ヤミィフィッシュ3.8inchってどう使えばいいの？実釣インプレ特集！

ソフトなスティックベイトとして人気の高い、ジャッカルのワーム・ヤミィフィッシュ3.8inch。

その有効な使い方について、じっくり深掘りしてみましょう。

高比重ワームですから、敢えてウエイトパーツは使わずに、ワームの自重を利用したリグ&アプローチがおすすめです。

ヤミィフィッシュ3.8inchとは、ジャッカルから発売中のバス釣り用ワームのことです。

細長いフォルムは、まさにベイトフィッシュそのもので、カットした断面は、やや楕円のカタチをしています。

全長は2種類ラインナップされていますが、今回チェックするのは、長いほうの3.8inch。

指でつまんで持ち上げてみると、結構重めです。

素材には、塩が練り込まれていて、全体的に高比重な設定に仕上がっているのが特徴といえるでしょう。

有効な使い方として、真っ先に挙げられるのは、オフセットフックを利用したノーシンカーリグです。

でも実際にオフセットフックを装着すると、ボディの約半分がフックで支えられてしまい、せっかくの柔軟性がスポイルされてしまいます。

クネクネと水圧によって曲がっては復元するアクションこそ、ヤミィフィッシュ3.8inchの強みではないでしょうか。

そこで用意するのが、オフセットフックではなく、大きめゲイブのマスバリです。

ワイヤーガード付きのものもありますから、釣り場のシチュエーションに合わせて使い分けてみましょう。

ヤミィフィッシュ3.8inchのちょうど真ん中辺りに、このマスバリを突き刺してみてください。

ガードの無いマスバリなら、1番から1/0番程度のサイズがマッチします。

ガード付きのマスバリなら、少し大きめサイズのほうがフッキング効率が上がるでしょう。

ヤミィフィッシュ3.8inchとマスバリを組み合わせた、ノーシンカーワッキーリグです。

これを活用して、ビッグバスを狙ってみましょう。

ヤミィフィッシュ3.8inchとマスバリを組み合わせた、ノーシンカーワッキーリグなら、ロッドを上下にシェイクすれば、例のクネクネアクションを発生させやすいです。

高比重であることを上手く利用して、キャストの際の飛距離を伸ばしてください。

そして着水した後も、高比重を活かしたフォールの素早さで、底を取ります。

ラインがたるんだ状態で、しばらくリグそのものを放置してみましょう。

フォールしてくる姿をすでに見つけていて、バスがくわえるかもしれません。

ラインがそのままの状態なら、ロッドを立て気味にしてラインに張りを与えます。

このとき、バスがヤミィフィッシュ3.8inchをくわえていたら、走り出してくれるはず。

フッキング動作は、そのラインの動きに合わせておこなってください。

走り出さなければ、20cmほど持ち上げて、再度フォールさせます。

20cmですから、着底までさほど時間はかからないでしょう。

2秒かかったとして、次の持ち上げでも2秒で着底したら、ほぼフラットな底だと判断できます。

それを数回繰り返しているうちに、4秒かかったり6秒かかったりすることが。

そこに存在するのは、より深場へ傾斜していくブレイクラインである！と判断できます。

まさに、ビックバスの居場所がそこなのです。

ヤミィフィッシュ3.8inchのノーシンカーワッキーリグで、底に対してリフト&フォールをおこないましたが、対象を藻に切り換えることも可能です。

藻の上っ面にフォールさせて、リフトを実施。

そして再度フォールさせながら、藻面の凹凸や傾斜をなぞっていきましょう。

ビッグバスは、水流の当たる藻に潜んでいることが多く、まさにその目の前でヤミィフィッシュ3.8inchが踊ることになります。

クネクネアクションは、とても生命感溢れる艶めかしさを作り出しますから、バイトを我慢できるバスはほとんどいないのではないでしょうか。

使用するタックルは、スピニングタックルがおすすめです。

ベイトタックルでも操れる重さなのですが、フォールの際の素早さ・ナチュラルさにおいて、スピニングタックルに分があります。

リグをフリーフォールさせることが、スピニングタックルなら可能だからです。

ヤミィフィッシュ3.8inchのノーシンカーワッキーリグを操るのに適している、おすすめのスピニングロッドをご紹介しましょう。

MLパワーブランクスが、リフト&フォールにキレを与えてくれるでしょう。

ヤミィフィッシュ3.8inchの特徴や使い方・実釣インプレ、おすすめのスピニングロッドをご紹介しましたが、いかがでしたか？

メーカー希望販売価格は、528円です。

13種類ものカラーバリエーションが揃っているので、釣り場にマッチしたものを選んでください。