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ナマズの釣り方特集!飼育にもチャレンジしてみよう

FISHING JAPAN 編集部

河川などの淡水エリアで釣り対象魚として人気を保っているのが、立派なヒゲを生やしたナマズです。

もし運よく小型サイズのナマズを釣り上げたら、持ち帰って飼育してみるのも楽しいでしょう。

ここでは、ナマズの特徴や釣り方・飼育方法についてご紹介します。

ナマズってどうやって釣ればいいの?

ナマズとは、ナマズ目ナマズ科に属している淡水魚のことです。

日本には3種類が生息しているようですが、関東の霞ヶ浦水域ではアメリカナマズ=チャネルキャットフィッシュが激増しているとのこと。

かなり大型サイズになるので、釣り方や取り込み方・料理方法も在来種とは異なります。

ここでは、日本全国の河川などで見かけるナマズについて、深掘りしてみましょう。

ナマズの生態は、とても個性的です。

ヌルリとした粘液で覆われた体表で、幅のある大きな頭部と口を持っています。

いかにも大食漢といった風貌で、エビ・カニ・カエル・小魚などを捕食します。

ナマズの体型は楕円形をしていて、長いヒゲが伸びているのが特徴です。

このヒゲ、上アゴと下アゴに1対ずつの計2対4本で構成されています。

ナマズの幼魚のころには、下アゴにもう1対のヒゲがあって合計6本なのですが、成長していくにしたがって1対は消えてなくなります。

ナマズは、ウロコを持っていません。

目はとても小さくて可愛い印象、左右お互いにかなり離れています。

成魚になると、最大で60cmから70cmほどの体長に育ちます。

ナマズの口を開けてみると、ヤスリのような形状の歯が並んでいます。

それから味覚を持っていて、ヒゲを含む全身を使って味を判別することができる魚です。

それでは実際にフィールドへ足を運んでみましょう。

ナマズは、水温が10℃を超えてくると、捕食活動を積極的におこなうようになります。

時期でいえば、2月ぐらいならじゅうぶん釣りの対象魚に成り得るでしょう。

そこから春・夏・秋の終わりまで、11月いっぱいぐらいまで釣り上げることができます。

ナマズの居場所は、河川の本流よりも流れの緩やかな水路がおすすめ。

水田地帯に連なっている水路を見つけたら、クルマを停めて探索してみてください。

その際、いきなり水際に立つのではなく、草や木の陰に隠れるようにして水路に近づきましょう。

そうすると、ナマズからこちらの姿を発見されてしまう事態を防げます。

貴重な1匹を確実に釣るために、ぜひ実践してください。

水路におけるナマズの釣り方!

ナマズの釣り方は、エサ釣り・ルアー釣りとも有効です。

エサ釣りの場合、ミミズやカエルなどを太軸のシングルフックに掛けて、水路へアプローチします。

岸際から突き出している草などを見つけたら、その日陰側へ投入してください。

ナマズは夜行性なので、日中は日陰で待機しているケースが多いです。

排水管などが水路に連なっていたら、その中へ仕掛けを放り込むのもいいでしょう。

ルアー釣りの場合も、基本的には日陰+カバー周りを攻めることに。

エサ釣りよりも飛距離が伸びるので、広範囲をテンポよく探っていくのに向いています。

音を発生させるノイジー系ルアーを選ぶと、まるで威嚇するかのような激しいバイトをしてきます。

釣り上げたナマズを持ち帰って飼育してみよう!

釣り上げたナマズを持ち帰って、飼育してみましょう。

小型サイズのナマズなら、長さ60cm程度の水槽でじゅうぶん。

成長してきたら、それに合わせて窮屈にならないような大型の水槽に換えてあげてください。

ナマズを飼育する際には、水槽の底に砂を敷き詰める必要はありません。

入れてしまうと、ナマズの肌を擦って傷めてしまうことになるからです。

水温調節は、極端に低くなり過ぎないようにして、上限は28℃前後を超えないようにします。

意外と水を汚すタイプの魚なので、こまめに水替え・清掃をおこなってください。

注意したいのは、大きく成長したからといって、ナマズを放流しないこと。

飼育すると決めたからには、最期まで飼い続ける責任が発生すると考えてください。

ナマズを釣るのに使ってみたいおすすめタックルを選んでみた!

それではナマズを釣るのに手にしたい、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ルアー釣り用なら、しっかりと飛距離を伸ばせて、食い付いてきたナマズの強烈な引きに負けない頑丈なものを用意したいものです。

太いラインは必須で、糸ヨレの不安を解消したいなら、ベイトタックル一択となります。

AbuGarcia (アブガルシア) ズームサファリ (ZoomSafari) ZMSC-665M パックロッド ベイト ライトロック バス エリアトラウト

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アブガルシアブランドからリリースされている、携行性の高いモバイル系ベイトロッドです。

全長は1.98mですから、ロングキャストを実践しやすいですし、オカッパリで周囲の草木に引っ掛けてしまうトラブルも防げるでしょう。

継数は5本なので、仕舞寸法はなんと44.6cm。

ここまで短くなれば、タックルバッグやデイパックに入れて持ち運びするのかとても楽です。

常にクルマのトランクルームに保管しておいても、さほど邪魔にはならないでしょう。

標準自重は151gとやや重め、適合するルアーウエイトは、9gから28gまでです。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら8lbから16lbまで。

ブランクスはMパワーで、カーボン素材含有率は、95%になっています。

実際に手に持ってみると、Mパワーの割りにはしなやかに曲がり込むテイストに仕上がっていて、継目の曲がりも素直な印象です。

10g以上のルアーをぶら下げてバックスイングすると、上手く曲がり込んで反発を活かしたキャストをスムーズにおこなえます。

ナマズやブラックバスを釣り上げましたが、ブランクスの張りが強過ぎて弾いてしまうことはなく、フッキングからランディングまでの流れが安定しています。

実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。

グリップ周りも握りやすく、長い時間釣りを続けていても疲れを感じてしまう展開にはなりにくいでしょう。

シマノ(SHIMANO) ベイトリール 両軸 19 スコーピオン MGL 150 右 バス釣り ロックフィッシュ

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スコーピオンシリーズのロープロファイル系ベイトリールです。

シマノ独自のSVS遠心フレーキシステムを搭載しているので、キャスト後半の伸びをかなり引っ張れるようになっています。

ギア比は6.2対1ですから、ハンドル1回転につき66cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

最大ドラグ力は5.5kgとじゅうぶん、自重は210gです。

スプール寸法は、直径が34mmで幅が25mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら16lbを100m巻けます。

ハンドルの長さは42mmで、ボールベアリングは7個搭載しています。

実際にフィールドで試してみると、スプールの回転は軽やかでオーバーランしにくく、バックラッシュトラブルを防ぎながら飛距離を伸ばしていくことが可能です。

ハンドルノブはつまみやすく、濡れた指でも滑りにくくなっています。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。

水路なら幅が狭いので超ロングキャストはあまり出番がありませんから、ラインを20lbにシフトしても巻き糸量は足りるでしょう。

ナマズ釣りをマスターして飼育にもチャレンジしてみよう!

ナマズの特徴や釣り方・飼育方法、おすすめの釣りタックルを取り上げましたが、いかがでしたか?

グロー系カラーを施したルアーを使えば、暗がりでの釣りでバイトマーカーとなってくれます。

意外とバイトミスが多いので、グロー系カラーで引き付けてから上手くフッキングに持ち込みましょう。

夜釣りは足元が見えにくいですから、携行タイプのLEDライトを持ち歩くようにしたいものです。

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