ダイワのルビアスシリーズを実釣インプレ!おすすめ番手をチェック
ダイワのルビアスシリーズがリリースされて、さまざまな釣りに使われるようになりました。 軽さは集中力を高めることにつながり、ハンドル回転の滑らかさは、安定したリトリーブを生み出し…
FISHING JAPAN 編集部秋になれば、管理釣り場でエリアトラウトゲームを楽しむアングラーが増えます。
そこで使いたいエリアトラウト用リールは、どんなふうに選べばいいのでしょうか?
実釣インプレに基づいた、3つのおすすめ機種をピックアップしますので、ぜひ購入の際の検討材料にしてください。
目次
エリアトラウト用リールには、スピニングリールとベイトリールがラインナップされています。
中でもスピニングリールは種類が豊富で、何を基準に選べばいいのか悩んでしまいます。
そこで選ぶ際に注目したいスペックを取り上げます。
まず最初に、リールの番手を決めましょう。
スピニングリールには、500番から10000番を超えるものまで用意されていますが、1000番か2000番がエリアトラウトにマッチします。
なぜ1000番・2000番になるかというと、ウエイトが軽いからです。
繊細な誘いをかけ続けるエリアトラウトゲームでは、手首や腕・ヒジなどにかかる負担は、できるだけ抑えたいもの。
1000番・2000番なら、200gを軽く下回るウエイトのものが大半なので、楽に使い続けることが可能です。
また極細PEラインやモノフィラメントラインをスプールに巻いたとき、1000番・2000番がちょうどいいストック量になります。
次に注目するスペックは、ギア比です。
ギア比が高いほど、手元感度はアップしますが、スローで丁寧なリトリーブを実践するなら、低いギア比のほうがやりやすいかもしれません。
これはアングラー個々の好みが、モロに出てしまう部分なので、自分の釣りスタイルや感覚・感触にマッチしたギア比を選びましょう。
それでは、おすすめのエリアトラウト用リールを挙げてみます。
●おすすめのエリアトラウト用リール①シマノ・ステラC2000S
シマノのハイエンドスペックなスピニングリール・ステラです。
これ以上のリールはないわけですから、選ぶときには清々しさを感じるかもしれません。
注目のギア比は、5.1対1。
これだとハンドル1巻きで、69cmのラインを巻き取れることに。
実際に手に取って使ってみると、滑らかでしっとりとした巻き心地は、集中力を高めていくのに好都合です。
ウエイトは170gしかありませんし、PEラインの0.4号なら200mは巻けるので、エリアトラウトゲームを実践するのにちょうどいいスペックといえそうです。
そして何より素晴らしいのは、その剛性と耐久性。
ハイエンドスペックモデルらしく、きっちりメンテナンスを施せば、とても長い期間滑らかな状態で使えます。
大型魚と対峙しても、ドラグレスポンスが絶妙なので、ラインやロッドに過度な負荷は掛かりにくくなっているのも、大きなメリットです。
●おすすめのエリアトラウト用リール②ダイワ・フリームスFC LT2000S
ダイワからコスパ優秀なスピニングリール・フリームスシリーズが発売中です。
その中から、2000番の浅溝スプール+ノーマルギアモデルを選んでみました。
これからエリアトラウトゲームを始めたい!と考えている人にとって、コスパはとても大切。
ダイワのフリームスシリーズなら、カチッとした剛性感があって、巻き心地も軽快そのもの。
ライトラインを操りやすく、さまざまな魚種やシチュエーションに、柔軟に対応できるでしょう。
実売価格が1万円台というのは、とても魅力的です。
●おすすめのエリアトラウト用リール③シマノ・カーディフXR C2000SHG
2023年にシマノから新しくリリースされた、トラウトゲーム専用のスピニングリールです。
ギア比は6.1対1と高めなので、ハンドル1巻きにつき82cmものラインを回収することができます。
つまり、ルアーの手返しが早いのです。
当然キャスト数は増えることになりますし、そのぶん魚にルアーを発見してもらいやすくなります。
ウエイトは、なんと155gしかありませんから、操る手首やヒジなどに小さな負荷しかかからないでしょう。
エリアトラウト用リールを装着してトラウトを狙ってみたくなる、おすすめのロッドを2本ご紹介しましょう。
まずは、シマノから。
操作性の高い長さ・ウエイト・ブランクスの張りなどを考慮して、こちらをピックアップしてみました。
シマノ(SHIMANO) トラウトロッド 23 トラウトワン AS S60SUL
シマノから2023年にリリースされるエリアトラウトゲーム専用のスピニングロッド・トラウトワンASシリーズの中から、S60SULを選んでみました。
全長は1.83mもあるので、軽く振れば飛距離を伸ばせるブランクスに設計されています。
2ピース仕様で、仕舞寸法は93.9cmにまで縮まります。
ウエイトは71gと軽めで、ブランクスの先径は1.3mmです。
適合するルアーウェイトは、0.5gから4.5gまで。
適合するラインは、PEラインなら0.2号から0.6号までで、モノフィラメントラインなら1.5lbから4lbまで使えます。
ブランクスのカーボン素材含有率は、87.8%になっています。
ややグラス素材の比率が高めなので、曲がり込みが柔軟になりますから、ルアーを追従してくるトラウトのバイトを弾きにくいでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
スプーンルアーやミノー・シャッド・クランクベイトなどをロングキャストするのに、ちょうどいいスペックではないでしょうか。
ブランクスの最外層には、シマノオリジナルのハイパワーXが施されています。
カーボンテープでしっかりと縛り上げていることで、強靭な張りをバットからベリーにかけて発生させることに成功しているのです。
大型のレインボーやブラウン・イトウなどが掛かっても、慌てずにやり取りを楽しめるでしょう。
ダイワ(DAIWA) エリアトラウトロッド プレッソST 56XUL 釣り竿
ダイワから発売中の人気エリアトラウトゲーム用スピニングロッド・プレッソSTシリーズの中から、56XULを選んでみました。
全長は1.68mになっていて、2ピース仕様です。
操作性に優れる長さなので、積極的にキャスト数を増やせるでしょう。
仕舞寸法は、87cmにまで縮まります。
ウエイトは67gと軽めで、ブランクスの先径/元径は1.2/5.4mmです。
適合するルアーウエイトは、0.4gから3gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら1.5lbから3lbまでです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.0%になっています。
実際に手に取って振ってみると、とても軽くてシャープな張りの備わっているブランクスだと感じました。
曲がってから復元するまでのスピードが早く、しなやかさがキャストそのものを快適にしてくれるでしょう。
グリップ周りはコンパクトで、握りやすいデザインに設計されています。
実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ダイワのスピニングリールを装着して、ロングキャストの練習から始めてみましょう。
エリアトラウト用リールの特徴や注目点、おすすめの機種をご紹介しましたが、いかがでしたか?
繊細で緻密・丁寧なリトリーブを繰り返すことで、トラウトの微細なバイトを感じ取れるようになります。
そのためのスピニングリールはとても重要で、納得のいくものを選びたいものです。
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