ステイで誘えるスイングマイキー115が2022年ジャッカルから新発売！

ジャッカルから2022年、新たなジョイント系ビッグベイトが登場します。

その名は、スイングマイキー115。

大き過ぎないボリューム感と、1ozクラスの軽めのウエイトが、通常タックルでの使用を可能にしています。

その特徴や使い方、マッチするおすすめのタックルについてご紹介しましょう。

スイングマイキー115とは、2022年ジャッカルからリリースされる、ジョイント系ビッグベイトのことです。

全長は115mmで、ビッグベイトというカテゴリーの中では、コンパクトに仕上げられているでしょうか。

そのぶんキャストの際に空気抵抗は抑えられますし、着水音も静かに収まるはず。

魚を驚かさずにアプローチの第一歩を踏み出せるのは、大きなメリットといえるでしょう。

ウエイトは28.5gなので、キャスタビリティはじゅうぶんあるものの、従来のような極太ビッグベイト専用タックルを用意する必要がありません。

MからMHパワー程度のブランクスのベイトロッドに、12lb前後のモノフィラメントラインを100mほど巻けるベイトリールがあれば、しっかり扱えるように作られています。

これなら専用タックルを持ち歩かなくて済むので、オカッパリシーンで積極的に活用したくなります。

スイングマイキー115のボディ形状に注目してください。

全体的に体高があり、フナやブルーギル・タナゴなどにそっくりです。

日本の淡水域に棲むベイトフィッシュの外観フォルムに合わせることで、バスの食性をストレートに刺激する特徴を持っています。

扁平フラットな側面で、きっちり水押しできるのも、高い集魚効果につながるでしょう。

そして、ジョイント部分にも工夫が盛り込まれています。

通常のジョイント系ビッグベイトのものよりも、可動域が広げられているのです。

これにより浮かしているステイ状態に対して、ラインテンションを与えるだけで、ボディをくねらせるようなアクションを発生させることが可能に。

移動距離を短く取って、時間は長めにネチネチと誘うことで、スレたフィッシュイーターたちを本気にさせられるでしょう。

頭部アゴ下には扇状のリップが付いていて、正面からの水流を的確に受け流せます。

ロールよりもメリハリのあるウォブリングアクションを演出しやすいのは、とてもありがたいことです。

ソルトのシーバスゲームなどにも、積極的に転用できそうです。

フックは、4番サイズのトレブルフックが、ベリーとテールに付いています。

スイングマイキー115の最後尾をチェックしてみましょう。

既存のビッグベイトなら、縦方向に尾ヒレパーツが付いていました。

スイングマイキー115の最後尾は、なんと横水平のフラット。

これなら左右に振るウォブリングアクションを、スムーズに拡大しやすいですし、ロールしようとするボディの動きを抑えることにもつながります。

振りの良いテールを持ったビッグベイトなら、さまざまなシチュエーションで活躍できるでしょう。

スイングマイキー115には、全部で8種類のカラーバリエーションが用意されています。

リアルなベイトフィッシュカラーや、背中側に視認性の高い配色を施したカラーなど、多岐に渡っています。

釣り場に合わせて使い分けながら、当たりカラーを見つけ出してみましょう。

●ピンクバックオイカワカラー

●ジャパンシャッドカラー

●ブラックインパクトギルカラー

●ナチュラルギルカラー

●スイングオイカワカラー

●RTリアルギルカラー

●チャートバックパールギルカラー

●スイングドチャートカラー

それではスイングマイキー115をキャストしてリトリーブするのに、おすすめのタックルをご紹介しましょう。

ロッドは、ベイトロッドなら太いラインを用いてロングキャストすることが可能です。

7ft前後の長さでMからMHパワーのブランクスがあれば、広範囲を自在に探れるでしょう。

オカッパリアングラーに人気のゾディアスシリーズから、7ftを少し超えるベイトロッドを選んでみました。

MHパワーのブランクスなので、スイングマイキー115を背負うことがカンタンです。

全長は2.18mで、軽く振るだけで飛距離を伸ばしやすいでしょう。

継数は2本ですがセンターカットではなく、グリップジョイント方式を採用しています。

仕舞寸法は、185.6cmと長めになります。

自重は122gと軽く、先径は2.1mmとやや太目の設計です。

適合するルアーウェイトは、10gから30gまで。

適合するラインは、モノフィラメントラインなら10lbから20lbまでです。

これならスイングマイキー115を操作するのに、じゅうぶんな強度を持っているといえそうです。

グリップの長さは270mmで、ブランクスのカーボン素材含有率は100.0%です。

実際に手に取ってみると、長さの割りに持ち重り感は強く感じない仕上がりになっています。

振りからのブレが小気味よく収束するので、ジャークやトゥイッチなどのロッドワークも繰り出しやすいでしょう。

実売価格は1万円台と、とても低価格に設定されています。

7ft超えの長さがあれば、このまま河口域へ持ち込んで、シーバスゲームを楽しめそうです。

ただ巻きリトリーブはもちろん、ステイ長めのデッドスティッキングも有効なので、ぜひフィールドで試してみてください。

DCブレーキを搭載した、シマノのロープロファイル系ベイトリールです。

パーミングしやすく手首を柔軟に使えることで、長時間の釣りでも疲れにくいでしょう。

ギア比は6.3対1ですから、ハンドル1回転につき67cmのラインを巻き取ることができるようになっています。

最大ドラグ力は5.5kgで、自重は210gと軽め。

スプール寸法は、直径が34mmで幅が22mm。

ラインキャパは、モノフィラメントラインなら12lbを100m巻けます。

ハンドルの長さは42mmと短めで、ボールベアリングの数は6個です。

実際にフィールドで使ってみると、DCブレーキの恩恵でロングキャストしやすく、その際にバックラッシュトラブルが起きにくくなっています。

トラブルが無ければ次のキャストに移りやすく、手返しのいいアプローチを繰り返せるでしょう。

当然魚が反応してくる機会が増えるので、効率よくフッキングに持ち込むことが可能となります。

手のひらにすっぽり収まってくれるコンパクトさは、急なバイトにも対応しやすく、スイングマイキー115のポテンシャルも引き出しやすいはずです。

16lbのラインで80mも巻けますから、濃いカバー周りで接触を絡めたアプローチを実践するのも、安心でしょう。

スイングマイキー115の気になる発売日は、2022年の4月を予定しています。

メーカー希望販売価格は、3,190円です。

ジョイント系ビッグベイトは、水面で浮かしているだけで、微妙にアクションするケースがあります。

ジョイント部分の可動域が広いほど、その傾向は強めですから、スイングマイキー115のステイ・ポーズにも期待が持てそうです。

しっかりと誘ってバイトに持ち込めるように、足しげくフィールドに通い込みましょう。