ヒラメ 薄造り ネギ 大根おろし 皿 写真

ヒラメを釣ったらどんな料理にしよう?お造りやフライが最高に美味しい!うまさ歯ごたえ抜群のヒラメ料理をご紹介!

FISHING JAPAN 編集部

ヒラメはクセのない典型的な白身魚です。

その特徴から、いろんな料理にアレンジできます。

釣り上げて間もない新鮮なうちは、お造りや昆布締めなどにしていただくのが一番いいでしょう!

歯を押し戻すほどの身の弾力、それをしっかりと噛みしめている間に、ほのかな甘味を伴った、いかにも白身魚らしい旨みがじわじわと口の中を席巻し、至福の時間をもたらします。

今回は、そんなうまみたっぷりのヒラメを使った料理を、下ごしらえから丁寧にご紹介しましょう!

ヒラメの下ごしらえ

普通の魚よりも扁平な体をしたヒラメを下ろして造りにするとき、3枚下ろしにはできません。

頭の後ろ、背の中央から包丁を入れ骨に沿って切り進みながら左右に開きます。

片側を開き終わったら、魚をひっくり返して背の中央から包丁を入れ、左右に開きます。

これで身が4枚と中骨が残り、5枚下ろしの完成です。

ヒラメを捌く時はこれが基本ですから、ぜひマスターしておいて下さいね!

鮮度が命!ヒラメの薄造り

まずは、ヒラメの薄造りです。

5枚下ろしにした身を薄くそぎ切りにして皿に盛っていきます。

しっかりした身なので、厚めに切り過ぎないように気をつけましょう!

アゴがだるくなってしまうほど歯応えがいいです。

てっさよりは少し厚めに切って皿に盛りつけ、刻みネギと紅葉下ろしを添えてポン酢でいただくのが一番美味しいですね。

昆布締めにしてお酒のアテに

昆布締めは、ヒラメの旨みに昆布の美味しさが加わってしっかり味が付き、ついついお酒が進む一品になります。

5枚下ろしにした身の一片を昆布で包んで寝かせるのですが、その前に下準備があります。

ヒラメの身に軽く塩をして水気を取っておきましょう。

また、ヒラメを包む昆布は、お酒でふいて汚れを綺麗に落とした後、ヒラメの身全体をしっかり包み冷蔵庫で寝かせておきます。

あまり長期間冷蔵庫で寝かせると身が締まりすぎるので、2~3日が食べ頃でしょう。

ヒラメの希少部位を味わう

ヒラメには美味しい稀少部位があります。

食通ならよくご存じの縁側ですね。

この縁側の身は、ヒラメのたんき骨と呼ばれる部分についた筋肉のことです。

つまり、体の周りを取り囲むよう両側にある鰭に付いている筋肉なんですね。

鰭は、ヒラメが泳ぐ時に最もよく使う部分なので、とても発達していて、歯応えのある身が味わえますよ!

少ししか取れない稀少部位なので、じっくり味わってみて下さい!

唐揚げは熱いうちに!

ヒラメの身は油との相性もいいので、揚げ物にしても美味しいです。

5枚下ろしにした身は皮付きのまま適当な大きさに切り、軽く小麦粉をはたいて揚げて下さい。

揚げ終わったら塩をぱらぱらと振り、熱々のうちに食べて下さい!

ほっこりした身が口の中で弾みますよ!

カルパッチョでおしゃれに

ヒラメの洋風料理でイチオシは、やはりカルパッチョですね!

オリーブオイルとの相性が最高です。

5枚下ろしにした身を少し厚めに切り、野菜をあしらった上に並べていきます。

きれいに並べ終わったら、塩と黒コショウを振りオリーブオイルを掛けたら完成です! 

つるりとした食感を楽しみながら食べると、口の中でヒラメの旨みとオリーブオイルの美味しさが融合して実にいい味になります。

きっと一切れ食べただけで、白ワインが欲しくなりますよ。

釣り人の皆さんも、ぜひヒラメを釣って、いろんな料理を味わってみてくださいね!

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