テイルウォークのバスロッド【フルレンジ】が2022年リニューアル!全15機種を徹底チェック
テイルウォークのバス釣り用ロッド・フルレンジシリーズが、2022年リニューアルを果たしました。 全15機種がラインナップ、大きく分けると3つの使い方に絞ることができるようになっていま…
FISHING JAPAN 編集部フェンウィックといえば、アメリカを代表するロッドブランドです。
1980年前後にリリースされた豊富なラインナップで、バス釣りを覚えた人は多いでしょう。
現行のフェンウィックには、当時のデザインを彷彿とさせるデザインを施した、カームウォーターシリーズが用意されています。
いったいどんなスペックに仕上がっているのか、実釣インプレをご紹介しましょう。
目次
フェンウィックのカームウォーターシリーズとは、徹底したショートレングスによる取り回しのしやすさと、オールドテイストを追求したバス釣り用ベイトロッドのことです。
グラス素材をブランクスに活かしたグラスモデル6機種と、カーボン素材を採用しているグラファイトモデル4機種から選べるようになっています。
最長で5.6ft=168cmなので、オーバーヘッドキャストはもちろん、サイドハンドやバックハンドキャスト繰り出しやすいのが特徴です。
それらをシングルハンドル、つまり両手を添えずに片手でおこなえるように、独特なグリップデザインに設計されています。
まさにこの部分が1980年代のオールドテイストそのもので、トップウォーターフリークたちがこのシリーズに執着する理由でもあります。
ブランクスのカラーバリエーションも豊富で美しく、長く使いたくなる要素に満ち溢れています。
この中から、実際に使ってみたロッドをピックアップしてみましょう。
●フェンウィック・カームウォーターCW54CLJ
グラス素材で出来ているベイトロッドで、全長は163cmと、やや短めに設計されています。
アキュラシー精度の高いキャストを繰り出せますし、着水音を抑えたアプローチもやりやすい印象です。
適合するモノフィラメントラインは、8lbから20lbまで。
適合するルアーウエイトは、7gから18gまでです。
ウエイトはグリップも含めて、242g。
Lパワーブランクスで、メーカー希望販売価格は37,000円です。
8g前後のポッパーをラインに結んで、オーバーハングの奥へ送り込んでバイトを取るのに適しています。
ロッドワークを実施しても、さほどポッパーが移動しないのが嬉しいです。
美しいベンディングカーブを描いてバスからの負荷に耐えてくれるので、バラシを抑えてランディングに持ち込めるでしょう。
ガイドにラインが絡まりにくいのも、大きなメリットです。
●フェンウィック・カームウォーターCW56CMLJ
グラス素材でMLパワーを保持しているブランクスを採用したモデルです。
全長は168cmで、ウエイトは245gになります。
適合するルアーウエイトは、7gから21gまで。
適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから20lbまで。
1ピース構造でグリップ着脱式は、他のモデルと同じです。
メーカー希望販売価格は、38,000円となります。
水の抵抗がかかりやすいダーターやスイッシャーなどを、自在に使いこなしたい人に使ってもらいたい1本です。
キャストフィールは良好で、曲がってからの復元スピードも早め。
さまざまなシチュエーションで操作しやすい1本といえるでしょう。
●フェンウィック・カームウォーターCWG56CLJ
カーボン素材でブランクスを設計しているグラファイトモデルです。
全長は168cmと、シリーズ最長となっています。
ウエイトは232gで、グラス素材よりも軽く作られています。
適合するルアーウエイトは、5g前後から14g程度まで。
適合するモノフィラメントラインは、6lbから14lbまで。
メーカー希望販売価格は、37,000円です。
カーボン素材独特の張りが備わっているので、弾道の低いキャストでピンスポットを撃ち抜くことができます。
用いるのは、小型のペンシルベイトが中心になるでしょう。
ここぞ!というポイントに着水させてから、軽快なドッグウォークアクションを与えつつ、バイトを呼び込みましょう。
フェンウィックのカームウォーターシリーズに装着して使ってみたくなる、おすすめのリールを取り上げてみましょう。
丸型で200番サイズのベイトリールなら、クラッチも切りやすく、ルアーの操作もやりやすいでしょう。
20lb前後の太いモノフィラメントラインを巻くことのできる、多めのラインキャパも求められます。
シマノから発売中の、カルカッタコンクエストシリーズです。
ローギア設定なので、ラインスラックを活かしたロッドワークをおこなうのに向いているでしょう。
ギア比は4.8対1ですから、ハンドル1回転につき57cmのラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は6.0kgで、自重は260gです。
スプール寸法は、直径が38mmで幅が22mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら20lbを100m巻けます。
ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリング数は12個装備されています。
実際に使ってみると、軽快に飛距離を伸ばすことができ、ただ巻きリトリーブも安定する印象です。
DCブレーキを搭載していますから、バックラッシュトラブルを徹底して抑え込めます。
丸型ながら姿勢は低めで、しっかりパーミングできるのが強みです。
実売価格は5万円台と、ハイスペックならではの価格帯に収まっています。
特に20lbナイロンラインとの相性が良く、ロングキャストも近距離のアキュラシーキャストも、しっかり対処できます。
バックラッシュが気になる人なら、購入を検討していいのではないでしょうか。
オールドテイストを壊すデザインではありませんから、フェンウィックロッドに上手くマッチしてくれます。
シマノ(SHIMANO) 両軸リール 22 カルカッタコンクエスト 200XG カルカッタ バス釣り
2022年にリリースされた、エクストラハイギア仕様のカルカッタコンクエストです。
このモデルには、DCブレーキは搭載されていません。
ギア比は7.5対1なので、ハンドル1巻きにつき89cmのラインを巻き取ることができるように作られています。
最大ドラグ力は6kgで、スプールの直径は38mm、幅は21mmです。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら20lbを100m巻けます。
自重は235gで、ハンドルの長さは45mmです。
ボールベアリングは、合計で13個装備しています。
実際に手に取ってハンドルを回してみると、やや重く感じてから回り出すイメージ。
軽やかとは言い難いものの、慣れてくればこういうものか!と割り切れるレベルです。
キャストしたルアーの回収が早いので、手返しのいいアプローチを繰り出したい人におすすめの1台です。
実売価格は4万円台と、ハイスペックならではの価格帯に収まっています。
1日のキャスト数を底上げしたいなら、使ってみる価値はじゅうぶんあるのではないでしょうか。
フェンウィックのカームウォーターシリーズの特徴や実釣インプレ、おすすめのベイトリールをご紹介しましたが、いかがでしたか?
6ft未満のショートレングスなブランクスは、アルミボートやカヌー・カヤック・フローターなどからキャストするのに向いています。
着水音をできるだけ抑えて、深く沈んでいるバスをも水面まで呼び出してみましょう。
このロッドなら、トップウォータールアーやクランクベイト・ジャークベイトなどを柔軟に使いこなせるでしょう。
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