サーフゲームでマゴチを釣りたい!7月の攻略法を詳しくチェック
サーフゲームのターゲットといえば、ヒラメやマゴチが挙げられます。 晩秋から春にかけて、早めに釣れ始める印象が強いのがヒラメで、6月ぐらいからマゴチの盛期に入る感じでしょうか。 …
FISHING JAPAN 編集部遠浅のエリアが大きく広がっているのが、砂浜=サーフでする
浅いことで小魚の群れが追い込まれやすく、それを捕食しようとするフィッシュイーターたちが、活発に入り込んで来る場所でもあります。
そんなサーフの釣りを、分かりやすくご紹介しましょう。
目次
サーフの釣りで釣れるのは、浅瀬に追い込まれるイワシなどを捕食するフィッシュイーターたちです。
具体的には、ヒラメやマゴチが有名でしょう。
フラットなカタチをしていて、自らの姿を砂地に隠してしまうことができるので、真上を通り過ぎる小魚をカンタンに捕食できます。
それから小型から中型程度の、若い青物。
カツオやブリなどの若魚は、かなり活発にサーフへ突っ込んできては、イワシの群れを襲っています。
手の届く距離まで迫ってくるケース、つまり波打ち際近くまで追い込みをかけることがありますから、ショアからのキャスティングゲームでじゅうぶん釣り上げられるでしょう。
そして、シーバス。
サーフの近くに点在しているテトラ帯などに、シーバスの若魚が定着していて、そこを拠点にサーフへ追い込みをかけています。
サーフのブレイクラインには、チヌ・キビレが泳いでいることも。
甲殻類を好んで食べている印象が強いですが、夏場のサーフに出向くと、複数匹のグループでイワシを狙っているところを見かけます。
ギラリと銀色に光る体色を、澄んだ水質なら発見できるのではないでしょうか。
豊富な魚種が、ギュッと集まっているサーフ。
それらを釣り上げるのに必要な装備を、ひとつずつピックアップしてみましょう。
まずは、長靴。
そのまま波打ち際へ立ち込むケースもあるので、足周りを濡らさないための必携装備です。
ヒザ上から腰までも濡らしたくない人は、ウェーダーを胸辺りまで着込むのがベター。
夏場は水温が高いので、厚手生地のものより、通気性を考慮したものを選んでください。
とはいえ、入って来る海水を防ぐウェアですから、快適な着心地重視のアイテムはあまりありません。
しっかりと海水の浸入を防ぎつつ、耐久性・柔軟性のあるものを選んでおくと、長く使えるでしょう。
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サーフの釣りの装備では、浮力体付きのゲームベストは必須です。
手持ちのタックルボックスでは、手が塞がってしまい、ロッドを持って移動するのが難しくなります。
収納力が豊富で、機能性に富んだゲームベストなら、キャスティングの動作を繰り返しても平気でしょう。
防水処理が施されているものなら、貴重なスマホやパスケースなども守ってくれます。
大きめのポケットが、複数箇所に配置されているゲームベストを選ぶようにしたいものです。
Water Rocks(ウォーターロックス) ゲームベスト WRGV-6114-01 ブラック フリー
サーフの釣りで効果的な各種ルアーも、しっかりと持ち込みましょう。
ロングキャストを実践できて、広範囲を探れるものといえば、メタルジグが有名です。
それをもっとタイトに振動させて、フラッシング効果も上げたものが、鉄板系バイブレーションルアーになります。
トレブルフックの数が、3連のものも用意されているので、ショートバイトでも掛けることができるかもしれません。
その他ジグヘッド+ワームやミノーも、フィッシュイーターたちの反応を得やすいでしょう。
実は、サーフの波打ち際にも、数多くの魚が集まってくることが分かっています。
軽めのジグヘッドに、シャッドテール系ワームを装着して放り込むと、すぐに食い付いてくる可能性があります。
なのでいきなり水辺に立たずに、少し離れたところから波打ち際へアプローチすることを忘れないでください。
サーフの釣りに使ってみたくなる、おすすめのタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、ロンクキャストも近距離キャストもこなせる、操作性の高いスピニングロッドが合います。
リールは、3000番サイズ前後のスピニングリールなら、さまざまなシチュエーションに対処できるはずです。
シマノ(SHIMANO) ソルトウォーターロッド シーバス ムーンショット 2021年モデル S100M シーバス ショアキャスティング
シマノから発売されているロングレングスなルアーキャスティングゲーム用スピニングロッド・ムーンショットシリーズの中から、S100Mを選んでみました。
全長は3.05mもあるので、ロングキャストを実践するのにとても適しているでしょう。
継数は2本なので、仕舞寸法は156.0cmにまで縮まります。
クルマからの積み下ろし作業時には、ロッドティップやガイドなどを干渉させないように注意してください。
ウエイトは166gと軽めで、ブランクスの先径は1.8mmと太め。
適合するメタルジグウエイトは、最大で50gまで。
ルアーウエイトなら、8gから42gまで背負うことができるようになっています。
適合するラインは、PEラインなら0.8号から2号まで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.8%に設計されています。
実際にサーフで使ってみると、とても振りやすくて、バットパワーもしっかり備わっていると感じました。
全体的に美しいベンディングカーブを描いてくれるブランクスですから、大物が掛かっても曲がりを利用して魚を弱らせることができます。
ガイドにはラインが絡まりにくく、手返しのいい連続キャストを繰り出しやすいでしょう。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
これからサーフの釣りをスタートさせよう!と考えている人に、おすすめの1本といえそうです。
グリップ周りやガイド周りには、サーフで使うと砂が付着しやすいです。
そのまま放っておくと、ラインが触れたときに傷んでしまうかもしれないので、釣行から帰宅したら必ず拭き取りメンテナンスをおこなってください。
シマノからリリースされている汎用型で深溝スプール搭載のスピニングリール・ミラベルシリーズの中から、C3000番サイズのハイギア仕様を選んでみました。
ギア比は6.2対1ですから、ハンドル1回転につき91cmのラインを回収することができるようになっています。
実用ドラグ力は3.5kgで、最大ドラグ力は9.0kg。
ウエイトは205gと軽めで、スプール寸法は直径が46.5mm、ストロークが14.5mmです。
ラインキャパは、PEラインなら2.0号を200m、モノフィラメントラインなら2.5号を180m巻けます。
ハンドルの長さは55mmで、ボールベアリングは5個採用されています。
実際に手に取って使ってみると、とても操作性が高く、軽快な巻き心地を体感できるようになっています。
ハンドルノブはつまみやすく、ローターの回転もスムーズ。
ラインスラックが発生しても、すぐに巻き取りを完了することができました。
実売価格は1万円台と、とてもコスパ優秀な価格帯に収まっています。
ひとつ上のサイズの4000番もラインナップされていますから、自分の釣りスタイルや使ってみたいラインの号数に合わせて、使い分けてみましょう。
ラインローラー部やスプール周りに砂が付着しやすいので、真水で洗浄メンテナンスを施すことを忘れないでください。
サーフの釣りの装備や釣り方、おすすめのタックルについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
サーフには危険な毒針を持った魚・エイが潜んでいて、ルアーに食い付いてきたり、足で踏んでしまうことがあります。
むやみに海の中へ立ち込まずに、しっかり観察してから摺り足で歩を進めると、トラブルはかなり防げるでしょう。
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