サーフの釣りで使う装備やタックルについて詳しく知りたい!
遠浅のエリアが大きく広がっているのが、砂浜=サーフでする 浅いことで小魚の群れが追い込まれやすく、それを捕食しようとするフィッシュイーターたちが、活発に入り込んで来る場所でもあ…
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サーフゲームでは、さまざまなルアーをキャストして、ヒラメやマゴチなどのフィッシュイーターたちを誘います。
中でも信頼できるルアーが、ミノーです。
ミノーは、細身シェイプで飛距離がよく伸び、左右へのウォブリングアクションやローリングアクションを得意としています。
リップの付いたタイプと、リップレスのタイプが用意されていて、発生するアクションや飛距離が異なります。
また、水面に浮かび上がろうとするフローティング仕様や、ボトムに向かって沈んでいくシンキング仕様が選べます。
使い方を覚えるには、まずフローティングミノーからマスターしていくのがいいでしょう。
フローティングミノーは、泳ぐ際に潜行できるレンジがいろいろ用意されています。
水面直下30cm程度しか潜らないものや、水深1.8mにまで到達するものなど。
当然水深の浅い釣り場では、潜行深度の浅いミノーを使うのがセオリーです。
ただし、注意しなければならないことが、ひとつ。
それはキャストして着水させて、目一杯の速さでリールハンドルを回し、最高潜行深度まで潜らせるのが、目的ではないということ。
どれくらい潜るミノーなのか、イメージとして頭の中に置いておく程度でOKです。
よく潜るミノーのほうが、引き抵抗が強めになる!ぐらいでいいでしょう。
それよりも重要なのが、どれくらいのスピードで泳がせればアクションし始めるのか?ということ。
ウォブリングもローリングも、定められたスピード未満では、実は発生しません。
発生するギリギリのスピードを、ミノーごとに把握しておくと、サーフゲームを有利に運ぶことができるでしょう。
ギリギリのスピードで泳がせて、弱った小魚を演出できるミノーのひとつが、アムズデザインのサスケ120烈波です。
飛び切りのレスポンスと、ミノーとしての扱いやすさを備えた傑作といえるでしょう。
アムズデザイン(ima) ミノー サスケ 裂波 120mm 17g コットンキャンディー #RP206 ルアー
サーフゲームでミノーを有効に使いたいなら、まずは、波打ち際から探りましょう。
立ち位置は、波打ち際からかなり離れた陸地から。
キャストして着水、5mほど泳がせたら、すぐに波打ち際から砂地に乗り上げてしまうアプローチでOKです。
こういう岸際を丁寧に攻めることで、波打ち際まで小魚を追い詰めていたヒラメ・マゴチをバイトに持ち込むことができます。
離岸流を探し出して、超ロングキャストを実践!といった展開は、もっと後でいいのです。
驚くほどバイトが得られるので、波打ち際を無視せず、きっちり攻めるようにしましょう。
サーフゲームにおいて、トゥイッチやジャークなどのロッドワークは、あまり使った経験がありません。
キャストして、ただ巻きリトリーブ。
これが、ベストなアプローチといえるでしょう。
リトリーブのスピードは、前述の通り、アクションがギリギリ発生する程度のスローがおすすめ。
フローティングミノーはもちろん、シンキングミノーも同じです。
ただし、シンキングミノーの場合、着水してボトムに到達するまでは、リトリーブをスタートさせないほうがいいかもしれません。
サーフの沖合いには、ブレイクラインなどの地形変化があります。
それをリップでとらえつつ、ボトムをトレースするように泳がせてみてください。
おすすめのシンキングミノーをひとつ挙げるとすれば、シマノのネッサアサシン140Sジェットブーストです。
しっかり飛んで、アクションレスポンスがとても良好です。
シマノ(SHIMANO) ソルトルアー ミノー 熱砂 ネッサアサシン 140S ジェットブースト XG-214U 002 キョウリンキス
サーフゲームで各種ミノーをキャストするのに向いている、おすすめのスピニングロッド&スピニングリールをご紹介しましょう。
ロッドは、全長3mを超えるブランクスを持った、スピニングロッドがマッチします。
硬さは、あまりガチガチに張りのあるものより、全体的に弧を描くしなやかさが欲しいところです。
リールは、4000番サイズ以上のスピニングリールなら、飛距離を伸ばしつつリトリーブも安定するでしょう。
シマノからリリースされているサーフゲーム用スピニングロッド・ネッサBBシリーズのラインナップから、S104Mを選んでみました。
全長は、3.15mと、じゅうぶんな長さのブランクスに設計されています。
3ピース仕様で、仕舞寸法は110cmにまで縮まります。
ウエイトは、176gと軽めです。
ブランクスの先径は、2.1mm。
適合するルアーウエイトは、8gから36gまで。
ミノーなら、この範囲でしっかり収まるでしょう。
適合するラインは、PEラインなら0.8号から2.0号まで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、94.9%に設計されています。
実際に手に取って継いでみると、張りはしっかりとあるものの、負荷に対しては全体的に曲がり込むように作られている印象を持ちました。
グリップは細身で握りやすく、支えやすいでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
シマノのネッサBBシリーズには、数多くのラインナップが用意されているので、自分が使うミノーに合わせてロッドを選ぶことができます。
シマノからリリースされているシーバスゲーム用スピニングリール・エクスセンスXRシリーズのラインナップから、4000MXGを選んでみました。
シーバスゲーム用ですが、サーフゲームにもじゅうぶん転用できるスペックです。
エキストラハイギアモデルなので、手返しよくアプローチを続けられるでしょう。
ギア比は6.2対1なので、ハンドル1巻きにつき101cmものラインを巻き取ることができるようになっています。
最大ドラグ力は11.0kgで、ハンドルアームの長さは55mm。
ウエイトは、225gと軽めです。
スプール寸法は、直径/ストロークが52/19mm。
ラインキャパは、モノフィラメントラインなら12lbを120m、PEラインなら1.5号を200m巻けます。
ボールベアリングは、9個搭載されています。
実際に手に取ってみると、とても滑らかなハンドルの巻き心地を味わえます。
ローター回転もスムーズなので、糸フケが発生しても素早く回収できるでしょう。
ドラグのレスポンスも良好なので、ライトラインを送り出しながら、大型のヒラメやマゴチとやり取りを楽しめるはずです。
実売価格は2万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
エクスセンスシリーズには、ミノーも用意されていて、そちらもサーフゲームに転用できるものが多いです。
砂の多いサーフで使った後は、帰宅して真水で洗浄メンテナンスを施してください。
スプール周りやラインローラー部分など、砂が付着していそうなところは、入念に洗い流すことをおすすめします。
サーフゲームにおけるミノーの使い方や、おすすめのロッド&リールをご紹介しましたが、いかがでしたか?
河川の河口域に隣接するサーフには、イワシなどのベイトフィッシュが寄りやすいかもしれません。
積極的に釣り場に足を運んで、ヒラメやマゴチの居場所を絞り込んでいきましょう。
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