ヒラメを釣ったらどんな料理にしよう?お造りやフライが最高に美味しい!うまさ歯ごたえ抜群のヒラメ料理をご紹介!
ヒラメはクセのない典型的な白身魚です。 その特徴から、いろんな料理にアレンジできます。 釣り上げて間もない新鮮なうちは、お造りや昆布締めなどにしていただくのが一番いいでしょう…
FISHING JAPAN 編集部初めて寿司屋でヒラメを食べたときの感動は、その美味しさを忘れられないほど強烈で、それからヒラメ釣りに夢中になりました。
そんなカンタンには釣れないヒラメですが、一つ一つの難関を克服すれば、ヒラメがどこにいるのかを想像することが可能になります。
ここでは、ヒラメの特性や釣りのテクニック、さらには美味な旬やおすすめのタックルについて詳しくお伝えします。
「やっぱり、ヒラメ釣りって難しいんでしょうか?」
分かりづらく考えすぎると進展が見込めませんので、一つ一つの難関を解決していきましょう。
そもそもヒラメとは、どんな魚なのでしょうか?
カレイ目カレイ亜目ヒラメ科ヒラメ属の魚で、身体の左側を上にして生活しています。
目も左側に寄っていますから、水上に向いているのが左側で、ボトムを向いているのが右側になります。
カレイとは真逆になるので、よく覚えておいてください。
ヒラメが好んで生息しているのは、砂地です。
砂の中に潜り込んで姿を隠し、目だけ出してキョロキョロ。
自分を上を通り過ぎていく小魚などを凝視しつつ、頃合いを見て一瞬で襲い掛かりますよ。
そのスピードたるや、ものすごい速さで、砂煙が巻き上がる大迫力。
身近な対象を襲うのはもちろん、水面近くに浮かぶルアーにまで、急浮上して噛み付くことがあります。
不器用に見えて、泳ぎは達者。
ボトムでいるくせに、水面までの急浮上はお手のもの。
これがヒラメの特徴といえるでしょうし、こういう生態を踏まえて釣り方を考えたいものです。
ヒラメの生息域は、ごま浅いシャローエリアから水深200メートルにまで、幅広くなっていますよ。
日本の沿岸なら、北海道のオホーツク海・日本海・太平洋沿岸から本州・九州の日本海・東シナ海沿岸・太平洋沿岸・瀬戸内海などです。
ショアからのキャスティングゲームで浅場を狙い、船釣りで深場を狙うのがセオリーといえるでしょう。
泳がせ釣りやジギングなど、釣り方は多種多様ですから、絞り込んでアプローチする必要が出て来ます。
防波堤でサビキ釣りをしていて、釣れたアジやイワシを餌にして泳がせ釣りをすると、思わぬ大型ヒラメに出会えることもあります。
ランディングネットは、枠の大きなタイプを用意しておきしょう。
フィッシュグリップでアゴをしっかりつかんでから、写真に撮ったりクーラーボックスに入れたりしたいですね。
ヒラメの釣り方について、カンタンに始めてみたいなら、砂浜=サーフからのキャスティングゲームをおすすめします。
長めのスピニングロッドと4000番前後のスピニングリールを用意して、ロングキャストができるようにセッティングを煮詰めてください。
ジグでもミノーでもジグヘッドリグでも、バイトをとらえることができます。
キャストしてボトムを取り、そのままただ巻きリトリーブするのがベター。
アタリははっきりと伝わってきますから、ロッドティップが曲がるぐらいの衝撃を得たら、フッキング動作に入ってください。
ラインには、伸びのないPEラインを使うのがいいでしょう。
大きな負荷のかかる釣り方ですから、ショックリーダーラインとのノットは、じゅうぶん気を付けて仕上げるようにしましょう。
鋭い歯による危険を避けるために、頑丈なフィッシュグリップを必ず携行したいですね。
ヒラメの旬は、秋から冬にかけて。
特に大型のヒラメが美味しくなるので、この季節に釣り上げたいものです。
食べ方は、刺身・昆布シメ・カルパッチョなど、鮮度が高ければおすすめですね。
その他煮付けや塩焼き・フライなどにもよく合います。
独特の白身で透明感があり、小骨がないので食べやすいですよ。
上手くさばけるように、動画などを観ながら練習してください。
歯が鋭いですから、取り扱いにはじゅうぶん注意しましょう。
白子なども美味しく食べることができますよ。
それではヒラメのショアから釣るのに、おすすめのキャスティングゲーム用タックルを取り上げてみましょう。
とにかくサーフからロングキャストできるもの、そのためのスペックを搭載したアイテムを選びたいですね。
ロッドは10フィート以上で、スピニングリールは4000番前後。
そこにPEラインとショックリーダーラインを巻いて、釣り場へ向かうようにしたいものです。
シマノ(SHIMANO) ロッド ネッサ BB S1002M オールラウンダー サーフゲーム ヒラメ
シマノからリリースされている、サーフヒラメゲーム用のスピニングロッドです。
全長3.1メートルと結構長めですから、ロングキャストするのに向いていますよ。
継数は3本なので、仕舞寸法が110センチにまで縮まります。
自重は185グラムと、長さの割りには軽めに仕上げられているのが嬉しいですね。
先径/元径は、2.2/16.2ミリです。
適合するルアーウェイトは、8グラムから35グラムまで。
メタルジグなら、最大42グラムまでキャストすることが可能です。
適合するPEラインは、0.8号から2号まで。
ブランクスのカーボン素材含有率は、95.6パーセントになります。
実際に手に取ってみると、さほど持ち重りを感じずに振り回せますよ。
グリップの握りも細くて安定しますし、ガイドにラインが絡んでしまうトラブルも、ほとんど発生しませんでした。
ショアジギングで使うロッドよりは柔らかく出来ていますが、軽め・小さ目のルアーをキャストするなら、これくらいの調子のほうが振り抜きやすいでしょう。
実売価格は1万円台と、とても安い価格帯に収まっています。
積極的にキャストを繰り返しながら、ヒラメからのバイトを待ってください。
同じ水域に潜んでいるマゴチが、襲い掛かってくることもひんぱんにあります。
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 19 ストラディック 4000XG サーフ ヒラスズキ ライトショアジギング・キャスティング
シマノから発売中の人気スピニングリール・ストラディックシリーズの4000番です。
さまざまな釣りに使えるので、1台持っておくと重宝しますよ。
ギア比は6.2対1ですから、ハンドル1回転で101センチものラインを回収することができます。
最大ドラグ力は、安定の11.0キロ。
きっちり締めておけば、想定を超えるヒラメが掛かっても慌てず対処できるでしょう。
自重は280グラムなので、さほど重さを負担に感じることなく釣りを楽しめるはずです。
スプール寸法は、直径が52ミリでストロークが19ミリです。
ラインキャパは、PEラインの2号で240メートル巻けます。
実際にフィールドで使ってみると、ライントラブルが少ないことを強く感じますね。
糸ヨレが発生しにくく作られているので、手返しよくルアーをキャストできます。
その回数が増えれば、釣れるヒラメの数も比例して伸びていくでしょう。
実売価格は2万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に収まっています。
ハイエンドモデルに匹敵するようなハイバランスに仕上がっているので、長く手元に置いて釣りを楽しめるでしょう。
メジャークラフト ルアー メタルジグ ジグパラ SURF 28g #50 ヒラメ ゴールド JPSURF
メジャークラフトからリリースされている、サーフヒラメゲーム用のキャスティングジグです。
最後尾にコロラドブレードが付いているので、しっかりとした波動を起こしつつ、S字系の泳ぎを見せてくれますよ。
ウエイトは28グラムと、扱いやすくなっています。
カラーはヒラメゴールドで、さまざまなシチュエーションでもヒラメの関心を集めてくれるでしょう。
このモデルは塗装がはがれにくく作られていて、太軸のフックが標準で装備されています。
実際にサーフでキャストしてみると、よく飛んで飛距離を稼ぎ、リトリーブすればその泳ぎによる振動が、しっかり手元に伝わってきますよ。
実売価格は600円前後と、とても安い価格に設定されています。
これなら多くのカラーを手元に揃えて、釣り場できっちりローテーションをおこなってみたいですね。
ヒラメの特徴や釣り方・食べ方、おすすめのタックルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
サーフでロッドを振る際には、周囲に他のアングラーや散歩している人がいないか、しっかり確認してください。
ヒラメが食い付いてきたら、波打ち際から一気に陸へ上げてしまうようにしましょう。
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