めです。
ウエイトは113gですから、さほど重いとは感じないでしょう。
先径は1.6mmで、適合するエギサイズは3号から5号まで。
適合するPEラインは、0.8号から1.5号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、99.4%になっています。
実際に手に取ってみると、ビシッと張り・硬さが備わっている印象を持ちました。
これならアオリイカとのやり取りで、主導権を渡さずにランディングまで持ち込めるのではないでしょうか。
実売価格は3万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
グリップは細身でしっかり握り込めるので、手元の支えはきっちりと安定するでしょう。
ヴァンキッシュシリーズのドラグ性能を活かしながら、時間をかけてアオリイカと対峙するのにおすすめの1本です。
ヴァンキッシュシリーズの特徴やインプレ、おすすめのエギングロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
軽さを自らの武器にして、大型のアオリイカに挑んでみましょう。
ラインのチェックはこまめにおこない、ショックリーダーラインの傷みに気づいたら、すぐに結び直すようにしてください。
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