リールのアップ写真

電動ジギングってどんな釣り方なの?特徴やメリット・おすすめタックルをピックアップ

FISHING JAPAN 編集部

船釣りで用いる電動リールが年々高性能化していて、軽量・コンパクトになっています。

そこに装着する充電式バッテリーも、長持ち+軽量化が進んでいますよ。

電動ジギングは、こういった電動リールの進化がもたらした新しい釣り方です。

手巻きリールによるジギングとどの辺が異なるのか、電動ジギングの釣り方やメリットについてチェックしてみましょう。

「軽いったって、結構な重さなんでしょ?」

自重は400グラム半ばから700グラム程度でしょうか。

これならロッドを支えながらジギングをするのは、全然可能ですよね。

電動ジギングにはどんなメリットがあるの?

電動ジギングとは、軽量コンパクトな電動リールを用いておこなう、オフショアジギングのことです。

これまでは手巻きタイプの両軸リールやスピニングリールでおこなっていたものが、一気にオートマチック化されますよ。

自らの手で巻き上げなくて済むわけですから、それ以外のところにチカラを注いで魚を釣り上げればいいのです。

電動ジギングのメリットについて、ひとつずつ挙げていきましょう。

まずは、アングラー自身がとても疲れにくいこと。

基本的には、ロッドを支えるだけでOKです。

片手でロッドを保持しながら、もう一方の手で巻き取りの速度を調整していきます。

ただ巻きでメタルジグを引き上げつつ、一定の水深まで到達すれば、そこでクラッチを切ってまた沈めることが容易です。

その間にロッドワークを加えてもかまいませんし、ただ巻きのスピードも任意に上げ下げすることができますよ。

当然魚が食い付いてきたら、一気に巻き上げてランディングに持ち込めますよ。

それら一連の作業を、あなたの代わりに電動リールが全ておこなってくれるのです。

疲れはほとんど溜まりませんから、いつもより集中力が持続するようになります。

集中力が高まれば、微細なバイトを逃さずに釣果を伸ばし続けることができるでしょう。

疲れにくいオフショアジギングなんて、なかなか想像し難いものがありますが、実際に電動ジギングをおこなってみると体感可能です。

ジギングでの巻き取りスピードを記憶可能な電動リール!

電動ジギングでは、過去におこなった巻き上げスピードを記憶しておくことができます。

例えば、大型のブリが連発したときがあったとしましょう。

どれくらいの水深でどれくらいの巻きスピードだったか、カンタンに表示して再現することが可能なのです。

手巻きリールで同じ巻きスピードを再現しようとしても、必ず誤差は発生するもの。

それが電動リールなら、何通りも記憶できるようになっているので、次の釣行でもう一度実践することができますよ。

この要素は、実釣をおこなう上でとても有利に働き、同じようなサイズの魚を釣り上げるのにプラスでしょう。

巻き取りスピードを任意に変更できるのもメリット!

電動ジギングで用いる電動リールには、巻き速度の切り換え機能が搭載されています。

例えば、手巻きの速度と同じくらいのスピードなら、カンタンに再現できるでしょう。

手巻きではまず無理なスピードも、電動リールなら可能です。

ものすごく早い巻き取りに反応してくる青物がいるので、ぜひ試してみたいですよね。

バッテリーに残量があれば、納竿するギリギリまでジギングアプローチを続けられるメリットもあります。

釣りを始めたときと釣り終わりのときで、ぴったり同じ巻き取りスピードを再現できるのはありがたいですね。

電動リールに疲れは蓄積されませんから。

電動ジギングに使ってみたいおすすめリールを選んでみた!

電動ジギングに使ってみたい、おすすめの電動リールをご紹介しましょう。

ダイワならシーボーグシリーズに軽量でコンパクトなタイプが用意されています。

シマノならビーストマスターシリーズに、EJタイプがラインナップされているので、そちらを実釣に投入したいですね。

シマノ(SHIMANO) 電動リール 20 ビーストマスター 1000EJ 電動ジギング 船釣り ヤリイカ スルメイカ ヒラマサ ブリ

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シマノからリリースされている、電動ジギング専用の電動リールです。

コンパクトで扱いやすい機能が満載されているので、この機種から電動ジギングをスタートさせる人は多いですよ。

ギア比は5.3対1なので、ハンドル1巻きで70センチのラインを巻き取れるようになっています。

最大ドラグ力は15.0キロもありますから、大型の青物が掛かってもしっかり対応してくれるでしょう。

自重は700グラム、ラインキャパはPEラインなら3号を400メートル巻けます。

ボールベアリング数は14個で、ハンドルの長さは70ミリですね。

実際に手にしてみると、持ちやすくて各ボタンにも指が届きやすい配置に設計されている印象です。

GIGA-MAXモーターを搭載しているので、全体的なフォルムがコンパクトでありながら、巻き取りパワーはハイレベルでハイスピードに巻き取ることも可能です。

強化ギアシステムによって、大きな負荷にも耐えられますし、耐久性も向上しています。

ビーストマスターシリーズに初搭載となるNEWタッチドライブは、釣りの最中に誤操作してしまうのを防いでくれますよ。

またカンタン操作でクラッチのオン/オフ切替が可能になっているのも嬉しいですね。

実売価格は10万円前後と高額な価格設定ですが、最新スペック満載なので納得の価格といえそうです。

全ての機能をきっちり使いこなせるようになりたいですね。

電動ジギングをマスターして大型青物を釣り上げよう!

電動ジギングの特徴や、おすすめリールを取り上げましたが、いかがでしたか?

乗合船も電動ジギングを受け入れてくれるところが増えてきました。

予約の際にしっかり確認を取って、電動ジギングを実践してみましょう!

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