バークレイワームの使い方特集！バス釣りにおすすめのアイテムはどれなの？

バス釣りでは、さまざまな種類のワームを使って誘いをかけます。

カタチはもちろん、ニオイ・味という要素も、バイトに持ち込む上でとても重要になってきます。

アングラーの間で評判のバークレイが作るワームなら、あらゆる要素が高次元で搭載されています。

その特徴や使い方について、分かりやすくご紹介しましょう。

バークレイワームとは、バークレイ社が開発している、ルアーフィッシング用ソフトルアーのことです。

ソルト系アイテムが増えてきましたが、何といってもバス釣り用に作られたものが、豊富に揃っています。

パワーベイトシリーズと命名されたこれらのワームには、ニオイ・味の要素をかなり強めた、マックセントやガルプも用意されています。

パッケージを開けただけで、独特なニオイが立ち込めますし、クルマの中でフォーミュラ液体を誤ってこぼしたりしたら大変です。

拭いてもなかなかニオイは取れませんから、丁寧に取り扱うようにしましょう。

そんなバークレイワームは、鼻の利くバス釣りにとても有効です。

さまざまな種類のワームがリリースされていますから、特におすすめの3つのアイテムについて、詳しく取り上げてみましょう。

●バス釣りにおすすめのバークレイワーム①パワーグライダー3.6inch

人気の高いバックスライドフォールを得意とする、扁平ワームです。

特徴的なのは、中心部のコアとそれを取り巻く外周のワーム素材が、全く異なるという点。

中心部のコアには、塩を大量に含んだ高比重素材か使われていて、飛距離アップに貢献しています。

それを取り巻く外周には、ノンソルト＝塩のまったく含まれていない、耐久性の高い素材が使われています。

アームやレッグパーツは、全てこのノンソルト素材なので、例えば沈木などに引っ掛かっても、カンタンには千切れない強さを持っています。

バックスライドフォールのノーシンカーリグによるアプローチでは、キャストしたワームを回収する際に、アームやレッグパーツが破断しやすいのがデメリットでした。

パワーグライダー3.6inchでは、その問題点を素材によって解消したことになります。

ワームボディ全体を塩入り素材にしなかったのは英断で、積極的に大胆に岸際カバーなどを攻めたいアングラーにとって、心強い味方といえそうです。

実際にパワーグライダー3.6inchのノーシンカーリグを、フィールドでキャストしてみました。

アームやレッグパーツが突き出している側から、オフセットフックの5/0番サイズを突き刺します。

ハリ先は、ワームボディの表面に刻まれているリブ・段差部分に、きっちりと埋めてしまいましょう。

そうすれば根掛かりトラブルを気にすることなく、バックスライドアプローチを繰り返せるでしょう。

●バス釣りにおすすめのバークレイワーム②パワースウェイ5inch

ボリュームのあるベイトフィッシュそっくりの外観デザインにこだわった、バークレイワームのフォールベイトです。

ノーシンカーリグにセットして、スローにフォールさせながらアピールするように作られています。

フォールスピードを上げるには、ワームの後半部分に0.9g前後のネイルシンカーを刺し込むことをおすすめします。

最後尾の先端は、二股に分かれているスプリットテールデサインに。

これがフォールする中で、ピリピリとセルフアクションしてくれるのです。

接近して来てガン見しているバスに口を使わせたいなら、このスプリットテールのアクションに託してみるのも面白いかもしれません。

●バス釣りにおすすめのバークレイワーム③チガークロー3inch

ツメが大きくフラットな形状になっているのが特徴で、テキサスリグやラバージグのトレーラーにベストマッチするワームです。

ニオイ・味ともに刺激的で、キャストしてボトムまでフォールさせながら誘いをかけます。

着底した瞬間から、ボトムで倒れ込んだり、ゆらゆらと揺れたり。

まさにエビ・カニなどの甲殻類そのもので、バスの興味を引き付けるのは間違いないでしょう。

実際にフットボールラバージグのトレーラーとして、フィールドで使ってみました。

ボトムで翻るようなアクションを発生、その後はキビキビとボトムバンピングをおこなえます。

流行りにチニングゲームにも、そのまま活用できるのではないでしょうか。

バークレイワームを丁寧にキャストして操作するのに適している、おすすめのタックルを取り上げてみましょう。

ロッドは、Mパワー前後のブランクスを採用した、バス釣り用ベイトロッドがマッチします。

リールは、12lb前後のモノフィラメントラインを豊富に巻けるベイトリールを装着してください。

バックスライドフォールを狙うなら、ラインは18lb前後まで太くするほうがいいでしょう。

アブガルシアブランドからリリースされているバス釣り用ベイトロッド・ ホーネットスティンガープラスシリーズの中から、HSPC-662M MGSを選んでみました。

全長は1.98mと、とても操作性の高い長さに設計されています。

2ピース仕様なので、仕舞寸法は102.4cmにまで縮まります。

先径/元径は、1.7/9.8mm。

ウエイトは120gと軽めで、適合するルアーウエイトは、3/16ozから3/4ozまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから20lbまでです。

ブランクスのカーボン素材含有率は、95%に設計されています。

実際に手に取って継いでみると、適度な張りのあるブランクスに仕上がっている印象を持ちました。

継目の曲がり方は、とてもしなやかでギクシャクした感じはなく、安定したリフトパワーを確保できるでしょう。

グリップはスリムで握りやすく、キャスティングやフッキングの動作へ移りやすいはずです。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。

バス釣りはもちろん、チニングゲームやロックフィッシュゲームなどにも転用できそうなベイトロッドに作られています。

アブガルシアブランドから発売中のロープロファイルデザイン系ベイトリール・レボエリート6です。

ウエイトは、180gと軽め。

ギア比は6.6対1ですから、ハンドル1巻きにつき68cmのラインを回収することができるようになっています。

最大ドラグ力は10kgで、ラインキャパは12lbなら120mまで巻くことができます。

ボールベアリングは、9個搭載しています。

実際に手に取ってみると、とても低い姿勢にデザインされているので、手首を返したりチカラを込めたりしやすくなっています。

スプール回転は上々で、これなら飛距離を伸ばしやすいでしょう。

実売価格は2万円台と、購入を検討しやすい価格帯に収まっています。

太いラインも多めに巻けるので、濃いカバーを積極的に撃つつもりなら、18lb前後のフロロカーボンラインを試してみましょう。

バークレイワームの特徴や使い方、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか？

素材のニオイがかなり強烈なので、密封保管可能なワームケースなどに移し替えるほうが、フィールドで扱いやすいかもしれません。

バックスライドフォールでアプローチする際には、誰も攻めないようなヘビーカバーの奥の奥に、チャレンジしてみましょう。