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マゴチの締め方をマスターして美味しく食べたい!血抜きやさばき方をチェック

FISHING JAPAN 編集部

サーフゲームでヒラメと同じくらい人気の高い対象魚といえば、マゴチです。

体長60センチを超える個体がヒットしてきますから、そのやり取りは大迫力!

なんとか無事にランディングできたら、美味しく食べてみたいですよね。

ここでは、マゴチの締め方やさばき方について、分かりやすくご紹介しましょう。

「砂浜で締めるのって大変だよね!」

バケツやクーラーボックスを自分のそばまで持ち込んでいないアングラーが結構いますから、ちょっと大変かもしれません。

大き目のビニール袋があれば、血抜き作業は楽になりますよ。

マゴチをサーフゲームで釣ってみた!ランディングしてからの処理はどうする?

マゴチとは、砂質のボトムを好んで生息している海水魚のことです。

スズキ目コチ科に属していて、全体的にフラットなカタチをしていますよ。

体高が薄くて、上から見て幅広く長いので、ハゼを巨大化したようなフォルムといえそうです。

目が上側に付いているので、砂に紛れて目で小魚や甲殻類を追い、そばに近づいてきたら一瞬で食い付く習性を持っています。

エラ周りやヒレが鋭利に尖っていますから、釣り上げた後の処理にはじゅうぶん注意してください。

マゴチの旬は、春から夏にかけて。

魚屋さんの店頭に並ぶのも、夏場が多いのではないでしょうか。

産卵時期とちょうど重なるので、捕食も活発で身が太っていますね。

さばくと美しい白身魚ですから、刺身や煮付け・天ぷらなどに調理して食べるのがおすすめです。

釣り上げたマゴチを美味しく食べるには、その締め方が重要になってきますよ。

マゴチの締め方の手順を、分かりやすくご紹介しましょう。

①まず脳締めをおこないます・

マゴチを見てみると、目と目の間にやや凹みがありますから、その丁度真ん中から後ろへ目線を移していきましょう。

やや盛り上がった部分、目から3センチ程度離れた箇所にマゴチの脳があります。

そこを尖ったピックを当てて、一気に刺し貫いてください。

これで全身に血が回ってしまうのを、未然に防ぐことができます。

刺した瞬間、ヒレがパッと立ち上がるような反応があるので、締まったことを確認できますよ。

「なんだかかわいそうな感じがするなぁ・・」

命を奪うので確かにかわいそうですが、それなら釣りそのものを趣味するかどうがまで再検討しなければならなくなります。

魚を釣るということは、美味しく食べて感謝するところまでつながっていると考えるようにしてみてはいかがでしょう。

マゴチの締め方・血抜きの仕方を習得しよう!

②次におこなうのが、血抜きです。

脳を締めてもしばらくは心臓が動いているので、それを利用して体内の血を外に出してしまいましょう。

「そもそもなぜ血を抜いてしまわなきゃならないの?」

身に血が回ってしまうと、生臭くなって食べにくくなるからです。

特に刺身などの生食をおこないたいときは、血抜き作業も必ず実施しておきたいですね。

用意するのはバケツですが、大きなものを持参していないアングラーのほうが多いです。

そういうときは、水汲みバケツとビニール袋を持ち込むようにしましょう。

砂浜にマゴチが入るぐらいの穴を掘って、それを覆うようにビニール袋を敷きます。

窪みの底にビニールがあるので、上から海水を注ぐと、すぐに染み込まずに溜まってくれるでしょう。

水汲みバケツで海水を汲んでは、穴を水でいっぱいにしてください。

そこに脳締めしたマゴチを入れるのですが、身体を裏返して、エラの付け根にナイフで切り込みを入れます。

左右のエラ蓋が交わる辺りに、心臓とつながっている動脈の一端が走っているのです。

そこを切断して海水に浸けると、きっちり血抜きすることができるでしょう。

マゴチのさばき方は動画を参考にして実践あるのみ!

マゴチを自宅に持ち帰って、いよいよキッチンで身をさばいていきます。

骨の位置が他の魚と違って独特ですから、さばき方を習得するにはコツが要りますよ。

最も有効なのは、さばき方動画を観ながら練習をすること。

実際に自分の手に包丁を握って、新鮮なマゴチから骨や内臓・ヒレなどを取り除いてみましょう。

尖った部分は先にカットして、指や手のひらにケガを負わないようにしてください。

ウロコは細かいので、たわしなどを用いて丁寧に剥がすようにしましょう。

マゴチを丁寧にさばいている動画はこちら

マゴチをサーフゲームで釣るのにおすすめのタックルを選んでみた!

マゴチをサーフゲームで引き寄せるための、評価の高いタックルをお伝えしましょう。

繊細なロッドと中型のスピニングリールが揃っていれば、メタルジグやシンペン・ミノー・ジグヘッドリグなどがより操作しやすくなります。

マゴチは海底近くに潜んでいることが多いですが、獲物を追い求める時には、意外と粘り強く近寄ってきて諦めません。

弱いアタリを見逃してしまったとしても、じっくりと誘い続けることをやめないようにしてくださいね。

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シマノから2021年にリリースされた、ショアジギング用スピニングロッドです。

全長3.20メートルと長めに設定されていて、継数は2本。

仕舞寸法は163.6センチになっています。

自重は187グラムと軽めで、先径は2.0ミリ。

適合するジグウェイトは最大で60グラムで、ルアーウェイなら10グラムから52グラムまで操れますよ。

適合するPEラインは、1号から2.5号までですから、しっかりロングキャストして広範囲を探りたいですね。

ブランクスのカーボン素材含有率は、98.9パーセントです。

実際に手にしてみると、ハイパワーXで補強されているブランクスは、張りがあってブレの収束が早めな印象です。

ガイドにもラインが絡みにくいですから、手返しよくキャストを続けることができるでしょう。

また軽さが感度をアップさせていて、クリップを握る手に変化が随時伝わってきますよ。

フッキングの際はロッドを立てて、描いた弧が伸び切ってしまわないように、巻き取りを続けてみてください。

サーフならそのままマゴチをずり上げてしまえば、ランディングは無事完了です。

実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっていますよ。

サーフゲームはもちろん、シーバスゲームやショアジギングなど、さまざまな釣り方に転用しながら使いこなしてくださいね。

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シマノから発売中のストラディックシリーズ、番手は4000番なのでラインキャパはじゅうぶんです。

ギア比は5.8対1ですから、ハンドル1巻きにつき95センチのラインを巻き取ることができるようになっています。

実用ドラグ力/最大ドラグ力は、6.0/11.0キロもありますから、大型魚が掛かっても安心してやり取りをおこなえますよ。

自重は280グラムと、さほど重くは感じないレベルに抑え込まれています。

スプール寸法は、直径が52ミリでストロークが19ミリ。

ラインキャパは、PEラインなら1.5号を200メートル巻けますよ。

実際に使ってみると、剛性感がしっかり伝わってくる作り込みで、ローターやハンドル回転も滑らかです。

ラインローラーはスムーズに回っていますから、あまり糸ヨレを心配する必要はなさそうですよ。

キャストの際のスプールからのライン放出も順調で、手返しにテンポが生まれやすいでしょう。

実売価格は2万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に設定されています。

ショックリーダーラインを現地で素早くつなげるように、日頃から自宅で練習しておくようにしましょう。

T字型のハンドルノブは、手のひらで包み込みやすく安定感があります。

マゴチの締め方をマスターして美味しく食べよう!

マゴチの特徴や締め方、おすすめの釣りタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?

河口域でもよく釣れるマゴチ、釣り込むとなかなか面白い習性を持っていることが分かってきます。

歯がキツめなので、フィッシュグリップなどを活用して保持するようにしたいですね。

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