ヒラメって釣るにはどうすればいいの?食べて美味しい旬や釣り方を知りたい!
初めて寿司屋でヒラメを食べたときの感動は、その美味しさを忘れられないほど強烈で、それからヒラメ釣りに夢中になりました。 そんなカンタンには釣れないヒラメですが、一つ一つの難関を…
FISHING JAPAN 編集部サーフヒラメゲームを楽しんでいるアングラーは、春から初夏にかけてのアプローチ方法を工夫している人が多いです。
そもそもこの時期に、ヒラメはどんな動きをしているのでしょうか。
ここでは、春から初夏にかけてのサーフヒラメゲームの釣り方について、詳しく紐解いてみましょう。
目次
サーフヒラメゲームを春から初夏にかけておこなう際に、まず注目したいのは、ヒラメが置かれている状況です。
直近で発生するイベントは、ズバリ!産卵なのです。
そこでかなり体力を使うので、ヒラメは積極的の捕食を繰り返して、体力をチャージしようと試みます。
春にはアジやイワシの群れが接岸してきますから、その姿を追ってヒラメも浅瀬に入ってくるように。
サーフでいえば、最も岸に近いブレイクライン。
もっと活性が上がってくると、波打ち際までイワシを追い詰めて捕食するケースも。
とにかくアグレッシブに追い込みをかけてきますから、そういうヒラメの動きに合わせた釣り方が求められるでしょう。
まずは、サーフに立つ前に、イワシの群れを探しましょう。
サーフの近くに高台や山があれば、一度登ってみてください。
そして海を見下ろすと、真っ黒に色が変わっている箇所を見つけることができるでしょう。
まるで絨毯のように、ところどころが真っ黒なら、それがイワシの群れと見なせます。
真っ黒な群れが、サーフに接近している場所を絞り込んだら、そこへタックルを持って急行してください。
サーフに到着しても、波打ち際に近づいてはいけません。
できるだけ低い姿勢で近づいて、波打ち際から10mは離れた位置から、最初の1投をスタートしてください。
着水させるのは、波打ち際そのものや、岸から5m程度の沖合いです。
水深でいえば、1mに満たないかもしれません。
でもその場所がとても重要で、ヒラメが群れから外れたイワシを、すでに追い込んでそこまで来ている可能性があるのです。
水深が浅いので、トップウォータールアーでもヒラメが食い付いてくる確率が高いです。
このアプローチをしないまま、サーフの波打ち際に立ち込んでしまう人かがいるので、ヒラメに余計なプレッシャーがかかり釣れなくなってしまうわけです。
シマノ(SHIMANO) ソルトルアー ミノー 熱砂 スピンドリフト 95F フラッシュブースト XF-H95W 005 Aレッドヘッド
サーフヒラメゲームで波打ち際を最初に撃つ際に、どんなルアーを使えばいいでしょうか。
おすすめは、細身シェイプでやや比重の高いミノーです。
全長は10cm前後でじゅうぶん、できれば群れを構成しているイワシのサイズに合わせましょう。
ミノーはフローティングタイプにして、釣り場にウエイト調整用の板オモリを持参します。
リップの後ろ側と、ベリーフックの後ろ側の2ヵ所に、カットした板オモリを貼り付けてください。
キャストしてやや潜らせてからキルを入れ、ゆっくりと水面まで浮上するセッティングになればOKです。
実際にこの板オモリチューニングミノーをキャスト、着水したらリールハンドルを回して、少し潜行させます。
すぐに回すのを止めて、その場で浮かせましょう。
浮き上がっている途中で、ヒラメが食い付いてくることがありますし、水面で揺れているときにもチャンスがあります。
サーフヒラメゲームで波打ち際を叩いたら、次にアプローチするのが、最も岸に近いブレイクラインです。
その周辺でヒラメが止まっている可能性があり、自分の上を無防備に通り過ぎるイワシを狙っているのです。
ブレイクラインの位置を知るには、シンキングタイプのルアーが不可欠でしょう。
おすすめは。メタルジグ・シンペン・ジクヘッド+ワーム辺りでしょうか。
キャストし着底させたら、ゆっくりとロッドを立てます。
ブレイクラインに引っ掛かったら、ロッドティップが曲がり始めるので、リールハンドルは回さずにロッドを倒します。
自分の前方へ向かって倒し、ロッドの向きをラインと同じベクトルに合わせてください。
そうするとラインのたるみが発生しやすく、ヒラメが食い付いてきたら、ピーンと張り詰めてくれます。
それを合図に、フッキング動作へ移りましょう。
パームス(Palms) メタルジグ ザ・ダックス20 50mm 20g ブルーピンク MG-09 TDX-20/MG-09 ルアー
春から初夏にかけてのサーフヒラメゲームにおいて、超ロングキャストを展開するタックルよりも、接近戦重視のタックルをご紹介しましょう。
ロッドは、ややショートレングスで軽めバランスのスピニングロッドがマッチします。
リールは、4000番サイズでエクストラハイギアモデルのスピニングリールを選んでおけば、他の釣り方にも応用が利くでしょう。
シマノ(SHIMANO) ソルトウォーターロッド シーバス ムーンショット 2021年モデル S86ML シーバス ショアキャスティング
シマノからリリースされているショアキャスティング用スピニングロッド・ムーンショットシリーズの中から、ショートレングスモデルを選んでみました。
全長は2.59mしかありませんから、取り回しの良さはバツグンです。
継数は2本で、仕舞寸法は133.4cmになっています。
ウエイトは133gと軽めで、先径は1.7mm。
適合するルアーウエイトは、6gから32gまで。
適合するラインは、PEラインの0.6号から1.5号までです。
ブランクスのカーボン素材含有率は、98.4%に設定されています。
実際に手に取ってみると、とてもシャープで張りのある印象を持ちました。
負荷が掛かると、MLパワーブランクスらしく、しっかり曲がり込んでくれます。
ショートレングスなので飛距離は見込めませんが、ショートディスタンスのアプローチを繰り返しながら、フッキング動作を実践するのに向いているでしょう。
飛距離の欲しい人は、これより長いロッドに持ち替えればいいわけです。
でも一瞬の対応が遅れてしまうので、軽さ・短さのメリットを活かしながら、ヒラメを追い詰めたいものです。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 23 ヴァンキッシュ 4000XG
2023年に新しくリリースされたシマノのヴァンキッシュシリーズの中から、4000XGを選んでみました。
既存モデルのヘビーユーザーなので、新しい機種にも期待大です。
ギア比は6.2対1なので、ハンドル1巻きで101cmものラインを巻き取ることができるように作られています。
最大ドラグ力は11kgで、ハンドルの長さは55mm。
ウエイトは205gと、驚くほどの軽量化が施されています。
スプール寸法は、直径が52mmで、ストロークが19mm。
ラインキャパは、PEラインなら1.5号を320m巻けます。
ボールベアリングは、11個搭載しています。
ここまで軽ければ、一日中キャストを繰り返しても、さほど疲れを感じる展開にはなりにくいでしょう。
実売価格は5万円台と、ハイスペックならではの価格帯に設定されています。
ショートディスタンスなアプローチに使うなら、3000番台のヴァンキッシュでもかまわないのですが、とにかく軽いので4000番サイズでも柔軟に使いこなせるでしょう。
サーフヒラメゲームの釣り方や、おすすめルアー・タックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
サーフに降り立ったらロングキャスト!か基本ですが、産卵が絡む時期には、波打ち際・ブレイクラインのチェックは欠かせません。
丁寧にショートディスタンスなキャストから入ることで、釣れるヒラメの数はアップするでしょう。
もしバイトがあってバラしても、遠くに逃げてしまうことはほとんどないので、しばらくポイントを休ませてから再度アプローチしてみてください。
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