ヒイラギって魚知ってる?釣り方からさばき方、おすすめの料理法まで一挙ご紹介!
みなさんは“ヒイラギ”をご存知ですか? 恐らく最も馴染み深いのはクリスマスに飾る植物だと思いますが、実は魚の中にもその名を持つものがいます。 防波堤釣りなどで群れになって泳ぐ…
FISHING JAPAN 編集部ラブカって聞いたことはありますか?
深海に棲む魚の名前で、駿河湾や相模湾などでは浅い層に上がってくることもあるとか。
以前テレビ番組の中で、TOKIOのメンバーが捕獲していましたよね。
ここでは、珍しい魚・ラブカについて詳しくご紹介しましょう。
ラブカの特徴から可愛いラブカのぬいぐるみの情報(!)まで、幅広くお伝えしていきます!
ラブカとは、水深1000メートル近くの深海に棲むサメの仲間のことです。
グロテスクで獰猛そうな外観は、映画シン・ゴジラに登場したゴジラ第1形態のデザインベースになったといわれています。
エラの内部が剥き出しになっている辺りが、そのままゴジラの特徴として活かされていますね。
テレビでは、ジャニーズ・TOKIOのメンバーが、番組内で捕獲するシーンを放映していました。
しかも場所は東京湾でしたから、当時とても話題になったことを記憶しています。
ラブカは、なんともインパクトのある顔つきですから、一度見るとすぐ覚えてしまいますね。
どんな生態なのか、興味を持つ人が多いのも肯ける気がします。
原始的なサメの特徴を持っていることから、生きている化石と呼ばれるようになったラブカ。
なかなか目にすることのない貴重な存在ですが、ぜひ近くで生きている状態のラブカを見てみたいものです。
ラブカの体長は、最大で2メートル程度にまで成長することが確認されています。
その長い体をヘビのように伸ばしたり縮めたりして、イカやタコを捕食します。
アゴの大きさがかなり目立ち、鋭い歯を持っているのが特徴です。
このアゴを使って、大きな獲物でもスムーズに飲み込みます。
ラブカには特定の繁殖期はなく、妊娠期間はなんと3年半にも及ぶことが確認されています。
漁師の底曵き網や延縄漁に掛かることがあるようですが、出荷されて市場に出回るのは極めて稀でしょう。
食べて美味しいという情報はほとんど見つかっていません。
ちなみに海上に引き上げられたラブカは環境の変化に適応できず、寿命が非常に短くなってしまいます。
飼育実績のある水族館でも、水槽に入れてからわずか2、3日で死ぬことが多いようです。
2021年3月現在、国内でラブカが展示されている水族館はありません。
ラブカの体全体を詳細に撮影した動画です。ラブカの迫力が伝わってきます。
ラブカが棲息している地域について調査してみます。
大西洋や太平洋に広く生息していることが知られていますが、捕捉されるケースは多くはないようです。
ノルウェーの北辺や、スコットランドやアイルランドの西エリア、フランス、モロッコなどで見つけられています。
また、西アフリカ沖のバビロフ海山や、西大西洋のニューイングランド、ジョージア州などでも目撃され、西太平洋では日本の南東エリア、台湾、タスマニア、ニュージーランド、そしてハワイ、カリフォルニア、チリといった地域でも棲息している模様です。
日本では、相模湾や駿河湾での漁で網に引っかかることがあるそうです。
捕獲されてもたいていはその場で放され、持ち帰られるラブカは水族館等で展示されることが一般的のようです。
一般的な釣りの対象種にはならないと考えられる魚種のようです。
さて、ラブカに関する商品をネット通販で見つけてみましょう。
初めに、関連情報を提供している書籍をチェックします。
専門的な学術雑誌ではなく、図解入りの読み易い本でも、ラブカの情報は取り扱われています。
このことから、ラブカの世間における知名度が上がってきていることがわかりますね。
ツイッターで人気を博したイラストが、1冊の本になって発売されています。
身近な生き物の生態や珍しい動物が、パロディ満載の図解本になっていますよ。
ラブカも掲載されているので必見です。
イラストには全編温かみがあって、著者の人柄がにじみ出ています。
ちなみにこの本の著者であるぬまがさワタリさんは、数多くの本を出版しているので、そちらも要チェックです。
DVD付きの深海の生き物を特集した図鑑です。
普通なかなか見られない深海魚たちの生態がばっちり収めれれた充実の内容で、非常に興味がそそられます。
しかも動画付きですから、実際の色や形、どんなふうに泳いでいるのかも、確認できるようになっています。
水族館へ出向く時間のない人に、ビンビン響く本といえそうですね。
お子様にも大好評の図鑑だとのことです。
こちらの本にもラブカが特集されており、NHKで公開され話題になったダイオウイカも掲載されていますよ。
個人的にはメガマウスが大迫力で、強く印象に残りました。
やはり動画を伴う情報のほうが、記憶にきっちり収められる感じがしますね。
ラブカの場合は、水深1000メートル前後の深海に生息していますから、潜って撮影するのは困難を極めます。
となると、実際に自分の手でラブカを撮影するためには、浅瀬に出てきたところを捕獲して、動画撮影するより他に方法はないだろうなあ・・・と、想像をめぐらせました。
週刊 海の世界No.1(Great Sea World)2014年3月18・25日号 日本近海① ザトウクジラ/深海の世界 クロカムリクラゲ・ラブカ etc (週刊 海の世界(Great Sea World))
こちらは、日本近海の海の生き物を特集した専門誌です。
ラブカも特集されているので、情報収集におすすめの内容ですよ。
ラブカ以外にもザトウクジラや他の生き物の特集が組まれているので、じっくり読み込んで知識を広げてください。
過去に販売された書籍なので、新品・中古品ともに入手は難しくなってきています。
もし偶然見つけたら、その場で押さえておきたいものです。
カロラータ 立体図鑑 サメの仲間 フィギュア (12種 / 解説書・スタンド付き) リアル おもちゃ (知育玩具) 誕生日 ギフト プレゼント (食品衛生法クリア) リアルフィギュアボックス 模型/サメ/クリスマス クリスマスプレゼント
ラブカと同様、サメの種族を集めたフィギュアコレクションです。
自分の空間に飾りたい方は、ぜひ手に入れてみてください。
鮮やかな色彩とリアルな造形は、目を見張るものがあります。
こちらは生態を詳細に記載したカラー解説書が付いており、見て楽しむだけでなくサメについての理解も深めることができます。
カロラータ ラブカ ぬいぐるみ (50×12×8.5cm) やさしい手触り リアル/海の生物 深海魚 (人形 マスコット) ギフト プレゼント 誕生日 (検針2度済み) サメ おもちゃ/クリスマス クリスマスプレゼント
ラブカを丁寧に観察して、その詳細をぬいぐるみに仕上げたものです。
単に可愛く作ってあるだけではなく、解説知識タグが付いてきますよ。
ラブカの生態についても学習できるので、珍しい生き物に興味のある人が満足できる内容になっているといえるでしょう。
サイズは、幅12センチで高さ8.5センチ、奥行きは50センチもありますから大迫力です。
素材にはポリエステル・ポリウレタン・ポリエチレン・AS樹脂・ABS樹脂が採用されています。
魚をぬいぐるみとして製作しているケースは多く、部屋などの身近に置くことで興味はどんどん膨らんでいくでしょう。
ラブカの外見から、このような製品が生まれるとはなかなかイメージしづらいのですが、生々しいリアルを再現するよりも、子供など若い世代に響くグッズが充実するほうが好影響を与えてくれそうです。
水族館はもちろん、実際の海へ足を運んで、そこに棲む生き物の現状を体感できるきっかけを掴んでもらいたいですね。
[COLORATA] カロラータ ラブカ ネクタイ (145×8.5cm / ダークブルー/小紋柄 / シルク100% / ジャガード織) アニマル 鮫 サメ/動物 ギフト プレゼント
なんと、ラブカのネクタイまで販売されています!
非常に珍しい柄なので、人とかぶることはまずなさそうです。
デザインのユニークさだけでなく、素材はシルク100%と、高品質なのもポイントです。
ラブカの部分はジャガード織りで作られていて、プリントのように平坦ではなく、刺繍のような盛り上がりもない仕上がりで、絶妙な存在感を放ちます。
スタイリッシュな雰囲気で、ビジネスのシーンでもカジュアルなシーンでも活躍します。
このようなアイテムをきっかけに、ラブカの存在が少しずつ知られるようになると嬉しいですね。
お菓子のチョコエッグシリーズにも、ラブカが採用されていますよ。
リアルな造形に再現されていて、カラーやボディのうねりなども本物そっくり。
食玩というひとつのジャンルを築いたチョコエッグが、ラブカにも注目していたとは、何だか嬉しいですよね。
知名度の高まりを感じます。
今回はラブカの特徴や関連グッズを取り上げてみましたが、いかがでしたか?
水深1000メートルの世界に棲み、人間とは遠い存在のように思えるラブカですが、近年ではゴジラのモデルになったり、かわいくデフォルメされたぬいぐるみが販売されたりと、徐々に世間に認知されてきているように感じます。
海上に引き上げられたラブカは寿命が非常に短くなってしまうとのことですが、ぜひ一度生きているラブカを見てみたいものです。
珍しいだけに捕獲されると新聞などのメディアで取り上げられることも多いラブカ。
ぜひ今後のラブカ情報をチェックしてみてくださいね。
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