エリアトラウト用リールの選び方を知りたい!おすすめ機種をチェック
秋になれば、管理釣り場でエリアトラウトゲームを楽しむアングラーが増えます。 そこで使いたいエリアトラウト用リールは、どんなふうに選べばいいのでしょうか? 実釣インプレに基づい…
FISHING JAPAN 編集部トラウトの仲間は、日本にたくさん存在していますから、釣り方もそれぞれに対応しなければなりません。
もっと手軽にトラウトフィッシングをスタートさせたいなら、管理釣り場でエリアトラウトゲームを実践してみましょう。
ここでは、トラウトという魚の習性や種類・釣り方・おすすめのタックルについてご紹介します。
目次
トラウトフィッシングといえば、印象に残っている釣り方は、河川でのフライフィッシングでしょうか。
特に海外では、フライを専用の道具やロッド&リールで、爽快にキャストしているシーンを見かけます。
これをそのまま日本でおこなうのは、初心者にとってハードルが高過ぎるかもしれません。
そこでおすすめなのが、管理釣り場でトラウトが釣れる、エリアトラウトゲームです。
日本には、イワナ・ヤマメ・アマゴ・イトウ・ニジマス・ブラウントラウト・ブルックトラウトなどが生息していて、その種類は外来種も含めるとかなりの数になります。
それらが一堂に会していて、同じタックルで釣ることが可能なのが、管理釣り場なのです。
エリアトラウトゲームと呼ばれるその釣り方に、チャレンジするところから始めてみましょう。
まずは、管理釣り場選びから。
自分が住んでいる近くにあれば、通うのが楽になりますから好都合です。
クルマを停める駐車場が広く、現地で食事できるところが併設されていたら、もっと便利でしょう。
電話を入れて営業時間や営業日、必要なものを確認して、いざ向かってみましょう。
管理釣り場には、必ずゲストハウスや管理事務所が設けられていますから、そこで受付をおこないます。
その際に、ガイトスタッフさんから、管理釣り場で定められたルールについて、レクチャーを受けてください。
立ち入っていいエリアや、やっていい釣り方など、基本的で必要不可欠なことを丁寧に教えてもらえます。
次に、当日使うタックルです。
ロッドやリールを全て揃えてから、管理釣り場へ向かうこともできますが、どんなタックルを選べばいいか分からない状態では、購入しづらいでしょう。
そういう初心者アングラーのために、管理釣り場の中には、必要タックルをレンタルしてくれるところがあるのです。
ロッドやリールを借りられるなら、最初はそれを使って慣れることにチカラを注ぎ、次回そこに来るまでに、自分用のタックルを買い揃えればいいことになります。
このタックルに関しても、管理釣り場のガイドスタッフさんから、詳しい話を聞くことができるでしょう。
ルアーも販売しているので、よく釣れるタイプやカラーを現地で揃えればOKです。
つまり、良い管理釣り場とは、良いガイドスタッフさんの居るところということになりそうです。
トラウトフィッシングをおこなう上で、おすすめのルアーをピックアップしてみましょう。
管理釣り場に設置されている池は、岸際ギリギリに立てる整地がおこなわれています。
キャスティングもランディングも実施しやすいので、さまざまなルアーを操作するのに向いているといえそうです。
そこで使ってみたいのが、スプーンルアーです。
ほとんどが金属製なので、浮力は無く、キャストして飛距離を伸ばしやすくて、沈むのが早めに作られています。
ボトムに到着したら、リールハンドルを回してリトリーブを開始。
シングルフックのカエシ無しにしておけば、フッキングもスムーズに決まるでしょう。
ほとんどの管理釣り場では、使ってOKなルアーのサイズやフック形状が指定されています。
カエシ無し=バーブレスのシングルフックは、もはや管理釣り場定番の仕様といえるかもしれません。
トラウトフィッシングで使えるおすすめルアーとして、ミノーやクランクベイトも人気です。
スプーンルアーは、薄くて小さな金属製でしたが、ミノーもクランクベイトもプラスチック樹脂製です。
そしてふっくらとしたボリュームがあり、ボディ内部に空気室を携えています。
シンキング仕様やフローティング仕様、サスペンド仕様が用意されているので、自分の好みのセッティングを選んでみましょう。
シンキング仕様なら、他より重くなるので、飛距離を伸ばせます。
岸際から遠く離れた、沖合いのポイントを叩きたいときに重宝するでしょう。
フローティング仕様は、スローにリトリーブしてトラウトを誘いたいときに適しています。
表層付近に誘い出したいときにも、高い浮力が効果を発揮するでしょう。
サスペンド仕様は、潜行したレンジから、浮きも沈みもしません。
ピタッ!と止めて、トラウトをバイトに持ち込みたいときに使ってみてください。
3種のセッティングの中で、最も出番が多いのが、フローティング仕様になりそうです。
理由は、根掛かりしにくいからです。
JACKALL(ジャッカル) TIMON プリッキー ヤジーボンズ 30mm
シマノ(SHIMANO) クランク カーディフ ふわとろ 35mm 2.5g マッチャラテ 04T TR-135L ルアー
トラウトフィッシングで使ってみたくなる、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、細身でしなやかなブランクスのスピニングロッドがマッチします。
リールは、1000番以上のサイズのスピニングリールに、ライトラインを巻いてアプローチしましょう。
ダイワ(DAIWA) エリアトラウトロッド イプリミ 62UL 釣り竿
ダイワからリリースされているエリアトラウトゲーム用スピニングロッド・イプリミシリーズのラインナップから、62ULを選んでみました。
全長は1.88mと、振り込めば飛距離を伸ばしやすい長さになっています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は97cmにまで縮まります。
ウエイトは68gと軽めで、ブランクスの先径は1.5mmです。
元径は、6.9mmに設計されています。
適合するルアーウエイトは、0.6gから3gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら1.5lbから3lbまでです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、84%に設計されています。
実際に手に取ってみると、とても軽くてしなやかに曲がり込むブランクスだと感じました。
グリップはコンパクトで細身ですから、さまざまなロッドワークを繰り出しやすいでしょう。
実売価格は1万円台と、とても低価格な設定に収まっているのが嬉しいです。
ダイワ(DAIWA) リール 21 プレッソ LT1000S-P
ダイワから発売中のエリアトラウトゲーム用スピニングリール・プレッソLTシリーズの中から、1000番サイズのローギアードタイプを選んでみました。
ギア比は4.9対1なので、ハンドル1回転につき60cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は5.0kgで、ウエイトは145gと軽め。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら2.5lbを100m、PEラインなら0.3号を200m巻けます。
ボールベアリングは、12個搭載していて、ハンドルアームの長さは40mmです。
実際に手に取ってみると、ハンドルの巻き心地は滑らかそのもの。
リトリーブも安定していて、トラウトからのアタリをとらえやすいでしょう。
実売価格は3万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
トラウトの種類や釣り方、おすすめのルアー&タックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
まずは管理釣り場で用意されているレンタルタックルで、釣りの経験値を蓄積していきましょう。
トラウトに触れる回数が増えれば、そのぶん気づきに厚みが出ます。
より一層トラウトフィッシングに興味が湧いてきて、釣り方も切り換わっていくでしょう。
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