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ちょい投げ竿はどれがいいの?おすすめリールもピックアップ

FISHING JAPAN 編集部

防波堤などから20m前後の飛距離で投げ釣りするのに使う、ちょい投げ竿を持っていますか?

1本あれば、サビキ釣りにも穴釣りにも転用できるスグレモノです。

ここでは、ちょい投げ竿の特徴や選び方について、詳しくご紹介しましょう。

ちょい投げ竿の選び方!

ちょい投げ竿の特徴は、本格的な投げ釣りで使うロッドとは異なります。

仕掛けを投げる飛距離が、さほど長くなくていいからです。

具体的には、最大で30m、20m前後も飛ばせばじゅうぶんでしょう。

となると、振り出し式で安価な竿が、候補として挙げられます。

振り出し式なら、仕舞寸法が短くなり、釣り場までの持ち運びが楽におこなえます。

クルマに積み込む際にも邪魔になりませんから、気軽に釣りを楽しめる機会が増えるでしょう。

釣具店へ出向くと、ちょい投げ竿として販売されているものがあります。

それでもいいのですが、あえて専用竿を選ばなくても、前述の振り出し竿の中から、使えそうなものを選んでみてください。

例えば、竿の種類でいうと、磯竿がちょい投げ竿に向いています。

ルアーロッドの中にも、ちょい投げ釣りに対処できるものが豊富に揃っています。

長さは、短いもので2m、長くても4mまででいいのではないでしょうか。

本格的な投げ釣りロッドより、明らかに短いものが該当します。

ロングキャストを必要としないことや、防波堤に立って足元を探るときに、長過ぎる竿は扱いにくくなってしまうことが、長さを決める理由になります。

ちょい投げ竿の硬さについても、チェックしてみましょう。

錘負荷という表示で、磯竿の硬さを知ることができます。

3号ぐらいから10号を超える程度の錘=オモリをぶら下げられる硬さを持っていれば、つまり錘負荷が10号程度あれば、ちょい投げ竿として活用しやすいです。

15号を超える仕掛けや錘もあるのですが、そんなに重いと根掛かりトラブルの危険性が増します。

飛距離は重いほうが伸びるのですが、そもそもちょい投げ釣りでは飛距離を重視しません。

それよりも高い錘負荷の竿だと硬くなってしまい、通常の操作がぎこちなくなるかもしれません。

錘1号で約3.75gなので、15号になると約56.25gを背負えることに。

それ以上のパワーは、あまり要らないかもしれません。

ルアーロッドの場合は、適合ルアーウエイトの上限が30g前後までなら、扱いやすい硬さに収まると考えてください。

携行性の高いちょい投げ竿は釣りに有利?

ちょい投げ竿の携行性についても深掘りしてみましょう。

振り出し式や継ぎ式の竿の場合、必ず仕舞寸法が表記されています。

仕舞寸法が短いほど、釣り場へ持ち込みやすくなりますから、とても便利です。

でもそれを伸ばすと、継目だらけの竿になり、曲がり方が何やらぎこちないものに。

継目のせいで硬さにも影響が出てくるので、竿そのものの強度も弱くなりがちです。

初心者アングラーがちょい投げ竿を選ぶ場合は、仕舞寸法を長めのものにして、継数を減らすことをおすすめします。

そのほうが、竿そのものの強度がアップし、とても扱いやすくなるでしょう。

ちょい投げ竿の販売価格にも注目!

ちょい投げ竿の販売価格にも注目します。

安価なものは、2千円前後から用意されていますから、とても購入負担の軽い釣り道具といえます。

でもカーボン素材よりもグラス素材の比率が高くなり、重さを感じてしまうかもしれません。

また耐久性が落ちるので、長い期間使い続けたい人は、もっと高額な竿を選ぶようにしましょう。

具体的には、8千円を超える価格帯のものなら、安心して長く使い続けられるのではないでしょうか。

実際に釣具店で実物を手に取って、店舗スタッフさんの了解を得てから伸ばしてみましょう。

手元にかかってくる負荷を感じながら、自分にとってベストのちょい投げ竿を選びたいものです。

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ちょい投げ竿にマッチしそうなおすすめリールを選んでみた!

それではちょい投げ竿に装着して使ってみたい、おすすめのリールをご紹介しましょう。

基本的には、スピニングリールのほうがさまざまな釣りシーンで扱いやすいです。

番手は2500番以上あれば、納得のラインキャパが得られるでしょう。

太いラインを使いたい人は、3000番以上のサイズのスピニングリールょ手に取ってみてください。

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2500番サイズのスピニングリール・シマノの21ネクサーブを選んでみました。

浅溝スプールタイプなので、ロングキャストしない釣り方に向いています。

ギア比は5.0対1なので、ハンドル1回転につき73cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

実用ドラグ力は2.5kgで、最大ドラグ力は4.0kg。

ウエイトは265gで、スプール寸法は直径が46.5mm、ストロークが14.5mmです。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら5lbを110m、PEラインなら0.8号を150m巻けます。

ちょい投げ釣りを積極的におこなうなら、0.8号前後のPEラインの感度は、頼もしい味方になってくれるでしょう。

それが150mも巻ければ、短い飛距離の釣りだとじゅうぶんなライン量になります。

ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは3個搭載しています。

実際に手に取ってみると、ハンドル回転は滑らかで、ローター回転の追従も安定しています。

仕掛けを投げて置いておくケースが多いので、手返しの良さを重視する釣りスタイルではありませんから、このスペックがあれば楽しめるでしょう。

実売価格は4千円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

ちょい投げ竿と合わせて購入しても、かなり安く抑えられるのではないでしょうか。

ダイワ(DAIWA) スピニングリール 19 レグザ LT3000D-CXH(2019モデル)

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太いラインを多めに巻きたい人には、ダイワ・レクザLTシリーズの3000番モデルがおすすめです。

ギア比は6.2対1なので、ハンドル1巻きで93cmものラインを巻き取ることができるように作られています。

ウエイトは245gで、最大ドラグ力は10kg。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら12lbを200m、PEラインなら2.0号を230m巻けます。

かなり太いラインをたくさんストックできますから、安心してさまざまなポイントへ仕掛けを投入できるでしょう。

ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは5個搭載しています。

実際にフィールドで使ってみると、T字ハンドルノブがつまみやすく、チカラ強く巻き取ることも楽にできます。

意外と軽めで、ハンドルもローターも軽快に回ってくれるのが嬉しいです。

実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

少し遠目のポイントでも届けられる余裕が生まれるので、積極的に仕掛けを投入して魚からのアタリをとらえてください。

ラインローラーやスプール周りの濡れは、乾燥すると塩に変わります。

そのまま放置すると、各部の回転がギクシャクする原因になりますから、真水やぬるま湯で拭き取り作業をおこなってください。

自分の釣りスタイルに合ったちょい投げ竿を選んでみよう!

ちょい投げ竿の特徴や選び方、装着してみたいおすすめのスピニングリールをご紹介しましたが、いかがでしたか?

冬の防波堤エリアでも、接岸しているカサゴ・メバル・ソイ・ヒラメなどを狙うことができます。

ちょい投げ釣りでは、ボトムまで仕掛けを落とし込んで誘えるので、意外と多くの魚と出会えるのです。

足しげく通い込んで、自分なりの釣り方を編み出してみましょう。

どんな魚がどんなところに溜まっているかか分かってくると、俄然ちょい投げ釣りが楽しくなってきます。

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