23カルカッタコンクエストBFSはどう変わったの?2023年シマノの新ベイトフィネスリール
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FISHING JAPAN 編集部トゥイッチやジャークなどの派手なアクションから、静止でじっくり見せながら誘いをかけらるのが、サスペンド仕様ミノーの強みです。
古くはアメリカのラトリンログやロングAに代表されますが、日本ならシマノのバンタム ワールドミノー115SPフラッシュブーストが挙げられるでしょう。
2023年には、新しいカラーバリエーションの追加ラインナップが決定。
その特徴や使い方について、深掘りしてみましょう。
目次
バンタム ワールドミノー115SPフラッシュブーストとは、シマノから発売中のサスペンド仕様にセッティングされたミノールアーのことです。
全長は115cmですから、日本に棲息しているワカサギやアユ・オイカワなどに、ボリューム感が似ています。
ウエイトは17gもあるので、細身フォルムのボディをしっかりと水中にとどめてくれるでしょう。
フックは、お腹側2ヵ所と最後尾に、5番サイズのトレブルフックを標準装備しています。
フラットに近い側面でボディ幅が抑えられていますから、5番のトレブルフックなら側面からはみ出ることに。
それが合計3つもぶら下がっているので、じゃれ付くような魚のバイトでも、効率よくフッキングに持ち込めるのです。
バンタム ワールドミノー115SPフラッシュブーストを使いたくなるシチュエーションは、ベイトフィッシュが接岸してくる春と、回遊を活発におこなう秋でしょうか。
特にバスの産卵を控えた春に効果的で、接岸の待機場所であるブレイクライン沿いに向かって、キャストを繰り返したくなります。
サスペンド仕様のバンタム ワールドミノー115SPフラッシュブーストは、着水して潜行させると、そのレンジから浮くことも沈むこともしません。
ピタリと同じレンジに止まったままになり、身を360度全方位に晒すことになります。
究極の無防備感を表現できることで、フィッシュイーターにとっては好都合な捕食対象に映るでしょう。
まだ水温の低い3月中にこの静止ポーズをブレイクライン周辺でおこなうと、産卵を控えた荒食いモードのバスが食い付いてきます。
ガッチリと噛み付いてくるケースもあれば、ボディで叩いてくるだけのケースもあります。
ボディで叩いてきた場合、口は開いていないので、フックはバスのボディそのものに引っ掛かることが。
3連のトレブルフックですから、引っ掛かって取り込むことになる場合も多くなるでしょう。
バイトは明確に伝わってくるので、張りのあるロッドでしっかりと掛けにいくのがセオリーです。
フッキング動作を怠ったり遅れたりすると、せっかくのバイトを無駄にしてしまうかもしれません。
バンタム ワールドミノー115SPフラッシュブーストには、2通りのタックルセッティングがマッチします。
ひとつは、ショートレングスのベイトロッドと組み合わせて、ロッドティップ下向きのトゥイッチ&ジャークを繰り出すこと。
下向きにすることで、メリハリのあるアクションを引き出すことができますし、ショートレングスのおかげで水面をロッドティップが叩くのを防げます。
搭載しているフラッシュブースト・スケールブーストの効能も重なって、アピール度の高い存在感を引き出せるでしょう。
もうひとつは、ロングレングスのベイトロッドと組み合わせて、ロングキャストを実践すること。
飛距離がジェットブースト機構により、しっかりと伸びます。
広範囲を探れるので、釣れるバスの数も増えるでしょう。
バンタム ワールドミノー115SPフラッシュブーストには、2023年に新しいカラーバリエーションが2種類登場します。
●020 Sオイカワカラー
●021 Sオニヤマベカラー
2色ともリアルなベイトフィッシュカラーに仕上がっていて、じっと凝視されてもバレずに、バスを呼び込めるかもしれません。
日照や水質・風などに合わせて、上手くカラーローテーションを実践してください。
バンタム ワールドミノー115SPフラッシュブーストをキャストして操るのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ショートレングスのベイトロッドにすると、トゥイッチやジャークといったテクニックを習得しやすいかもしれません。
リールは、軽めでモノフィラメントラインの14lbを90mも巻けるベイトリールならOKです。
シマノ(SHIMANO) フリースタイルロッド 18 ワールドシャウラ 1581F-3 ベイトモデル (SiCリングガイド)
シマノのワールドシャウラシリーズの中から、ショートレングスのベイトロッドを選んでみました。
全長は1.73mと短めで、継数は3本。
仕舞寸法は130cmになっていますから、例えば航空便で運ぶこともOKです。
ウエイトは、110gと軽めなので、長い時間トゥイッチやジャークを繰り出しても、さほど疲れてしまう展開にはならないでしょう。
先径は1.7mmで、適合するルアーウェイトは、5gから20gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまでで、PEラインなら最大1.5号までです。
グリップの長さは201mmで、ブランクスのカーボン素材含有率は、98.3%に設計されています。
実際に手に取ってみると、とても短くて張りのあるブランクスに仕上がっています。
トゥイッチやジャークを繰り出したとき、若干の硬さは感じましたが、ルアーをコントロールできる操作感はバツグン。
グリップは細身で握りやすく、連続キャストも実践しやすいでしょう。
実売価格は6万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
シマノから発売中のベイトリール・20メタニウムシリーズの中から、ハイギアモデルを選んでみました。
ギア比は7.1対1になっていて、ハンドル1回転につき76cmのラインを回収できるようになっています。
最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは175gと軽め。
スプール寸法は、直径が34mmで幅が19mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら14lbを90m巻けます。
ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは10個搭載しています。
実際にフィールドで使ってみると、ハイギアの分だけラインスラックの回収が素早く感じました。
ジャークのダート幅はラインスラックの影響を受けますから、それをコントロールするのに長けています。
キャストフィールは上々で、飛距離をカンタンに伸ばせるのも、このベイトリールの大きなメリットでしょう。
実売価格は3万円台と、コスパ優秀な価格帯に収まっています。
バンタム ワールドミノー115SPフラッシュブースト追加カラーバリエーションの気になる発売日は、2023年の5月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、2,380円です。
一定のレンジをトレースするのに、サスペンド仕様は適しています。
もしブレイクラインのような地形変化の位置が判明ているなら、このミノーをじっくりと何度も通しながら、誘いをかけてみましょう。
フックが鈍ってきたら、早めに交換することをおすすめします。
フッキング効率が良くなって、バラシ抑制につながるでしょう。
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