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FISHING JAPAN 編集部低水温期の冬に、シマノのバス釣り用ポッパー・バンタム ワールドポップ69Fフラッシュブーストを使ってみました。
12月は確かに寒いとはいえ、水温は11℃もありますから、バスはしっかり動くことができます。
上手く誘いをかければ、食い付いてくれる可能性をじゅうぶん秘めています。
目次
シマノから新発売のバンタム ワールドポップ69Fフラッシュブーストとは、一流のトップウォータールアータイプのルアーです。
カップ型の口部分があるポッパータイプなので、ロッドワークを用いて、水中に水飛沫を散らすことが可能です。
このルアーの全長は69mmということで、通常のバス釣りに使われるポッパーよりは僅かに大きめかもしれません。
一方、ウエイトを12gとしており、太めのラインが巻かれたベイトタックルによって、遠投や連続キャストが実現可能です。
さらに、体力のあるバスでも冬の間は周期的に浅瀬に向かって食事を摂りに行きます。
その動きを見計らって、トップウォータールアーを送り込み、浮かばせることで、バスの注意を引くことができることでしょう。
ただし、寒い季節は深い場所に位置することが好まれるバスですので、そこに近接する浅瀬部分を張る位置として考えてみると良いでしょう。
具体的に私が選んだのは、山の上にあるリザーバーでした。
上流から堰堤の外側に流れる水流が一定に存在しています。
風が強く吹いている季節ではありますが、慎重に観察を行うと、風が当たらないエリアが何カ所か確認できました。
その中でも水流が当たらない場所を見つけ出し、水深がどれくらいあるのか確認します。
シンキングルアーで確認するとフックが引っかかる可能性があるため、7gのタングステンシンカーのみをラインにつけて投入します。
しっかりと底まで落としてから、ゆっくりと引きながら、リールハンドルの回転数から水深や地形の変化を探ります。
投げたポイントを一定の間隔で確認していきます。
その結果、予想外にも地形の変化が少ない、フラットなエリアが広がっていることが分かります。
バンタム ワールドポップ69Fフラッシュブーストをラインに結んで、ボトムがフラットな台地になっている場所へキャストします。
ほぼどんなルアーでも横移動させてアクションさせ、誘いをかけるのが定番となっていますが、このポッパーは違います。
口が凹んでいるので、着水後にラインを張り詰めても、ほとんど移動せずにその場に居続けられます。
静止しているのに、ボディ内部に設置されているフラッシュブースト機構の反射板が、細かく振動し続けています。
つまり、止まりながらもアピールは絶やさないという、これまでのるルアーとは異なるアプローチが可能なのです。
ただし、浮き姿勢がやや斜め、ヘッドアップした状態になります。
もっと反射板を水中に沈めたい=魚に晒したいと考えたので、現場でバンタム ワールドポップ69Fフラッシュブーストのアゴ下部分に、板オモリを貼りました。
その重みの分、水平姿勢に近い傾き=喫水になり、静止アピール度は増したかもしれません。
バンタム ワールドポップ69Fフラッシュブーストをバスが襲ってくるのに、さほど待ち時間はかかりませんでした。
フラットな台地に複数のバスが居たようで、しっかりとベリーフックに掛かってくれました。
フックサイズが5番と大きめなので、バイトをとらえやすく感じます。
バンタム ワールドポップ69Fフラッシュブーストをキャストして静止誘いをおこなうのに、おすすめのロッドをご紹介しましょう。
全長で2m以内に収めておくと、ロッドワークがやりやすく、ラインメンディングやフッキングも自在にこなせるはずです。
張りのあるブランクス+美しい曲がり込みなので、ロッドを立てるだけで半掛かりの状態をキープできるのが嬉しいです。
シマノ(SHIMANO) ルアー竿 22 スコーピオン 1651R-2 バス
ブランクスに独特な張りのあるスコーピオンシリーズの中から、操作性の高いベイトロッドを選んでみました。
全長は1.98mで継数は2本、仕舞寸法は130cmです。
ウエイトは120gで、先径は1.8mm。
適合するルアーウェイトは5gから20gなので、バンタム ワールドポップ69Fフラッシュブーストをキャストするのに向いています。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98%になっています。
実売価格は2万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっている印象です。
バンタム ワールドポップ69Fフラッシュブーストの特徴や使い方、おすすめのロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか?
静止して誘えるメリットが、冬のトップウォーターメソッドを成立させてくれます。
風裏でのアプローチは寒さ対策にもなりますから、ぜひ試してみてください。
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