23カルカッタコンクエストBFSはどう変わったの?2023年シマノの新ベイトフィネスリール
渓流トラウトゲームやバス釣りシーンでひんぱんに見かけるようになった、ベイトフィネススタイル。 小型ルアーを正確にピンポイントへと届けるのに、精巧でスムーズなキャスト+巻き取りを…
FISHING JAPAN 編集部動物などのリアルなフィギュア造型で知られている海洋堂とシマノが、コラボして製作に当たったルアー・ストライクファンタジーシリーズに、2023年新作登場です。
その名は、丸鱸70ES。
どこから見てもマルスズキ=シーバスそっくりなデザインで、遊び心に満ち溢れています。
その特徴や使い方について、詳しくご紹介しましょう。
目次
丸鱸70ESとは、2023年シマノからリリースされる、ソルトウォーターゲーム用バイブレーションルアーのことです。
主にシーバス狙いのときに、ラインに結んで活用してみましょう。
外観デザインの造型に当たったのは、動物のフィギュアなとで有名な海洋堂です。
どうりでシーバスそっくりなカタチに、しっかり仕上げられています。
ベースは、シマノのソルトウォーターゲーム用バイブレーションルアー・エクスセンス サルベージ70ES。
そこにヒレの先端の細かい凹凸を作り、エラ周りの緻密な面構成も具現化しています。
隆起した背中の筋肉から、ヒレの基部が波を打つように伸びています。
ひと目見ただけでは、コンパクトなシーバスがそこに存在しているような印象を受けます。
実釣性能をスポイルさせない工夫も盛り込まれていて、背中のラインアイが頭部寄りにシフト。
内部ウエイトも前方に寄せていますから、キャストの際の飛行姿勢が安定します。
ヒレなどのパーツ類が飛び出していることで、空気抵抗が発生するのを考慮し、ラインアイとウエイトに手を加えたようです。
安定してロングキャストをおこなえるのなら、シーバスが釣れる機会も増えるでしょう。
しかも今回は、ヒレが背中側に大きく張り出すデザインです。
正面からの水流は、このヒレに真っ二つにカットされる感じがしますが、実は輪郭に沿って乗り越えてくる水流も存在します。
ヒレの出っ張りが終わる最後尾付近に対し、乗り越えてきた水流が、ダウンフォースとして強くボディを押さえ込もうとするでしょう。
その際、最後尾のボディが水流を切り裂き、左右へ振動するベースを作り出します。
当然ボディの各所でも、同じように振動のベースが発生し続けますから、バイブレーションルアーとしてのアクションをキープできるのです。
ヒレの無いバイブレーションルアーよりも、ヒレのあるもののほうが、ロッドワークに対するレスポンスが良好に感じます。
この丸鱸70ESも、リフト&フォールやシンプルなジャーク・トゥイッチを繰り出してみて、レスポンスのいいアクションを体感できるはずです。
全長は70mmで、ウエイトは重めの20g。
フックは、6番サイズのトレブルフックが、腹部と最後尾に付いています。
丸鱸70ESには、シマノオリジナルのスケールブーストが採用されています。
スケールブーストとは、ベイトフィッシュの体表に並んでいるウロコを、リアルなパターン柄として模倣したホログラムのことです。
複合ピッチのホログラムに仕上げることで、本物のベイトフィッシュのウロコのような複雑な反射を再現。
追従してきたシーバスに、そのまま口を使わせることができるでしょう。
釣りの経験上、シーバスもバスや他のフィッシュイーターたちと同様に、共食いをします。
シーバスそっくりの丸鱸70ESですから、もしかするとその効果も見込めるかもしれません。
早くフィールドでキャストして、いろいろ試したくなるバイブレーションルアーといえるでしょう。
丸鱸70ESには、全部で6種類のカラーバリエーションがラインナップされています。
●Nナチュラルカラー
●クロキンカラー
●Nアカキンカラー
●Nブルーオレンジカラー
●メタリックブルーカラー
●パールチャートカラー
水質に濁りがあればクロキン系が強そうですが、他のシチュエーションでもベースカラーとして使ってみましょう。
メタリック系や膨張色系をローテーションしながら、釣り当日の当たりカラーを見つけてください。
パールチャートカラーの腹部の白色は、あらゆる釣り場・時間帯で効果的でしょう。
丸鱸70ESをロングキャストして広範囲をリトリーブするのに向いている、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、長めブランクスのスピニングロッドなら、積極的にシーバスを掛けにいけるはずです。
リールは、3000番から4000番サイズのスピニングリールを使って、PEラインを駆使したアプローチを展開してください。
シマノ(SHIMANO) ソルトウォーターロッド シーバス ムーンショット 2021年モデル S96ML シーバス ショアキャスティング
シマノのソルトウォーター用キャスティングロッド・ムーンショットシリーズの中から、9.6ftのMLパワーブランクスロッドを選んでみました。
全長は2.90mと長めで、継数は2本。
仕舞寸法は、148.7cmにまで縮まります。
クルマに積み込みやすく、釣り場への持ち込みもカンタンにおこなえるでしょう。
ウエイトは151gで、先径は1.8mm。
適合するルアーウエイトは、6gから32gまでですから、丸鱸70ESをフルキャストしやすいです。
適合するラインは、PEラインなら0.6号から1.5号まで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.5%になっています。
実際に手に取って継いでみると、持ち重り感はあまり感じませんでした。
適度な張りと、バイトを弾いてしまわないしなやかさが備わっているので、積極的にキャスト数を増やしていけるでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
シーバスをターゲットにできるのはもちろん、ヒラメやマゴチ・チヌ・中型青物なども、じゅうぶん狙えるスペックを誇っています。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール ソルトウォーター ツインパワー XD 2021 C3000XG ショアジギング ショアキャスティング シーバス
シマノの人気スピニングリール・ツインパワーXDシリーズの中から、C3000番サイズのエクストラハイギアモデルを選んでみましたた。
ギア比は6.4対1ですから、ハンドル1回転につき94cmものラインを巻き取ることができるように作られています。
実用ドラグ力/最大ドラグ力は、3.5/9.0kgです。
ウエイトは200gで、スプール寸法は直径が47mm、ストロークが17mm。
ラインキャパは、PEラインなら2号を200m、モノフィラメントラインなら3号を150m巻けます。
ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは10個搭載しています。
実際に手にしてみると、とても軽くて巻き心地のいいハンドル回転になっている印象を持ちました。
ローターの追従性も良く、軽快な巻き取りからの連続キャストを実践しやすいでしょう。
大型魚が掛かってからのドラグレスポンスも良好なので、ライトラインを巻いていても安心して引き寄せ作業をおこなえます。
実売価格は3万円台と、ハイスペックならではの価格帯に収まっています。
ラインのストック量を増やして、ロングキャストやドリフトアプローチにも取り組みたいなら、4000番サイズも視野に入れてみてください。
丸鱸70ESの気になる発売日は、2023年の3月を予定しています。
メーカー希望販売価格は、1,800円です。
独特のデザインを纏ったバイブレーションルアーで、河口域の広大なエリア攻略や、防波堤からの潮目狙いなどを実践してみましょう。
バイトが発生したら、それまで手元に届いていた振動がパッと消えます。
それを合図にロッドを立てて、リールハンドルを回しながらフッキングを決めるようにしてください。
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